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ども、デイブでございます。今回はメーカーのTaoTronics様から製品をご提供いただき、同社のヒット作であるサウンドバーの最新作【TT-SK028】をレビューさせていただきます。
PCやTVの音声をグレードアップしたいと思っている方には、設置も簡単で使い勝手も音質もパワーアップした本製品、ぜひチェックしていただきたいと思います!
これ、見た目以上にいい音でなるんだよね!
そう、そしてBluetoothを搭載してぐっと使い勝手がアップしたのさ!
タップできる目次
TT-SK028は大ヒットしたサウンドバーのパワーアップ版です
TT-SK028はいわゆる「サウンドバー」と呼ばれる製品で、一般的に横長の筐体に通常スピーカーを2つ以上配置した製品です。横長の形状を活かして、ステレオ効果が高い音楽再生や迫力あるサウンドを楽しめる製品です。
ホームシアター向けの1mを超える大きなものもありますが、TT-SK028は横幅42cmとコンパクトな形状になっています。メインの使用用途は、PCやTVの音声をより良い音質や音量で楽しむためのものになっています。
TaoTronicsは前作のサウンドバー【TT-SK018】がAmazonで1,000件を超えるレビューがついく大ヒットとなっていますが、TT-SK028から何が変わったのか、どこが良くなったのかをまずはチェックしたいと思います!
TT-SK028のスペックとデザイン
スペックシート
まずはTT-SK028のスペックをチェックしてみましょう。
TT-SK028 | 仕様 |
---|---|
出力 | 合計6W |
スピーカー構成 | フルレンジスピーカー x2基 パッシブラジエーター x2基 ツイーター x2基 |
音声入力 | AUX接続(3.5mm) Bluetooth 5.0 |
電源 | USB給電 |
保証期間 | 合計30カ月(基本 12カ月+製品登録後18カ月) |
サイズ | 幅 42cm x 奥行き 6.0cm x 高さ 7.3cm |
重さ | 962g |
一番メインのスピーカーユニットですが、前作TT-SK018が2基のユニットだけだったのに対して高音の再生が得意なツイーターを2基、そしてこれは電気的なユニットではないのですが低音をアップさせるための
6Wと聞くと小さめ?と感じるかもしれませんが、音量はかなり大きいです。ニアフィールドと呼ばれる、手が届く範囲に置く限りは多分音量を1/3以上にすることはないでしょう。
筐体デザインについて
まず、パッケージを開けてみました。同梱物は、とてもシンプルで、本体(USB充電ケーブルは固定式で取り外せない)、3.5mmオーディオケーブル、ユーザーガイドのみです。
正面左から見たところはこんな感じです。スピーカー面は5度くらいの軽い傾斜がついています。
本体右がボリュームノブになっており、上下に回すだけではなく、押し込む動作で各種コントロールが可能です。
アクション | 操作方法 |
---|---|
電源オン | USB電源ケーブルを有効なUSBポートに接続 |
電源オフ | USB電源ケーブルを抜く |
Bluetoothモードオン/オフ | ボリュームノブを2度押し |
音量+ / – | ボリュームノブを時計回り/反時計回りに回す |
再生/一時停止 | ボリュームノブを1度押す |
電話応答/終了 | ボリュームノブを1度押す |
電話拒否 | ボリュームノブを1秒間長押し |
本体背面には、3.5mmのオーディオ入出力ポートがそれぞれ付いています。
なんか操作ボタンも入出力もえらくシンプルだね!
そう、電源ボタンさえないからね。操作も設置もシンプル!
TT-SK028おすすめの活用方法
基本的には、サウンドバーとしてPCやテレビと3.5mmオーディオケーブルで接続することで、音量と音質のアップを図るのが一般的な使用方法だと思います。
電源用のUSBポートやイヤホン・ヘッドフォン端子などを備えていますので、そこに接続するだけですぐ迫力ある音声を楽しむことができます。
さらに、TT-SK018からTT-SK028になって変わった一番大きなポイントが【Bluetoothに対応したこと】です。
そのため、例えば電源をUSBモバイルバッテリーから供給し、スマホからBluetooth接続すれば、アウトドアやキャンプのときも、大人数で良い音で音楽を楽しめます。これは大きなポイント!(防水機能は無いのであくまで晴天時やテント内で)。
近隣の方の迷惑にならないように音量や時間帯には配慮をお願いします!
というか、気にしなきゃならないほど、アウトドアでの仕様に耐える音量も音質なんだよねー。
TT-SK028がイマイチなポイント
かなり優秀なTT-SK028ですが、何点か改善ポイントがありそうなので、ちょっとリストアップしてみます。
[richlist title=”TT-SK028イマイチポイント”]- 音量の上がり方がデジタルで、1段ずつの音量増減が大きい
- 電源ON/OFFスイッチが無く、USBを抜き差しする必要がある
- USBケーブルが直付けで脱着できない
改善はどれも可能だと思うので、自バージョンでは採用していただきたいと思います。音量設定は、【0→1→2→】と上げている場合の、【0→1】はまぁ問題ないのですが、その後の【1→2】【2→3】とそれぞれのアップ分が大きくてちょっとイラッとします。
本体横のボリュームノブも「コクコク」としたひっかかりがあるタイプになっていて、ノブをつかってもやはりデジタルっぽい音量調整になります。ここはちょっと残念。
電源スイッチについては、自分で対応しちゃいました。私は上記の写真のようにPC用のモニタの下の隙間に設置して使っていますが、USB電源は電源付きUSBハブから取っているので、電源がオフできません。
ちょっと気になるので、下記のようなUSBをON/OFFできるスイッチを挟むことで、パチパチとオンオフしています。これオススメです!
TT-SK028の音質は?
TT-SK028の音質は、期待以上のデキでした。さすがの6ユニット搭載ということで、低音から高音までしっかり鳴らしてくれます。他の3,000円台のスピーカーの音とは全然違いますね。
あまり小さい音では楽しめないのは事実で、ボリューム5以上くらいでしっかりしたクオリティで音楽を楽しむことができる感じですね。
使い始めるまでは、多分机の反射音なども使って音量を稼いでいるのかな、と思っていたのですが、あまりそれは関係なかったです。手で持っても音質は変わりませんでした。
形状的に、横方向の広がりはあまりないのですが、正面において、軽く見下ろすくらいの位置に本機を設置して再生すると非常に迫力がありますね。
TT-SK028レビューまとめ
TT-SK028は、安価なミニサイズのサウンドバーで、定価でも4千円を切るリーズナブルな価格ながら、前作からスピーカーユニットを4つも増やし、さらにBluetooth接続にも対応することで、非常に使い勝手が良い製品に仕上がっています。
音質も、ステレオ成分は弱めながら、音量をアップすることで筐体サイズからは信じられない非常に迫力のある音声が楽しめる、なかなかのスグレモノスピーカーでした。手軽にPCうやTV、スマホ関連の音質をアップさせたい人にオススメのガジェットです!