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どもデイブでございます。ついにOculs Go(オキュラス・ゴー)が発売されましたね! 米Oculus VR社は、2012年にPalmer Luckey氏と共同設立者によって設立された会社で、同年のエレクトロニクスやゲームの展示会「E3」でバーチャルリアリティ(仮想現実)用ヘッドセット「Oculus Rift」のプロトタイプを公開し発売にこぎつけ、2014年にはFacebookに買収されたという会社です。
これまでVRというと、同Oculus Riftや、米HTC社のViveなど、PCの周辺機器として動作するものや、スマホを活用した安いヘッドセット、またプレステを接続して使用するSONYのPlayStation VR(以下PSVR)など、がありましたが、基本的に初期投資が結構かかるものがほとんどでした。(PCや、スマホ、PSVRならPS4など)。
そのため、ある程度の操作性、画質、そしてなにより安価でバランスの良いVR機器への要望が大きくなっていたところに、立て続けにスタンドアローン版のVRヘッドセットが発売されています。その最有力候補がOculus Goです!
私はPSVRを発売日に購入して長いこと楽しんでいますが、画質的にも、操作性的にもちょっと不満でした。特に、初代はPSと接続する線もぶっとくて、またプレステが無いとプレイできないので、長時間の視聴には向いていないんですよね。
そこに、米国の5月1日(日本は2日)に行われたFacebookの開発者カンファレンス「F8」でいきなり発売開始されたわけです。びっくりしたのが値段で、32GB版が23,800円、64GB版が29,800円とかなり魅力的な値付けになってます!
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ベッドに寝転がってNETFLIX!
そうはいっても、様子見を決め込んでいたのですが、グルドンなどでぞくぞくと購入者が登場し、なかなか評判が良いので、私も購入しちゃいました。とくに「ベッドに寝転がってNETFLIX」というのがキラーワードになりました。
- 5月08日11時07分 Oculusサイトで32GB版を注文
- 5月12日 10時59分 配達完了
なんと、FEDEXで香港の元朗(ユンロン)からうちまで3日半で到着しちゃいました。はやっ!そして送料無料ですしね。
開封!といっても非常にシンプルですね
開封とか、同梱物説明とかはいろいろな方がすでにアップされていますので、さらっと。
箱を開けるとこんな感じで梱包されています。
本体の固定は、後述の接顔パーツと呼ばれるクッション部分と、頭の後ろに回すヘッドバンドの前後方向の張力で調整します。ヘッドバンドは頭頂部にも1本あるのですが、あまり強力ではありません。そのため、顔側でOculus Goを支える頬骨の部分が痛くなってきます。
ただ、これは長時間使用する時の話なので、あまり気にならないかもしれません。ここはなにか快適性を改善するサポートグッズなどサードパーティから発売されそうですね。
また、鼻の部分がちょっとスキマが空いていて、密閉感はちょっと薄めでしたが、この空間のせいで顔面が熱くなったり、汗でレンズが曇ったりしないので、これはこれであまり気になりませんでした。
付属物はこんな感じ。左にあるパーツが今回取り上げる眼鏡スペーサーです。
眼鏡スペーサー(Eyeglass Spacer)の装着方法
Oculus Goには、眼鏡をかけた状態で使用しなければならない人のために、専用の眼鏡スペーサーというパーツが付属します。顔の形状や眼鏡のサイズによっては、眼鏡を欠けていてもスペーサー不要という報告もあるみたいですが、私はスペーサーを付けないと眼鏡とOculus Goのレンズが密着してしまい、使い物になりませんでした。
そして眼鏡スペーサーを装着することで快適に、クリアに視聴できていますので、神パーツだと思います。でも、この神パーツ、装着がちょっとむずかしいので解説記事を書くことにしました。
では初めます。まず部品をいろいろ触ってしまう前に、Oculus Goの構造と、眼鏡スペーサーが果たす機能について下記の4つのポイントを頭に入れておいてください。
- Oculus Goは本体、顔に当たる部分のクッション(接顔パーツ)、本体と接顔パーツを固定するプラスチックパーツ(レンズリング)~の3部品で構成されている
- レンズリングは、接顔パーツの上から装着する抑えの役目を果たしている
- 眼鏡スペーサーは、接岸パーツと本体の間に挟むことで、レンズと眼鏡の距離を広くするパーツである
- 眼鏡スペーサーと本体は、4つの凸凹で固定する
これさえ頭に入れておくと、この後の説明がさらにわかりやすくなると思います。というか、これが付属の説明書でわからなかったので、苦労しちゃいました(涙)。マニュアルこれですし。
上記のURLアクセスしてみると、テキストでステップbyステップでヘルプが掲載されているのですがテキストはわかりにくく、また動画へのリンクもあるみたいですが再生できませんでした。気を取り直して、開始します!
まずレンズリングを取り外します
レンズを囲むように装着されているのがレンズリングというパーツです。レンズリングは指で持ち上げることで簡単に外れますが、装着してあった方向は覚えておいた方が良いです。外した左右や回転方向の位置のまま、横に置いておくのをおすすめします。
接顔パーツを取り外します
ふかふかクッションをそのまま上にひっこぬきます。固定しているものはないので、そのまま静かに取り外しましょう
眼鏡スペーサーを取り付けます
本体をよく見ると、赤丸の部分4箇所は凹んでいるのがわかると思います。
一方で、眼鏡スペーサーの裏側にも、それに対応する形で赤丸部分が凸になっています。
この凹凸を合わせて、軽く指で押し込むことでレンズの周囲に眼鏡スペーサーを装着します。
これで完成です!
はい、これでしっかり装着できました。あとは、外したときと逆の順序で、接顔パーツを乗せ、レンズリングをはめる、という順序になります。戻す時のコツですが、接顔パーツのリングの部分の周囲と、中央上のセンサー部分をしっかり合わせておくことですかね。
Oculus Goを使用する時に便利なもの~レンズペン
結構長時間使用してしまうので、レンズの汚れが気になるのですが、付属のマイクロファイバーのクリーニングクロスは結構掃除がし辛いです。
そのため、私はミラーレス一眼レフカメラのレンズやレンズプロテクターを掃除するのにレンズペンを使用しています。接顔パーツやバンドのお蔭でなかなかレンズに手が入りにくかったり、掃除がしにくいのですがレンズペンなら先だけを挿入してささっとレンズの清掃ができました。
レンズペンは、片側が写真のような天然ヤギ毛でできた筆になっていて、もう片側はセーム革+カーボン粉末のチップが付属しています。通常は筆の方だけでささっと掃除すれば大丈夫ですが、指紋などしつこい汚れの場合はチップの方も使用します。セーム革の方の形状で、レンズ用、レンズプロテクター用、液晶用などいろいろなバージョンがありますが、Oculus Goのレンズは凸形状なので「レンズ用」がぴったりです。
値段もAmazonで1,580円と手頃なので、スマホのカメラの掃除なんかにも使えますので、こちらもおすすめです。
まとめ:Oculus Goの真価はこれから
Netflixは専用アプリがあるのですが、サイズを視界一杯に拡大して、ベットに寝転んでプレイできるのは想像以上に快適でした。今日届いたばかりなので、まだ他にはほとんど試していないのですが、コントローラーのデキも良くていい感じです。肝心の画質も、個人的にはPSVRにひけをとらない思いました。
感心したのが、スピーカーの出来栄えですね。本体外側の横の部分、ちょうどヘッドバンドが取り付けられているプラスチック部分の根本にスピーカー孔が空いていて、本体とプラスチックパーツのすきまを通って耳に届くというなんともアナログな仕組みなのですが、これがなかなかしっかり聞こえて良いです。PSVRではイヤホン必須だったので、この辺の手軽さも嬉しいポイントでした。
周囲でも本当に購入報告が続いており、ネットでも非常に評判が良いので、これからどんどんアプリやグッズが発売されると思います。そういった意味で、さらに期待できるアイテムだと思います。また何か追加情報などあったらレポートしたいと思います!それでは、また!
[oculus_go] [oculus_quest]