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自分の声で音声合成できるソフト「コエステーション」
こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。今日は、久しぶりにソロキャンプにでも行こうかと思っていたのですが、完全にタイミングを逸してしまい、家にこもってここぞとばかりにAmazonプライム・ビデオで「ゲーム・オブ・スローンズ(吹替版)」 (GOT)を観ています。今はシーズン5に突入したところですが、加速度が付くように面白くなっていっていますねぇ。そして吹替も素晴らしいです。
ところで、GOTが面白いというのをこれでもか、とPushされたのは、グルドンというマストドンのインスタンスの1つなのですが、そのグルドンでコエステーションという音声合成アプリが面白いという書き込みを見て、チェックしてみました。
東芝デジタルソリューションズの開発したアプリなんですね。
音声合成技術を使い「声」を収集・蓄積・提供するプラットフォーム「コエステーション™」(β版)を開発|東芝デジタルソリューションズ¥
早速起動してみます
コエステーションを起動すると、まずは「コエをつくる」モードが立ち上がります。こちらの画面のように、句や節が表示されるので、読み上げることでどんどん音声データが蓄積されていきます。この時、完成したコエの精度に影響があるので、下記3つのポイントを注意した方が良さそうです。
- iPhone付属のイヤホンマイクで収録する
- できるだけ静かなところで収録すること(エアコンなど注意)
- 簡単に修正できるので、間違って読んだ場合はすぐ再録
あっという間に10文読み終えることができました!そうすると、こんな画面が表示されます。
ついにコエができた!けど…
1時間~数日と表示されていましたが、私の場合は20分くらいでコエが完成しました。早速聞いてみましょう! コエステーションでは「読み上げ」の機能を使用することで、150文字までの文章を読ませることができます。「こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。」と読み上げさせてみます。
うーん、やはり10文読んだくらいだとこんなもんですか。普通の音声合成という感じで、人間味は感じませんし、私の声にのかけらも感じませんね。コエレベルは1~5まであって、それぞれ決まった数の文章を読み上げることでどんどん精度があがってくるそうです。レベルと、それぞれ読み上げる文章の数は以下のとおりです。
- コエレベル1 10文
- コエレベル2 40文
- コエレベル3 50文
- コエレベル4 50文
- コエレベル5 50文
最終的には合計200文を読めばコエレベル5に到達します。
どんどん読んでレベルアップ!
想像していたより、40文とか50文とかを読むのは大変でしたが、50文でだいたい20分くらいで読み終えています。
レベル3到達時のコエはこんな感じです。
お! なんか人間のコエに、それも自分の声にちょっと近くなってきた気がしますよ!このままレベル5まで
完成しました!早速聞いてみましょう!
おおお! 結構私の声の特徴を捉えていると思います。
長文でも結構いける!
短文だとちょっとわかりにくいので、昨日ポストしたこのブログのエントリの冒頭部分をコエステで読ませてみました。
こんにちは、デイビッドのキャンプでございます。私、毎週末結構がっちりコースで筋トレをしています。傷ついた筋繊維を修復し、さらに強化するためには、タンパク質の摂取はもちろんですが、同時に糖分の摂取も必要となります。以下は、2016年にNHKのガッテン!のアーカイブ記事になります。
コエステーションの「読み上げ」は最大150文字まで対応しています。また、ちょっとだけ読み上げスピードも早くしてみました。
なかなかおもしろいメニューもあります
他にも、いろいろおもしろいメニューがありました。「コエ診断」では、アップロードした音声データを分析することで、「声パーソナリティ」という、声が持つ雰囲気を分析してくれます。
「コエダシテコー!」はいろいろなシーンにおいて発生する台詞を自分の声で発声することができます。方言(秋田弁バージョン)なんかもあって面白かったです。
悪用厳禁!というほどではないけれど…
あまりに精度が高いと、オレオレ詐欺などへの悪用を心配してしまう恐れもありますが、正直そこまでは言っていない感じですし(悪用を避けるためにわざとそうしているのかもしれませんが)、基本的にこのアプリでしか作成できないようになっているので、このブログの用に(笑)音声データを公開しないかぎり、悪用はされないと思います。
いざ、使いみちを考えると「うーん?」という感じではあるのですが、プレスリリースなどを見る限り、こういったアプリなどから集めた膨大な声データの活用をいろいろ考えているようなので、今後の展開が楽しみです。それでは、また!