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ども、デイブでございます。今日は、SUPER CLASSICから新しく登場した3製品のうち、2つめの「旅ストラップ」の使用レビューをお届けします。
先日の「かわるビジネスリュックmini」でもご紹介した新製品発表イベントに参加させていただき、モニターとして使用させていただいています。
旅ストラップは、このスマホケースに3Mの両面テープで接着する部分と、リングのついた部分の2つのパーツからなるアイテムです。これで、リングにカラビナでも、紐でもなんでも装着できるようになります。
1週間位はiPhone 11 Pro Maxに装着していたのですが、その後iPhone 12 Pro Maxに機種変更したので、それに合わせて「旅ストラップ」も12 Pro Max用のスマホケースに移植してみました。
「旅ストラップ」の使用感や、付け直しのときのコツや用意するものなども細かくご紹介したいと思います!
スマホが持ちやすくなったり、バッグの中でも探しやすくなったのですごくいいね!
ストラップに仕込まれた磁石のギミックがくせになっちゃうんだよねー
タップできる目次
コグレさんの悲しい体験から生まれた「旅ストラップ」
そもそも、旅ストラップとは、あのネタフルのコグレさんが、泥酔したときに買って2週間のiPhone Xを紛失してしまったという悲しい体験から生まれたグッズだそうです…
でも、スマホにただストラップをつけるだけではなく、そこには色々な工夫が施されていて、さすがの仕上がりになってます。
例えば、このスマホケースに貼り付ける部分と、ストラップ部分をつないでいる部分は磁石になってるんですよね。
ボタンを押し込むことで本体とリング部が簡単に外れる構造になっているのですが、磁石が強いのでこの状態だとかちゃかちゃしても本体のほうが落ちませんね。このかちゃかちゃが癖になっちゃうんですよねー。
旅ストラップと謎記号ストラップ
上記のように、旅ストラップは、基本的には中央のリングの付いたパーツと、その右にあるスマホに接着するパーツの2つです。いま、実は発売記念で、右の「ちょっと大きなパーツ」もおまけで付いてきます。
さらに、新製品発表イベントでは、コグレさんお手製の謎記号ストラップ(左端)も付いてきました! キャンプやアウトドアで使用する「パラコード」という、ナイロンを編み上げて作った強靭な紐に、なんとコグレさんが自分で3Dプリンターで制作したパーツが組み合わされている特別なストラップです。
この組み合わせで、首からスマホをぶら下げられるようになったのですが、せっかくiPhone 11 Pro Maxに装着したのに、iPhone 12 Pro Maxが発売されてしまいました。
今回スマホケースは流用できなかったので、まずケースから本体を外すところからはじめました。
旅ストラップを移植してみた:本体編
一度貼り付けた3Mの両面テープは、引っ張っても絶対剥がれませんので、マイナスドライバーの先みたいなものを隙間に入れて、ゆっくり剥がす必要があります。
粘着テープのところは、指の腹でゆっくり剥がすとキレイに剥がれました。
旅ストラップの販売ページでも紹介されている「VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ マルチスペック Y-4180」を用意しておきます。Amazonでは、5mm幅から25mm幅まで、1mm刻みで1.5mの長さのものが購入できます。両面テープの厚さも0.4mm、0.8mm、1.2mmの3種類あるのですが、今回使用したのは【幅10mm、厚さ0.4mm】のものです。
VHBテープは、カットされたテープの左右がくっつかないように、薄いシートで挟まれていました。柔らかいので、ハサミで簡単にカットできます。
これを、まずは写真のように【G】の形に貼ります。この隙間は、折りたたんだお札なんかを入れるようになっているんですよね。貼り直しなので【O】の形に貼っても良かったのですが、本家リスペクトで隙間をキープします。
これも初めに購入してスマホケースに貼リつけるときと同じなのですが、接着してから24時間以降経過すると最大接着力に達するので、貼り付けてから丸一日は負荷を掛けないようにしておきましょう。
旅ストラップを移植してみた:ストラップ編
コグレさんの謎ストラップは黒いパラコードでしたが、購入したiPhone 12 Pro Maxは新色の「パシフィック・ブルー」なので、パラコードもブルーにすることにしました。
用意したのは、「タフグリッド(Tough Grid)」(タフグリップじゃないです)という強靭でしなやかなパラコードです。パラコードの耐荷重がよくあるものだと550ポンド(250kg)のところ、750ポンド(340kg)耐荷重と非常にハイスペックです。
タフグリッドを知ったのは、YouTubeのKentarou In The Woodsさんのチャンネルでした。実際、低品質なパラコードと比較して、なぜタフグリッドが良いのかを実際に比較してくださっていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!(私なんかが申し上げるまでも無いのですが、この方のチャンネルはもっと評価されて良いと思います)。
この直径4mmの紐が、なんで350kg荷重に耐えられるのかと言うと、それはこのパラコード特有の構造にあります。
アップの写真を見ていただくとわかるとおり、中に編み込まれた紐(インナーコードが複数本入っていて、それを、これまたナイロンロープで編まれた外皮(アウター)でくるんであるんです。で、タフグリッドは、通常7本のところ、11本ものインナーコードから構成されているんです!
なんかタフグリッドの説明に異様な熱量を感じるんだけど…
いや、これ本当に優れものなんだよ。テントやタープを貼るときにしっとりきゅっとテンション掛けられるのよ…
パラコードの端末処理はナイロンロープカッターあると便利です
【ご注意】ご紹介している方法は、いずれも高温になる部分がありますので、やけどや出火の危険性があります。くれぐれもご注意ください
パラコードをカットするときに問題になるのは、その構造ゆえに端末処理が必要だというところなんですよね。切りっぱなしにすると、先がほろほろと解けてきます。固結びにするだけでもなんとかなりますが、ばらばらしてかっこ悪いです。
端末処理の方法としては、一番簡単なのは先をライターで炙ってインナーコードとアウターを一緒に溶かす方法ですね。
ただ、火を使いますし、上記のように炙りすぎるとコゲてしまうので(私が下手なだけなんですが)、私は秘密兵器を導入しています。それがナイロンテープカッターです。
これです。Amazonでは2,000円くらいで購入できます。スイッチも、台もついておらず、コンセントに差し込むだけで熱くなるシンプルなものです。十分使い物になります。
コンセントに繋いで1分くらい待ってパラコードに当てると、すっと溶かしながら刃が入っていきます。このとき、パラコード側をくるくる回しながら押し当てるとキレイに切断できます。
ちょっとわかりにくいのですが、上がくるくるした切断面、下がくるくるせずに押し切った際の切断面です。押し切ると、熱が下の部分に長く当たってしまい、ちょっと焦げてますね。まぁ、これでも全然目立たないと思いますが。
どちらも、ちゃんとインナーコードとアウターが溶けて一体化しているのがわかると思います。
改めて、コグレさんお手製のパーツにパラコードを通していきます。
完成しました!なかなか良い感じですね。
旅ストラップ本体への取り付けは、こんなふうにリングに紐自体を差し込んで輪っかを作り、
その輪っかの中に謎ストラップ本体を差し込めばOKです。
はい、完成です!! 私は、首から下げてちょうどおへそのあたりスマホが来る長さで調整しています。
あと、旅ストラップのパーツ形状と向きから普通に取り付けると、首から下げた場合スマホのディスプレイがお腹の側に向くと思います。これだと不便なので、手で持ち上げると画面がすぐ見えて、フェイスIDのロックが解除されるように、リング部分は表裏逆にしてます。
スマホがなくておろおろすることもないし、落下のリスクも無くなっていいこと尽くめ!
ストラップを外しても、スマホリングとしても使えるからね! コグレさんの想いが詰まったアイテム、さすがだね!