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ども、デイブでございます。今日は「マッサージガン」というジャンルのガジェットをご紹介したいと思います。
このところ、在宅勤務による長時間のPC作業が続いたり、運動不足が原因で肩こりや腰痛に悩んでいませんか? そういう方にぜひおすすめしたいのが今回紹介する【マッサージガン】なんです。
「筋膜リリース」や「トリガーポイント」という用語はあまり耳馴染みのない単語かもしれません。でも2015年9月9日放送のNHK「ためしてガッテン:ああ!首と肩がツライ 肩こり根治マニュアル」(リンク先は放送内容PDF)でも紹介され、数多くの書籍も発売されている注目のワードなんです。
私は以前から筋トレ後のストレッチや肩こりの解消のために、各種の専用アイテムや、今回ご紹介する「マッサージガン」を活用していたのですが、今回メーカーのopove社様から同社の最新マッサージガンを1台ご提供いただいたので、過去使用してきたアイテムとも比較しながら製品レビューしたいと思います。
これ、痛いんだけど短時間ですごく楽になるんだよね!
痛かったり、凝ってたりするところに当てるとめちゃくちゃ効果あるんだよ!
タップできる目次
筋膜リリースとはなにか
そのそも筋膜が体のどこにあるかというと、実は体中の皮膚と筋肉の間にあるんです。
筋膜とは、皮膚下にあって脊椎動物の筋肉やその他内臓を結合・安定化し、包みこみ、分離する主にコラーゲン質の結合組織の膜の総称である。(中略)筋肉を包む筋膜にシワができたり固まったりすると、凝り(肩こりなど)の症状を引き起こすことがある。
引用元:Wikipedia 「筋膜」
筋繊維の束がいわゆる筋肉ですが、それらを体の中で安定させるために包み込んでいる膜なんですね。で、膜なので一定方向に力をかけ続けるとシワが寄ったり固まってしまったりします。
「筋膜に一定方向の力をかけ続ける」=同じ姿勢を続けたりすると起きちゃうんだね! 腰痛とか肩こりとか。
そうだね。短時間でも、筋トレなんかで強い力を掛けても同じくシワが寄ったり高まったりして機能不全を起こします
で、その機能不全を起こした筋膜の部分に物理的な刺激を与えることで、また元通りになめらかに動きやすくしてあげるのが「筋膜リリース」という行為になります。
筋膜リリース用アイテムとマッサージガン
実際どうやって筋膜をリリースするか。それは、固まった筋膜を直接マッサージしてあげるのが一番手っ取り早いです。ジムに通っている方は、このようなアイテムをみたことがないでしょうか。
フォームローラー
これは、フォームローラーといって、直径14cmくらいの筒です。この上にふくらはぎや太もも、臀部、腰、背中や肩など様々な部位を乗せることで自重も使って様々な部分のこりをほぐすことができます。
これもかなり優秀なアイテムなのですが、凝っている部位にヒットさせるには、寝転がれる広い場所と、ちょっとトリッキーなポーズを取る必要があります。
筋膜リリース用バー
これは、30cmのバーの真ん中に回転する部分が取り付けられており、左右を手で持ち、例えば太ももとか、ふくらはぎなどをゴリゴリとこすって筋膜リリースするアイテムです。
手で持って使うので、ピンポイントで凝っている部分=痛いところをゴリゴリできるのですが、その分棒状の物を当てにくい部位、たとえば腰や肩はちょっとやりにくいです。片手でも使えますが、その分力は入らないので。
(最新)マッサージガン
そこで登場したのが今回ご紹介するマッサージガンというアイテムです。写真のように、L字型のアイテムで、先端には丸いボールやY字のアイテムが装着されており、これが1分間に約3,000回もの速度で高速に振動し、これを筋肉に当てることで筋膜リリースを行うアイテムです。
マッサージガンがなぜ注目されているか
マッサージガンの2台特徴を上げてみました。
- L字形状で、痛い部分や凝っている部分どこでも当てられる
- 約3,000回/分の振動のおかげで片手で当てても十分効果を発揮できる
これ、非常に画期的なんですよね。女性やお年寄りなどの比較的力が弱い方、広い場所を確保できない方でも、椅子に座ったままでどこでも簡単に筋膜リリースできます。
腰や肩甲骨などは、特にパートナーにお願いしないと難しい部位だと思いますがマッサージガンなら孫の手のように使うことで十分届きます。
Opove M3 Proのパッケージとデザイン
今回ご提供いただいたのは、Opove社のM3 Proというマッサージガンです。
上記がM3 Proパッケージになります。この時点でちょっと高級感ありました。
M3 Proには、持ち運びが便利な収納ケースが付属します。外出やジムに持っていくのも便利ですね。
収納ケースを開けると、真ん中に本体、本体を挟むように上下に充電アダプター、そして左にさらに小さなケースが収納されています。
M3 Proにはシルバー、ブラック、グリーン迷彩・レッド迷彩の4色あり、こちらはブラックバージョンですね。
ケースの中には、マッサージ用ヘッドアタッチメントが全6種類収納されています。初心者にまずおすすめなのは、真ん中の丸いヘッドのタイプですね。
本体と充電アダプタを取り出してみました。充電コネクタは握りの下(底面)にあります。
本体の持ち手の部分は実はバッテリーになっており、将来的にバッテリーの性能が低下したときはバッテリーだけを交換できるようになっています。
電源がONになったり、充電時は写真のようにバッテリー部分や本体背面にライトが点灯して、電源の状態やバッテリー残量を表示します。
Opove M3 Proのスペックと特徴
スペック | 数値 |
---|---|
振動周波数 | レベル1:毎分1,800回 レベル2:毎分2,400回 レベル3:毎分3,200回 |
振幅の幅 | 14mm |
出力 | 57.72wh = 2.6A x 3.7V x 6 |
連続使用可能時間 | 約3時間 |
フル充電所要時間 | 約3時間 |
モーター | ブラシレスモーター搭載 |
動作音 | 最小39~最大55db |
アタッチメント | 6種類付属 |
安全対策 | 過熱防止機能:連続10分間で自動停止 ブロッキング機能:安全振動回数 (毎分1,000回)以下になると自動停止 |
サイズ(実測値) | 約 幅 16.8cm x 高さ 25cm x 厚さ 6.4cm |
重さ(実測値) | 973g |
M3 Proの各種スペックは上記となっています。ブラシレスモーターを搭載して、高速動作時にも騒音が抑えられているのがポイントですね。そして、他社製品と比較してもバッテリー容量がかなり大きいですね。
Opove M3 Proの使用方法
M3 Proはとても簡単に使用できます。好きなアタッチメントを選んだら、本体電源を入れ、背面のスイッチで動作レベルを選択するだけです。
所要時間: 1分.
- アタッチメントを装着します
まず、M3 Proの先端に好きなアタッチメントを差し込みます。奥までしっかり差し込みましょう。
- 本体底面の電源スイッチをOFFからONにします
本体底面にON/OFFスイッチがあります。ONにするとLEDライトも点灯します。
- 本体背面のボタンを押し、振動数を調整します
本体背面中央にあるボタンを押すと、停止→レベル1→レベル2→レベル3→停止と動作モードが変わります。適切なレベルを選択して使用してください。
動作した状態で、まずは体の凝っているところに優しく当ててみてください。私が好きな部位は下記のとおりです。
- 足裏
- ふくらはぎの内側・外側
- 太もも
- 腰
- 大胸筋
- 肩
- 広背筋
- 二の腕の外側
- 小指から肘につながる筋
それらの筋肉をなでるようにこすっていると、特に痛い部分があると思います。足裏は血行が良くなるくらいですが、ふくらはぎの内側などは激痛ととも足がつりそうになりますね…でも、ちょっと痛みを我慢して1点を押さえておくことで、だんだん痛みが弱くなります。これが気持ちいいんですよね!
これ、ほんとに痛いからくれぐれも無理しないようにね!
声でちゃうくらい痛いよねぇ。でも、その後スッキリするからやめられないんだよね!
他社製品との比較でわかったM3 Proの優れたポイント
M3 Proをレビューする以前に、私はAmazonで約7,000円くらいの他社製品を購入して使用していました。写真左がM3 Proで、右が他社製品です。
まず、大きな違いはサイズですね。他社製品の方が1周り小さく、重さもM3 Proが実測値973gなのに対して競合品は654gでした。
振動数は競合品も3300回/分を実現しているのですが、明らかにM3 Proの方が優れているポイントがありました。
① 軽くて小さいのは正義、じゃなかった
重さ含め、小さい方が取り回しは楽なのですが、実は背中や腰などの手が届きにくい部分にヘッドを当てるには、大きいM3 Proの方がやりやすかったです
他社製品は、本体が軽いので痛いところに当てる場合に持っている手の力で当てる必要がありました。M3 Proは、本体自体が重いので、自重を生かして乗せているだけでしっかり振動してくれます。
② 操作性
他社製品は、ロータリースイッチで細かい調整が効くのですが、実際使用するのは3段階くらいでした。その場合、他社製品はくるくると自分で回さないと調整できず、非常に時間がかかります。普通の操作感覚で実際に最低の600回→最高の3,300回まで変化させてみましたが、約10秒かかりました。
一方でM3 Proはボタンを押すだけで必要な回転数レベルに瞬時に移動できます。停止状態→レベル3でも1秒で終わります。
③ モーターのパワーと性能
同じ3,000回/分の振動でも、他社製品の方が明らかに動作音が大きかったです。またM3 Proは、ブラシレスモーターの性能が高いためか、細かく連続した静かな音なので、音量としても音質としてもうるさくないと感じました。
そして、マッサージガンとして最大のポイントですが、14mmの振れ幅を実現しているためか、明らかにピンポイントでしっかりと効きます。まるで筋膜が固くなっているポイントに噛み付くかのようにシャープで深い痛みがあり、その分効果も高いように感じました。
他社製品で痛くない箇所も、M3 Proを改めて当ててみると痛みを感じることがありました。逆の順番だと完全に他社製品では物足りないと感じます。
まとめ:M3 Proおすすめです!
これまでもいろいろな筋膜リリースグッズに投資してきて、私が試した範囲ですが一番優れているのはopove M3 Proです。お値段もアマゾンで実売19,900円ですが、確実な効果と使い勝手の良さ、交換可能なバッテリーなどを考えても、かなりおすすめできる製品だと思います。それでは!