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やってみて はじめてわかる ことばかり
今は、ネットで検索すれば、ブログやYouTubeでいくらでも情報が見つけられるのでますよね。でも、やはり呼んだり観たり聞いたりして頭で理解したことと、実際に自分でやってみて蓄積した情報では、情報の濃さに違いがあるんだよなーとも思っています。
ぶっちゃけ、キモとなるポイントはネットでも確認できるのですが、ポイントとポイントの間が埋まっていないような感じです。あるいは、はしごの一段一段の間隔が自分の体型に会っていないみたいな。登山道でも、そのせいで木の階段って妙に登りにくいやつ、ありますよね(あ、脱線)。
ともかく、そういう隙間みたいなのが一杯あるからこそ、レビューとかブログっていくつあっても良いし、私なんかが情報発信する価値があると信じております。
タイムラプス難しいけど経験値増加中
その代表が今ちょっとやりはじめているタイムラプス(低速度撮影)ですかね。1秒に30コマ撮影するところを、1コマしか撮影しないよう撮影(インターバル撮影)して、それを通常の1秒30コマで再生すると、30倍速で撮影したことになりますよね。
で、先日大阪出張の時に、新幹線の車窓にタイムラプスができるアクションカメラを持っていって、撮影してみました。あ、先に言っておくと、これ失敗しています。
何が失敗したかというと3つくらい失敗してますね。
- カメラの位置:低くて、肝心の遠景はちょっとしか写っておらず、手前が超スピードで流れていてなにがなんだかわからない
- トンネル:2回くらい、ブラックアウトしているシーンがありますが、トンネルに入っちゃってます
- インターバル設定:2秒に1回撮影する設定にしていたのですが、新幹線の用に高速で移動するものの場合0.5sで良かったと思います
一応、アクションカメラには色々固定しやすそうなテーブルトップ三脚というやつを装着していたのですが、 新幹線の窓の部分には固定できず、結局直置きになってしまったたのが最大の敗因ですかね…撮影場所を選ばず、固定できるような器具を探します。吸盤式のカメラマウントとか効果的かもしれません。
回転台と組み合わせたらもっと楽しい!
カメラをゆっくり回転する台にのせながらタイムラプスを撮影する映像も撮影していてとても楽しいですね。こんな感じです。もっと明るい時間か、夜撮影したほうがきれいだと思うのですが、撮影自体はまずまず満足しています。
どうでしょうか。使用している回転台は、「Gemtune 60分 360度回転雲台」という製品です。60分で1週360度回転する製品で、不要なのにEndにくるとベルもなります。Amazonのレビューにも頻出キーワードになっていましたがぶっちゃけただのキッチンタイマーですね。
実際、IKEAの安いキッチンタイマーにDIYで三脚穴を空けて使用している方もいらっしゃいましたが、私は不器用なので(涙)、お手軽に約1,700円のこの商品を買かっちゃいました。
上記のタイムラプスを撮影する際には、こんな形で使用しています。
アクションカメラを上に載せ、下にはゴリラポッドを装着しています。ゴリラポッドのおかげで非常に自由な撮影姿勢をとれます。今回、比較的高いところから眼下の交差点を見下ろしたアングルで回転させてますが、こんなのも簡単にセットアップできます。
撮影秒数と回転角度を計算できるようにしてみた
一応、再生時間とインターバル設定を入力すると、撮影に要する時間とその間にこの回転台が何度回転するかを計算するExcelシートも作成してみました。
※毎秒30コマ固定で、回転台が60分で360度回転する場合
この中でも、何回か失敗して一番重要だと気がついたのはインターバル設定でした。で、その判断の基準の考え方は、上記表だと黄色の「再生時間1秒に対する撮影時経過時間(秒)」これ、もっとシンプルな単語にすると「何倍速で撮影するの?」ということですよね。
例えば、新幹線例だと、60倍速はやはり早すぎ、15倍くらいの方が良かったと思います。一方で交差点の撮影では、結構上から広いエリアを俯瞰していますので、30倍速くらいの早めのスピードでちょうどいいと思います。
このように、撮影している距離と、仕上がり1秒あたりの対象物の移動速度を考えることで、適切なインターバル設定と(回転雲台を使用する場合は回転する角度)の目安がわかってきます。
撮影時間はまぁ待てば良いことですし、再生時間が長くなってしまっても、カットすれば良いので、最重要なのはインターバル設定ということがわかりました。コツというと大げさで、わかっている人には当たり前なのかもしれませんが、共有させていただきます。
遠回りしても、自分の頭で考えて納得したいかなぁ、やっぱり
「再生時間1秒に対する撮影時経過時間(秒)」=「何倍速」に気がついた時は、なんかあまりの回り道にさすがに自分でもやっぱ頭悪いのかもと思いましたが、計算表もできたことだし、今後はしっかり腹落ちした状態でタイムラプス撮影に望めます。それでは、また!