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(2019年7月13日追記)Xiaomi Mi Band 4登場!
Xiaomi Mi Band 3の後継機種、Mi Band 4が発売されました。現在はシステムの日本語化はまだなのですが、通知やアプリの日本語化は終了していますので、ぜひチェックしてみてください。高精細・カラー有機EL液晶を搭載しており、より魅力がアップしています!
シャオミ(Xiaomi)のスマートバンドを購入しました
こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。今日は、Xiaomi(シャオミ)のMi Band 3という、いわゆるスマートバンドをご紹介したいと思います。スマートバンドとは、リストバンド型のデバイスで、時計はもちろんですが、歩数計やスリープトラッカー(睡眠状態のチェック)、心拍数検知など、各種のアクションを記録してくれるいろいろなセンサーを備えています。
これまでは、Apple Watch Series 3(以下AW3)を愛用していたので、AW3との違いを踏まえてご紹介したいと思います。
AW3は便利だったけど、だんだんと方向性の違いが…
つい先日までは、私は2017年の9月に発売されたiPhone 8 PlusとAW3と同時に購入しました。iPhone 8 PlusもAW3もFelicaチップを内蔵しているので、SUICA定期券はAW3に移して使用していました。いろいろできるし、本当に便利だと思います。
でも、次第に根本的な、というか根の深い問題が気になってきました。AW3に限らず、スマートバンドやスマートウォッチって、利き腕じゃない方に装着しますよね。私は右利きなので、改札では左手につけたAW3を体の斜め右前方に突き出すような形でタッチしなければならず、毎回面倒でしたし、AW3はタッチはし辛いので、時々うまくタッチできず、後ろの方に迷惑かけちゃってました。
それだけではなく、ちょっと取扱に気をつかうのも気になっていました。AW3はプールでも海でも使える耐水性能を持っているのですが、シャワーやお風呂などのときは外してます。だんだん、重さも気になってきます(42mmアルミニウムケースとブラックスポーツバンドで70g)。
また高価なので(39,744円税込)乱暴に扱えない…もっと雑に使っても良いのかも知れませんけど…夜眠るときもそうです。バッテリーがフル充電から2日くらいで切れてしまうので、結局就寝時は外してしまうので、iPhone本体でスリープトラックしてましたけど、これやっぱりまだ完璧な存在ではないんですよね。
まとめるとこんな感じです。気になるポイントは人によって違うと思いますが、私はダメでした。
- ウリの電子マネー内蔵については、時計を左腕に装着していると使いにくい
- そもそも高価なので、スポーツシャワーなどで気軽に使えない
- 頻繁に充電が必要なため、トラッキングできない時間が発生する
Mi Band 3なら、24時間365日つけっぱなしでいろいろ計測してくれる!
なんどかの自分の奥底から湧き上がってくる声に抗えなくなって、いわゆるスマートバンドで、安価かつ機能も豊富な代替機を探していたら、ちょうどXiamiから、同社で大ヒットした「Mi Band」の最新版、Xiaomi Mi Band (以下MB3)が発売されたという情報がはいってきたので、通販サイトのBanggood.comで購入しました! 送料は無料で、4,156円でした。
※2018年9月11日に日本国内での正式販売が開始されたので、そちらのリンクを貼っておきます
Xiaomi Mi Band 3の特徴
MB3の主な特徴はこんな感じです。
- 0.78インチの有機ELタッチスクリーン搭載、重さはたった20g
- 5気圧(50m)の防水性能
- 手をひねることでスクリーンを点灯
- 心拍計・歩数計・スリープトラッキング・座りすぎ警告
- スマホ連動での通知機能・電話通知機能
- イベント・アラーム機能
- 20日のロングライフバッテリー(設定条件によって短縮)
- 高機能なスマホ用アプリ(Mi Fit)との連携機能(日本語対応)
これだけのハードウェアと便利な機能を満載して、価格がなんと4千円ちょっとです。1つだけ問題なのは、現在購入できるのはいわゆる「中華版」なので、画面表示が中国語で他の言語に変更できません。インターナショナル版も登場するみたいですが、今は購入できません。まぁ、我々日本人の利点として、漢字が読めるので、なんとか想像でいけるのではないかと思い、まずは購入してみました。
到着…思ったとおりなんとかなりそう!
パッケージをあけるここんな感じで、非常にシンプルでした。
付属品は、本体、本体をはめ込むリストバンド、USBで充電するための専用ケーブルの3点です。バンドや充電用ケーブルも、やはりBanggoodで別売りパーツとして購入できるのでその点は安心ですね。
ミニバンドを起動するとすぐにスマホのアプリと連携するように求められます。
この画面も中国語で表示されていますが、表示されているグラフィックでスマホと連携せよ、と言われているのはなんとなくわかりますので、Mi Fitをダウンロードして早速起動してみます。
正解! この通り、MB3とスマホのシンクロも無事終わり、さらには連続してファームウェアアプデートもすんなり終了しました。この辺がスマホとスマートバンドを近づけておくだけでスムーズに実行できたので、良かったです。
Mi Band 3の標準機能と主な設定を紹介します!
MB3の標準画面はこんな感じです。曜日が中文表記ですが、これは土曜日の意味ですね。
連携後のアプリのトップ画面はこんな感じです。基本的に、アプリを起動するとこのステータス画面が表示されます。毎回、アプリ起動時にMB3と通信して、その時点で各種の情報をアプリにコピーしてくる感じですね。
先にプロフィールの方をお見せすると、こんな感じでデバイスの設定関係にアクセスできます。
設定もかなり細かく行えます。バンドの位置や、手首を持ち上げた時に情報を表示する時間帯の設定、また心拍数の取得感覚を設定できます。
1分間ごとにすると非常に細かくできますが、バッテリーの消費も早くなります。
MB3の便利機能ベスト8
開封から、基本的な設定方法をご紹介してきましたが、ここからは実際に使ったときの数値もお見せしながら、「MB3の便利だと思う機能8選」をご紹介します!
①睡眠トラッカー
流石にずっと付けているだけあって、睡眠トラッカーの精度、また表示される内容も非常に良いと思います。他のユーザーの方との比較、はまぁ参考程度ですが、
こんな風に睡眠の質に関して評価されたり(怒られてばっかりですけど)
過去7日間の平均睡眠データと比較して昨晩の睡眠がどうだったのか、をコメントしてくれます。お酒を飲んだ晩に「深い睡眠」が少なくなるとか、体感ともマッチしていて、今のところ、この睡眠の質を改善するという目標がでてきたのでそれだけで十分使い物になってます。
②心拍計
次、心拍計です。これ、AW3と同じ、光電式容積脈波記録法 (フォトプレチスモグラフィ) と呼ばれる方法で計測してます。毎秒数百回 緑色のLED ライトを点滅させ、それを計測することで血流の変化=鼓動としてカウントするんですね。
通常時はつまらないと思うので、前回筋トレしたときに計測されたMAX心拍を。一日の心拍数をずうっとカウントしてくれ、予め入力しておいた身長・体重・年齢などから、有酸素・無酸素運動に該当する心拍数レンジに何分くらいいたのか、を計算してくれます。
本体の方でも、心拍が気になったらこの画面でOLEDディスプレイの下の凹みを押し続けると、その時点での心拍数をカウントしてくれます。
③歩数計
歩数計も正確です。24時間、家の中でも、シャワーでもトイレでもどこでも計測されているので、スマホ単体より断然正確ですね。
④イベントリマインダー・アラーム機能
これもなかなか便利だな、と思いました。私は、こまめに水分を飲むようにしているのですが、MB3のリマインダーにセットしておけば、平日の指定した時間に、メッセージとともにMB3がバイブで教えてくれます。
実際に表示されたところはこんな感じです。画面は青く写っていますが、本当はもっと白色に近い色合いです。「提醒(Tíxǐng)」は、中国語で「思い出させる=リマインダー」の意味ですね
アラームもセットできるので、iPhoneのアラームのバックアップに下記もセットしてます。
⑤天気予報機能
さっと天気予報が確認したい時、今日・明日・明後日3日間の天気予報がチェックできます。このスピード感、スマホをチェックしたり、AIスピーカーに聞くより早いので、便利ですね。
⑥アプリ連携通知機能
アプリ各種が行なう通知を、MB3でも表示するかどうかをアプリごとにON/OFFできます。
実際に通知が入った時の表示はこんな感じです。左は「ポケモンクエスト」、右は改札でモバイルSUICA定期券を使った時の通知内容ですね。絵文字は化けてしまいますが、日本語はバッチリです。
⑦座りすぎ警告
この機能をONにすると、1時間動かないと座りすぎを教えてくれます。開始時間と終了時間をセットできるので、勤務時間中だけを指定することも可能です。さらに細かくて、一番下の「Do Not Disturbモード」を設定すると、ランチ時間のみ機能を動作させない設定が可能です。なんかこの辺も細かいですよね。
⑧アクティビティ機能
アクティビティは、該当する内容をタップして開始することで、各アクティビティの運動強度や心拍と合わせて使用カロリーなどを算出・分析してくれたり、最小・最大心拍を設定することで、目的の心拍ゾーンをバイブで教えてくれる機能を備えている「模様」です。模様というのは、私は筋トレだけで有酸素運動はしていないので、まだアクティビティ機能はテストできていません。
まとめ:Xiaomi Mi Band 3いいヤツ!
Apple Watch 3からXiaomi Mi Band 3に乗り換えて、今日で約10日経過しましたが、今のところとても良いです。なんといっても、価格が安いので、雑に扱え、そもそも小さくて軽いのであまり気にならず、空気のような存在です。それでいて、手首をひねると画面点灯とか、精度の高い心拍計とか機能的にも満足しています。
ちなみにApple Watch 3は、妻に譲りました。42mmなので、手にするには大きいのですが、今サードパーティのアクセサリーで首から下げるようなパーツもあるんですね。
スマートウォッチ自体に多機能・高性能や大画面を求めるか、そちらはシンプルでも良いので、ウェアラブルを追求するのかは人それぞれだと思います。また、この秋9月には更に進化したApple Warch Series 4が登場すると噂されていますので、それも楽しみにしています!
追記(7月8日)替えバンド届きました
(オリジナルのまま)長いお付き合いになりそうなので、おととい互換のシリコンストラップ注文しちゃいました。これ1つたった335円ですよ! 4色買っても1,340円で、しかも送料無料です!ただし納品予定日は7月29日ってなってますけど(笑)。まぁ、のんびり待ちますよ。
↑と、これを投稿した7月3日には書いてたのですが、昨日すでに配達されちゃいました!早いじゃん! で、それぞれこんな感じのパッケージに入って届きます。
まぁ、黒は今のと変わらないので他の色をば。あ、実際に腕に装着した感じをお伝えしたいので、実際に見に付けて見て写真撮ってます。おっさんの手首で恐縮です。
白。これ結構気に入ってます。シリコンの手触りもさら・ざらといった感じで、すべてマットな仕上げですがぱっと見はそんなに安っぽい感じでもありません。夏は、白が爽やかでいいかもしれませんね。
ブルーは、結構明るめの色合いでした。これも悪くないかも。
最後はレッドです。ブルーとレッドは、洋服とか持ち物の色に合わせて選ぶ感じですかね。いずれにせよ、それぞれたったの335円!ですし、多少雑に扱っても気になりませんので、購入時から替えバンドも何個か購入してしまっても良いかも知れませんね!
ちなみに、この約1週間の間に一度、アプリのアップデートと本体の更新がありました。アプリを起動するだけであっという間に終了したので、何が変わったのかはわからなかったのですが、快適に使用しています。
粘れば、今の結構バッテリーの消費がはげしそうな設定=アプリ通知全部「あり」、心拍測定も「1分刻み」でも10日くらい充電不要みたいですが、平日だと忙しいこともあるかもしれないので、週末に26%くらいになった状態でシャワーを浴びている間に100%まで充電しておきました。
Xiaomi Mi Band 3:1ヶ月・24時間ずっと装着してわかったナイスな点・イマイチな点
ども、Daveでございます。今日は、7月3日に導入して依頼、1ヶ月とちょっと、24時間肌身離さず装着してわかった、Xiaomi Mi Band 3(シャオミ ミーバンド 3、以下Mi Band 3)のナイスな点とイマイチな点をお伝えしたいと思います。
購入の理由と期待していたこと
この後、Mi Band 3を一ヶ月近く使ってみての「良かったところ」と「悪かったところ」をお話しするのですが、基本となる評価基準は「24時間365日、つけっぱなしでいろいろ計測してくれるアクティビティトラッカー」がベースになっています。求めるものが違えば評価も変わると思いますので、その点ご了承ください!
改めて。ではまいります。まずはイマイチな点からいきますね。100点から初めて、加点・減点方式で採点していきます。それでは!
イマイチな点5つ…
①充電が専用ケーブルなのでうざい
Mi Band 3には専用のUSB対応充電ケーブルが付属しています。このケーブル、専用なんで無くすとアウトです…一回どこかにいってしまい、必死で探したことがあったので、今は写真のように、他のUSBケーブルにモビロンバンドでくくりつけて無くさないようにしてます。これ、面倒なので、初めから2つ付けるべきだと思います。
一度、無くしかけて大変だったので、-20点!
②晴天の屋外で見にくい
モノクロのOLED液晶ということもあり、コントラスト強めなので、普通の室内だと非常にパキっとしたクリアな表示で見やすいのです。でも、野外の明るいところは苦手ですね。手で覆えばなんとか見れるのですが。
まぁ、競合の製品もこの価格帯だとこんな感じだけど、改善はしてほしいので-10点
③シネマモードがない
映画や演劇の鑑賞時に、一時的に表示を消灯させる機能です。後半ででてくる「手首くいっ」が、特に映画を見ているときには迷惑なので、さっと設定できればいいのですが。
小さい機能なんですが、映画館や劇場では気を使うポイントなので-5点!
④現時点ではまだ、中国語表示のみ…(追記あり:日本語対応しました!)
2018年08月17日現在、まだ日本語化されてません。まぁこれはわかって先物買いしてるので、そんなにイマイチって感じではないです。ただ、何回かMi Band 3本体のアップデートが2回位あったので、ちょっと期待しちゃいます。一方で、後半に登場しますがアプリのデキが良く、かつ完全日本語対応しているので助かってますけどね。
これは、中国語版もついに日本語化してくれたので+15点!
と、書いていた約1ヶ月後、ついに正式アプリで日本語対応しました。このマイナス点は解消されてます! くわしくはこちらをご参照ください。
⑤バイブの調整機能がない
睡眠時の時のバイブと、活動中のバイブで振動の長さや強さが調整できるといいな、と思いました。目覚ましには弱く、リマインダーにはしつこいという「帯に短し、タスキに長しバイブ」です。
これ、強弱は難しいかもしれませんが、振動の長さくらいは短<中<長など設定できればと思いました。
すぐ実装できそうなのに! -10点
と、いうことで、まず減点は合計-30点されて現在70点まで評価が下がりました。続いて、ナイスな点の発表です!
ナイスな点5つ!
①装着していることを忘れる軽さとサイズ
これですよ、これ! 誇張まったくなしで存在を忘れてることがよくあります。まさに「メガネを掛けているのにメガネを探す」状態。「あれ? Mi Band 3つけてたっけ?」と手首を確認したことが数回ありました。
結果、仕事、遊び、就寝、風呂などなにをやっていても全然気になりません。もし充電の必要がなければ、24時間365日装着してなんのストレスもないと断言します。
これが最大の購入ポイントでもあったので、+5億点!といいたいところだけど、+20点かな
②連携アプリが高機能でしっかり使える
これも、ぜひ以前の記事を参照いただきたいのですが、睡眠の質を判断してくれるスリープトラッカーとか、歩数計、運動消費カロリーをチェックしてくれるアクティビティモニターなど、Mi Band 3から得られる情報を便利に最大限活用して見やすく・分かりやすく表示してくれます。あと、下記写真のように、アプリからの通知もしっかり日本語で表示されます。これも便利。
この価格で、しっかり連携してくれて、情報量や機能も豊富だから+20点!
③「手首くいっ」がちゃんと動作する
正式には「手首を持ち上げて情報を表示」という機能です(もっと良い呼び方が発明されないかな)。
普段は消灯していて、手首をくいっとした時だけ表示を点灯させる機能ですね。これ、ちゃんと使い物になります。機能があるのに反応鈍いと電車やバスで「なんであの人手首くいくいしてるの?」と大変恥ずかしいので、確実動作のMi Band 3は良いと思います。時間指定でオフにできるので、就寝時間帯はオフにしてます。
これ、結構確実動作でストレス無いので、+10点!
④スリープトラッカー・歩数計が正確
数値的には、歩数計は歩きながらアプリをチェックすると非常に正確なのがわかります。心拍計は、急な上昇時には高めに出るようですが、継続している場合はジムのトレッドミルの心拍計ともぴったり合ってきますね。
体感的には、入眠・起床や睡眠の質に関する評価と実際の体の調子、眠さとマッチしいる感じ。これはGoodです。
実用上問題なく、正確と思います。まぁ、でも当たり前という気もするので+5点かな
⑤交換バンドが安くて気分転換が容易
TPOに応じて使い分けられる、というほどバリエーションがあるわけではないですが、1つたったの335円(購入時)これだけ安ければ、気軽に交換できますね。交換も、中央の本体部分を引っ張って外し、別のバンドにはめ込むだけ。慣れてしまえば、ものの5秒で完了します。
ちょっとチープだけど、気軽に揃えられるし交換も簡単だから+5点!
総合的な満足度:130点!
まぁ、130点のデキ!と言いたかっただけなんですけどね。でも、重要なポイントとしては、自分がいわゆるスマートウォッチとか、アクティビティトラッカーになにを求めるのか、何が捨てられて、何が捨てられないのか、をまず確認するのが大事だと思いました。
Apple Watch以外にも、Android Wearなど選択肢は色々あるので、色々試してみると良いかもしれません。そういう意味でも(輸入が面倒でなければ)4,000円以下で購入できる、Mi Band 3は良いスタートポイントだと思います。それでは、また!