溶けない・絡まないさらさら輪ゴム「モビロンバンド」が好きすぎる件

ども、モビロンバンドって知ってますか？

製品名はしらなくても、手に取れば「あぁ、この輪ゴムいいよね！」と思っていただけること間違い無しの、まさに「ゴムじゃない輪ゴム」なんです。こんな感じの商品です（右はサイズ比較のための綿棒です）。

手にした感じは、輪ゴムよりさらっとしていて、きしめんのように平べったくて極薄です。伸ばすとよく伸びるのですが、輪ゴムと違ってあるサイズで急に抵抗がぐっと増す感じです。

モビロンバンドってなんなの？

モビロンバンド（Mobilin Band）は、日清紡テキスタイル株式会社という会社が開発した熱可塑性ポリウレタンエラストマーという素材をリング状に成形したものです。輪ゴムの原材料はまさに天然ゴムなんですが、モビロンバンドは、スマホのケースなどでおなじみのTPUと同じ素材なんです！TPUもさらっとしてて、透明なやつは結構クリアですよね！

輪ゴムを作る時には、可塑剤や加硫剤を加えて柔らかく伸びやすいようにするのですが、モビロンバンドにはそれらの添加剤を加えていないので、結束する物自体にも貼り付きにくく傷めにくいし、バンド自体も劣化に強いそうです。古い輪ゴムってひび割れたり、ちぎれたりしてイヤですよね。

ちなみに熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、モビロン（エラストマー）｜製品紹介｜日清紡テキスタイルホームページによれば、バンドやTPUケース以外にも、テープやフィルム、コード形状などいろいろ加工されているようです。

ネットで検索すると、以外にも任天堂のディスクシステムのディスクを回転させるゴムが劣化して切れてしまうのを修理するためにモビロンバンドを活用している方や、女性で髪の毛を束ねる用に製品化されたものもあるようですよ。

私が愛用しているモビロンバンド達

このモビロンバンドを、一般消費者向けに製品化してくれているのが株式会社サンファッションさんです。他にも何社か製品化しているみたいなのですが、私がAmazonで常時欠かさず購入しているのは（といっても中々なくならないですが）下記の４製品です。どれも、900円くらいで販売されてます。

上記を左から右に並べたのが下記の写真になります。

モビロンバンドを買うのに、初めて「折径」という単位を知ったのですが、こういう輪ゴムなどをリング形状のものを測る時に輪をつぶして伸ばした長さ、だそうです。

あと、面白いのは100gパックでいわば量り売りなので、折径・カット巾・厚みで収納されている本数が全然違うところでしょうか。

いろいろなところに使ってます

これだけ取り揃えてあるので、家中いろいろなところで使っています。一番シンプルな使い方は、袋の口やケーブル類をまとめる用途でしょうか、長期間縛っていても、変質しないのが素晴らしいです。

いきなり細かい用途かもしれませんが、カメラのレンズカバーに紐がついているものがあるのですが、それをレンズ本体に固定するのに使っています。写真のようにカラビナがついているのでが、カメラ本体に固定してしまうとぶら下がって邪魔なので。これなら付け外しが非常に簡単です。

またまたアレですが、アクションカメラを、手ブレを防ぐジンバルという装置に固定するのにも使っています。本当はネジ止めするのですが、電池やSDカードを抜き差ししなければならないのに、毎回ネジをくりくりするのが面倒なので、モビロンバンドで固定しています。ジンバル本体も、電池ボックスにアクセスするには１本ネジを外す必要があるのですが、モビロンバンドで十分止まるので、こうやって運用しています。

ともかく、一度手にしてしまえば二度と輪ゴムを使いたくなくなること間違い無し！です。いわゆる輪ゴムの代わりを探しているのでしたら、MB-5502TA-100Gが一番使い勝手がよいと思います。１袋に約1,135本も入って超お買い得ですしね！

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。では、また！