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ども、Daveでございます。今日は、TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 53」をレビューしてみたいと思います。
手ごろな値段でBluetooth5.0採用、豊かな低音、単体6時間&合計40時間連続再生可能。以前のバージョンよりIPX7対応で防水性能が強化されてリニューアルされていますので、ぜひチェックしてみてください。それでは!
今回はTAOTRONICSさんに製品を提供いただいてレビューしています!
タップできる目次
TaoTronicsとは?
SoundLiberty 53は、TaoTronicsというメーカーが販売している、いわゆる「完全ワイヤレスイ
TaoTronicsというメーカー名は聞きなれないかもしれませんが、2011年に日本法人を立ち上げ、アマゾンでBluetoothイヤホンや
SoundLiberty 53の特徴
完全ワイヤレスイヤホンには、大きく分けて2種類の形状があります。
- 耳に入れる部分が球形に近いもの(Bose SoundSport Free wirelessなど)
- 球形の本体に、細長い棒が突き出ているタイプ(Apppe AirPodsなど)
SoundLiberty 53は後者のタイプです。そして、こちらのタイプは軽量なものが多いのですが、なんと片耳のイヤホンの重さはたったの5.4gしかありません! 充電ケース込みでも52gと、とても軽くて持ち運びも便利ですね。
「SoundLiberty 53」の主な特徴は次の通りです
- Bluetooth 5.0に対応し、安定した接続を実現
- 自動ペアリング機能により、一度接続すればケースから取り出すだけで接続完了。ケースに戻せば接続解除
- イヤホン単体で6時間再生&充電ケースと組み合わせて合計40時間連続再生が可能
- iTunesストアなどでも使用されている高音質コーデック「AAC」に対応。iPhoneでも再生可能
- ハンズフリー通話が可能で、左耳だけの片耳運用にも対応
SoundLiberty 53のパワーアップした防水性能をチェック!
さらに、この「SoundLiberty 53」ですが、実はリニューアル版なんです。2019年4月26日から「TT-BH053」という型番で発売されていたのですが、2019年6月にマイナーチェンジにより防水性能がこれまでのIPX5から、なんと2つ上のIPX7対応に許可されています。
[table id=17 /]まさに今のような梅雨のシーズンで、急な雨にあってしまうこともあると思うのですが、そういう時でも安心ですね。防水性能の進化に加えて、さらに低音の強化、XSサイズのイヤーピース同梱などパワーアップしたモデルが今回ご紹介している「SoundLiberty 53」です。
SoundLiberty 53のパッケージ内容
充電ケースにMサイズのイヤーピースが装着済みの本体(左右)が格納された形で同梱されています。他の付属物は、USB Type-A to MicroUSBケーブル、イヤーピース(XS/S/M/L 各種1ペアのみです。 USB充電器は付属しないので、別途用意する必要がありますのでご注意ください。
こちらが充電ケース正面です。4つの小さなLEDを備えており、イヤホンを取り出したり、充電ケーブルを接続するとケースの充電状況を表示します。LED1つで25%の充電に相当します。
反対側に、MicroUSBコネクタが見えます。ここに先程の充電ケーブルを接続します。サイズ・コスト的にも、使用的にもオーバースペックなのかもしれませんが、USB Type-Cだとベストなんですけどね。
ケースのフタはマグネットでしっかり締まります。また、イヤホン本体も、棒の部分にマグネットが使用されており、ケースにイヤホンを近づけると「ぴた!」っと吸い込まれるように定位置に収まってくれます。イヤホンの脱落や紛失を防ぎ、充電を確実に行うためにも重要な機能なので、こうした細かい工夫は良いですね。
他には、ユーザーガイド(左)・サポートカード(中央)クイックスタートアップガイド(右)が付属します。TaoTronics製品はユーザー登録必須ですよ!(理由は後述します)
SoundLiberty 53ファーストインプレッション
商品が届いてから、今日で丸3日使用してみた感想を書いてみます。音楽ソースはiPhone XS Maxです。先日、SONOS AMPのイベントで視聴曲として使用されていたものを使用してみたいと思います。
音質:リニューアル版の強化ポイントにもうたわれて低音は確かに豊かに出ています。かといって、中音や高音も損なわれずしっかり鳴らします。Channel Tres 「Jet Black」のオープニングのところの太いシンセベースもブリブリと鳴らしながら、ボーカルやパーカッションも低音に埋もれることなく小気味よく表現します。マーカス・ミラー「Trip Trap」のスラップベースも同様に迫力ありますね。ついでにナンバーガールの「OMOIDE IN MY HEAD – Last Live at Sapporo」を聞いてみましたが、音の洪水のなかでしっかりベースラインやタイトなドラムが聞こえて楽しかったです。
ホセ・ジェイムスの「Just The Two of Us」艶のあるボーカルも気持ち良いです。ただ、気が付くのはこのイヤホンは音場はあまり広くなく、空間で鳴っているというより、イヤホンらしいニアフィールドでしっかり鳴るタイプです。音楽に集中したい場合はこれで良いのですが、ちょっと窮屈に感じる方もいるかもしれません。その意味で、デュア・リパ「Swan Song」は、ドラマチックで壮大な部分とデッドでタイトな音場表現が交互にミックスされて登場するのですが、そのメリハリ表現は上記同様ちょっと苦手に感じました。
音量ですが、iPhone XS Maxとの組み合わせでは非常に大きく再生されます。正直最大音量では使用できないくらいのボリュームです。試しに鳴らしてみましたが、音割れもせず余裕で鳴らしているのは良いと思いました。
そのほかのポイントとして気になったのは「快適に装着し続けられる角度」の問題があります。
Apple AirPodsとか、AnkerのSoundCore Liberty Airはそれほどではないのですが、このSoundLiberty 53については、耳穴に挿入後かなり前向きに倒さないと、耳穴が痛くなってきます。説明書にも、角度をつけるように指示がありましたので、その点は注意が必要ですね。
SoundLibrty 53を購入したらすぐ製品登録すべき理由
SoundLiberty 53にはTaoTronicsのメーカー保証が12か月ついてきますが、なんとユーザー登録を行うことで、プラス18か月の合計30か月に保証期間を延長できます。
付属のサポートカードにQRコードが掲載されていますが、購入して開封したらすぐに、下記URLにアクセスしてユーザー登録をしておきましょう!
SoundLiberty 53に装着可能なComplyフォームは?
今回、付属のイヤーピースで良い音がしていたので、正直コンプライは不要かなと思ったのですが、装着したら遮音性がアップし、かつ低音が適度に整理されて聞きやすくなったように思いますので最後にご紹介しておきます。
結論から申し上げると、装着可能なCompleフォームはT-600になります。サイズはS/M/Lありますが、私はMサイズを装着しました。
完全ワイヤレスイヤホンには共通しているのでが、充電ケースがコンパクトなために、通常サイズのコンプライが使用できない。そのため同Truly Wirelessという専用品を使用しなければならないという問題がありました。でも、同製品は小さくて薄くて、正直コンプライの実力を発揮できていないと思うんですよね…しかし、ワックスガードがなく、穴の直径が大きいT-600だと、上記のように、チップを支える部分よりも奥の、イヤホン本体の先端にも押し込んでしまうことで、問題解決できちゃいます!
これがComply T-600ですね。
軸の途中までしっかり押し込むことが重要です。あまり急激に力を加えると、軸が割けてしまったり、耐久性が低くなったりするので、優しく押し込んであげてください。この状態なら、充電ケースにも問題なく収納できます。
(追記)ビューティフル! ホワイトバージョン登場!
2019年11月22日に、Soundliberty 53のホワイトバージョンが発売されました! このニュースを聞いたときには「えーただのホワイトじゃん」「白うどんじゃん」とあんまり興味ない感じで受け止めていたのですが、これ実物見たら「美しい&これ良い!」と評価が変わっちゃいました。
充電ケースをオープンしたところ。なかなか写真ではつたわらないのですが、いわゆる白磁(白素地に釉薬をかけた磁器)みたいな硬質で落ち着いた雰囲気が非常に美しいです。
お、これなんかなかなか良い感じじゃないですかね? そう、イヤーチップも黒の場合は黒のバージョンが付属していましたが、ホワイトにはクリアなものが付属しています。
付属品やケースの使用などは変更ありませんので、上記のブラックのものをご参照ください。
ちょっとだけ、本当に白いので、黒のときはわかりやすかったLRの表示がちょっと見にくいかな、と思いますが、そんなことは気にならないくらい美しいです。
どうですか? なんかTAOTRONICSのロゴまで違って見えますよね。これ、ぜひ実物を見て、そして手にとって欲しいです。これはお値打ちだと思います!
SoundLiberty 53まとめ
これだけ完成度の高い完全ワイヤレスイヤホンが4,000円台で購入できるというのはありがたいですね。音質も良く、使用時もケースから出すだけの自動接続、連続再生時間もケースとの組み合わせでなんと40時間。そしてなにより防水性能がアップしての再登場。
「クラッシックしか聞かない」とか「音場の狭いイヤホンが苦手」という方にはちょっと向いていないと思います。
それ以外の方であれば、豊かな低音とバランスの良さ、しっかりとれる音量などによって、がっつり活躍してくれると思います。私も継続使用してさらにチェックしてみたいと思います。それでは、また!