この記事には広告を含んでいます。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ども、デイブでございます。前回アイロボット30周年企画でルンバのモニタープログラムに参加させていただいており、私はルンバ i7+という機種をお貸しいただくことになりました。
同機種は発売開始が2019年3月8日と約1年半前に登場したモデルで、同社の900シリーズよりも更に進化したナビゲーションテクノロジーや吸引力を備えたモデルです。さらに、i7+に関しては、クリーニングベースとセットになったモデルで、ゴミ捨てまで自動化してしまうというスペシャルなモデルです。
今年はアイロボット社が創立30周年、そして同社のロボット掃除機にとっても最大のアップデートがあり、そのためのオンラインセミナーが開催されました。その模様は下記の記事でご紹介しています。
今回は、ルンバ i7+モニターの第2弾として、i7+の実力、また最新のアップデートを果たしたiRobot HOMEアプリとの組み合わせで掃除のスタイルにどんな変化が訪れたのかをご紹介したいと思います!
まさに執事さんを雇ったような、細やかで行き届いた掃除ができるようになりました!
部屋の状況や生活スタイルを理解して提案してくれちゃうんだよ!
アイロボット ファンプログラムのアイロボット30周年企画でルンバのモニターに参加しています
タップできる目次
ルンバ・ブラーバと私
これまでは、アイロボットファンプログラムに参加させていただき、ルンバ980やブラーバジェットm6をお借りしましたし、自分でもルンバ e5を購入しています。
これまでのルンバ・ブラーバは、主にハードウェアの進化で機能がアップしてきた感じでした。
これは前回もご紹介したルンバ 980(左)とブラーバジェット m6(右)が作成したマップです。以前は一度掃除を開始したら全部を掃除してしまいました。
一方で「Imprint スマートマッピング」機能を搭載したブラーバジェット m6などでは、以降のモデルでは「部屋と境界線」を自動認識し(手動で調整も可能)、それぞれの部屋の役割やつながりを理解、最適なルートで掃除をしたり、特定の場所だけを掃除することも可能になりました。
これで、980とかe5で約50分かかっていた掃除が10分~15分短くなったんだよね!
そう、それだけでもだいぶ喜んでたんだけど、今回のアプリの更新で更に賢くなっちゃったんだよ!
「掃除する」から「掃除を任せる」への進化がスゴイ
最新のs9+はもちろん、i7/i7+では最新のソフトウェアップデート「iRobot Genius ホームインテリジェンス」を搭載した「iRobot HOME」の全機能を使えます。
このアップデートによって、以前の「壁にばんばんぶつかりなががら、ランダムに部屋中を掃除する」という古いタイプのロボット掃除機から、まさに「我が家専用ロボットに掃除を任せる」というレベルに到達しちゃったのです!
部屋の認識なんて余裕です
ルンバ i7+で部屋全体の掃除を3回行った後「スマートマップ」が完成し、カスタマイズできるようになりました。この掃除回数もスピードアップしてますね。
こんな風に、境界線と部屋の名前を組み合わせることで、個々の部屋を個別に認識し、「最適な掃除ルートの確立」や「部屋間の移動のスピードアップ」が可能になりました。部屋の移動を見ていると、目があるように(実際あるのですが)スムーズに部屋を移動するのでちょっと感動しちゃいます。
もう1つ大きな進化として「マップ作成だけを行う」アクションが実行可能になっています。3回でマップが完成するとは言え、1日1回だと3日間待たないとならないわけです。
でも、掃除は行わずマップだけを作成させることができるようになったため、1日でしっかりマップを完成させることができるようになっています。これすごいですね!
在宅勤務が多くなって重要度アップのスケジュール設定
あ、すいませんうちのe5は「ラルミ」、以前お借りしていたブラーバジェット m6が「ブラ太郎」、そして今お借りしているi7+は「マンボ」という名前になってます…いやこれ恥ずかしいですねぇ…
気を取り直して。スケジュール機能で、「毎週何曜日の何時にどこを掃除するか」をきめ細やかに設定することが可能です。
「出勤後に月水金で部屋全体を掃除する」とか「ベッドルームにいる間にリビングだけを掃除させる」とか組み合わせは自由です。
スケジュール機能がさらに重要になったのは、そう在宅勤務の増加もありますね。長く家にいるので、「今いる場所は掃除して欲しくない」けど、「短時間で自分のいない場所は掃除してほしい」。こんな要望にしっかり答えてくれる、まさにタイムリーなソフトウェアアップデートなんです!
お気に入りでピンポイント清掃を実現
良く掃除する箇所は、「お気に入り」に場所と順番の組み合わせをしていて名前をつけて登録しておくことが可能です。私はこんな風に登録しています。
実際に、バスルームにゴミをこぼしてしまった体で、ピンポイント清掃を実行してみました。1つだけゴミを取りこぼしていますが、見事な切り替えしでたった1分5秒96でゴミを取りきっています。これは素早い!
「認識」から「提案」するロボットに
一番大きなアップデートはここですね。iRobot HOMEアプリは認識機能をパワーアップさせ、さらにそれを提案するように進化しています。
まずは上記の公式動画をチェックしてみてください。動画で紹介しているのは、主に過去の3点です。
- 家具の認識によるピンポイント清掃
- 繰り返し清掃に基づくスケジュール提案
- 清掃に関する年間ニーズに基づく清掃提案
そう、まず各部屋にある家具を認識できるようになりました!
部屋そのもののマップを作成するだけでなく、その部屋に配置されているソファやテーブルを認識し、それも掃除対象にできるようになりました。例えば「リビングのソファーを掃除」という指示ができるわけです。
また、スケジュールに無い清掃が繰り返されると、その清掃について自動化=スケジュールへの組み込みを提案してきます。これは、先ほどの家具ピンポイント清掃とも組み合わせられます。
じゃ、土曜日の朝にソファの周りにちらかったポテチを掃除するのも提案されそうだね!
あ、それもうとっくに提案されてますけどなにか…
提案は繰り返し清掃だけにとどまりません。ルンバが動けなくなったような場所などを記憶しておき、そこを自ら進入禁止エリアとして「提案」してきます。
さらに、花粉の季節やペットの換毛期など、特に掃除が必要な季節にもそういった提案をしてきます。
賢い、賢いよルンバ&ブラーバ…部屋の構造や家具の配置も理解していて、生活スタイルや四季も理解して掃除を提案し、任せられたらしっかりこなしてくれるって、まるで優秀な執事さんみたいですよね!
そのうち、部屋の模様替えも提案してくれるようになるかもね!
それは自分でちゃんと考えようよ…
最新ハード&ソフトがもたらした掃除スタイルの変化
ルンバ i7+は、クリーニングベースのおかげで毎回のごみ捨てが不要になりました。さらに、アプリとの組み合わせで、ピンポイントの掃除が非常に短期間で住むようになっています。
さらに、在宅勤務で家にいることが多くなり、その傾向はさらに強まりました。
- 朝置きてシャワーを浴びている間に仕事部屋を掃除しておく
- 朝ごはんを食べ終わって在宅勤務を開始しながらダイニングテーブル周りを掃除する
- 夜、寝る時に寝室に移動したらリビングを掃除しておく
こんな細切れ時間をうまく活用するピンポイント掃除ができるようになりました。これはハードウェアとソフトウェア両方の進化があって初めて実現できた新しい掃除スタイルですね。
現時点での感想というか妄想
長らくルンバ e5や他社のロボット掃除機を使ってきて、進化の方向って「吸引力がアップ」とか「より早く掃除が終わる」とか、そういった方向のみを想像していました。
しかし、さすがロボット掃除機の生みの親アイロボット、創立30周年でロボット掃除機と人の関わり方が大きく変わるアップデートを実現してます。
前述では冗談で模様替えの提案なんて言ってますが、これってただの冗談ってわけではないんですよね。
いまは二次元の地図認識にとどまっていますが、これが三次元になり、家具だけじゃなくて人間やその行動もリアルタイム認識できるようになれば、こんなこともできるようになります。
- 防犯・セキュリティ:外出認識からの侵入者検知
- ヘルスケア:長時間動かないとか転倒検知など
- ライフスタイル改善:座りっぱなしや寝っぱなしなど
それこそ【すでにそこにいるロボット】としていろいろな便利を提供してくれると確信してしまいました(アイロボット社内ではもう存在していたりして)。
その第一歩を体験しているようで、ルンバ i7+とiRobot HOMEアプリの組み合わせには本当にわくわくしています。約1ヶ月くらいモニターさせていただきますので、また追加レビューしたいと思います。それでは!