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今日の午前中は、自社も展示ブースを出展している「新機能性材料展 2018」の自社陣中見舞いと、競合の出展状況のチェックのために、東京ビックサイトに行ってきました。
そして、あくまでそのついでにタイムラプスを撮影してきました。ちょっとその事を書いてみたいと思います。
先日の記事に書いたように、ゴリラポッドと、60分で360度回転する、限りなくキッチンタイマーテイストな回転雲台を手に入れてしまったので、もうタイプラプス映えする風景は無いかと、もうすっかり「タイムラプス脳」になってしまっているわけです。
実は、東京ビックサイトが久しぶりだったので、幕張メッセの記憶とごちゃまぜになっていて、展示会場を上から見下ろしながら展示会場に入っていくイメージだったので、「あの階段の上から撮影したら面白い絵が撮影できそうだな!」とか思っていたのですが、ビックサイトの場合入り口は展示会場と同じ高さだったんですね。
それでも(もちろん全部の仕事を終えて、げふんげふん)タイムラプス脳で必死に探して、会場内と、ゆりかもめの国際展示場駅の前で良さそうな場所があったので撮影してみました。4K30FPSで撮影しています。
タイムラプス映えする風景とは
シンプルな、画面固定のタイムラプスの場合、画面内の動きの要素が少ないと10秒も観ていたら飽きてしまうと思います。回転雲台だと、フレーム自体を移動させることができるので、画面左右にも動くものがあれば、それを時間を追って写し込むことによってぐっと面白い演出が可能になります。
上記の動画は2つのシーンに分かれていますが、初めのビックサイト会場内では、
- 右端の階段上の廊下
- 階段
- エスカレーター
- エスカレーター脇の通路
- 左端の動く歩道
と5つの動きの要素があります。後半の交差点のシーンも
- 左の歩道
- 手前に向かってくる車線
- 奥を左右に走る渡り廊下
- 奥に進む反対車線
- 左端の渡り廊下
と、これまた5つくらいの動きの要素が入っているのが、おわかりになると思います。これら複数の移動の要素が含まれ、それをさらにフレーム自体の移動によって強化すると、さらに面白い、タイムラプスならではの表現ができると思います。
なぜ、タイプラプス動画は魅力的なのか
もうちょっと考えてみました。そもそもなんでタイムラプス動画ってこんなに面白いのかな、と。私の結論では、下記の2つの理由がミックスされているからだと思います。
- 普通の速度だと個々の意思をもった点の移動にしか見えないものが、高速に表示されることでまとまり、意思を伴わない自然現象のように見える(生き物や乗り物など)。
- 普通の速度だと移動していることが見えにくいが、高速に表示されることで意思を伴った動き・躍動感を感じる(太陽や天体の移動や雲・潮の満ち引きなどの自然現象)。
まさに逆転ですよね。1については、エスカレーターを下る人々の群れや交差点に溜まってはながれる車達は、まるでさらさらと砂粒が坂を滑っていくようにしか見えません。
まだ、2の方は時間や場所選びが難しく、これぞ!といった例を撮影できていないのですが、後半のシーンの雲は、明るさを微妙に変化させながら奥に向かってぐんぐんと進行していて、明確な意思のようなものを感じます。
ちょっとこの辺を意識して面白いタイムラプス動画を撮影してみたいと思います。
それでは、また!