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ども、デイブでございます。この3連休は、先週来日していたビジター応対などで結構疲れてしまったので、のんびり過ごしていました。特にハマったのが、木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」です。
さすがキムタク主演、第1話からストーリーにグイグイ引き込まれ、泣き、感動するという満喫ぶり…しかし、料理番組って実際は食べられないのに、なんであんなに美味しく感じるんですかね? そして調理欲がばんばんと刺激されちゃいました。
そんな時に、アイリスオーヤマの低温調理器が発売! せっかくなのでなにか今まで作ったことのない美味しい料理が作りたくなりました。そんな今回は「サーモンのミキュイ」にチャレンジしてみます!
「サーモンのミキュイ」って言われても全然想像できない…おいしいの?
タップできる目次
アイリスオーヤマから、お手頃価格の低温調理器が発売!
アイリスオーヤマから2019年10月30日にお手頃価格の低温調理器「LTC-01」が発売されました。LEDライトやサーキュレーターなどで良いものをお安く発売することで有名なアイリスオーヤマですが、ついに低温調理器まで!
低温調理器の代名詞であるAnovaやBONIQなどのちょっと高め(2万円前後)の製品と、あまり名前を聞いたことがないメーカーの7千円くらいの製品があるのですが、この 「LTC-01」は1万円ちょっととお手頃かつ国産メーカーの安心度ということで、今回購入に踏み切っちゃいました。
「LTC-01」の本体は、幅約9.0×奥行約13.0×高さ約40.0cm、重さは約1.4Kgと意外と大きめです。使用するためには鍋が重要で「深さ20cm以上・内径20cm以上・容量15L以下の鍋」が必要です。
自分は手持ちの鍋でピッタリしたものがなかったので「パール金属 寸胴鍋 21cm」を購入しました。
「サーモンのミキュイ(半生)ジェノベーゼソース」を作ります
Mie Cuitとは、いわゆる半生の状態に仕上げた食材を味わう料理ですね。そのため、殺菌できる温度帯まで温度を上げることはできないので、魚の、それも生食で食べられるお刺身用のものを使う必要があります。
半生を目指すため、調理時間と温度は「40℃~45℃で20分程度」で加熱します。お魚のタンパク質自体は20℃くらいでも変化を始めるので、それがサーモンの中まで伝わり、しかし完全に火が通っていない半生の状態を目指します。
3連休にコストコに行ってきたので、お刺身用のアトランティックサーモンを購入してきました。今回はこれを使用します! 生でも美味しいですけど、半生にするとどうなんだろうか!
まずはブライニング液を作ります。ブライニング液とは、肉や魚を漬け込むことで、下味をつけつつ、食材をジューシーにするための調合液です。360ccに36gの塩、18gの砂糖を溶け込ませたものです。
バットやボウルにブライニング液を作り、よくかき混ぜてサーモンを漬け込み、このまま冷蔵庫で45分くらい保管します。ここで温度が上がってしまうと雑菌繁殖の元なので、必ず冷蔵庫で保管してください。
大きめのジップロック(写真はLサイズ)に水気を切ったサーモンとオリーブオイル30g、ディル小さじ2杯を一緒に入れます。
水に鎮める方法で、空気を抜きましょう。空気が入っていると熱の伝わり方がにぶくなってしまうからです。
低温調理器を45℃・20分で設定してスタートすると、水の状態から温度が徐々に上がってきます。設定温度に到達するとタイマーがスタートする仕組みになっています。注意として、温度が上ってからサーモンを投入してください。
こんな感じで、サーモン全体がしっかりお湯に浸かるようにしてください。
45℃近辺は、雑菌も繁殖しやすいので、加熱が終了したらすぐ氷水で温度を下げてください。
袋から取り出して、オリーブオイルを拭き取ったところです。おおお!もうなんか大成功の予感が!
通常バターとパセリを煮詰めたソースなどが有名ですが、今回は手軽に瓶詰めのジェノベーゼソースを書けました。バジル、松の実、にんにく、エクストラバージンオリーブ油で作ったソースですね。私の大好きなソースです。
試食してみたら驚きの食感が!
早速箸をつけてみたのですが、もうちょっと力を入れただけですっと見がほぐれるくらい、ほろほろに仕上がっています。写真のように、鮭の身の繊維にそって、するっとほぐれていきます。そして、これぞ【サーモンピンク】のし上がり!
ブライニング液で塩分は染み渡っているので、ジェノベーゼソースは香り付けだけで、絶妙な塩加減。サーモンが苦手な方がよく言う、土臭ささなどは微塵もありません。それも、通常の調理のように外側と内側の熱の加わり方に差がないので、全体にねっとりと濃厚でみずみずしいサーモンの美味しさが味わえます。
いやぁ低温調理ほんとに素晴らしいです。
アイリスオーヤマの低温調理器の評価
オススメポイント
- 安心の国産メーカーで、約1.3万円と低価格
- 25℃~95℃まで0.5℃刻み・最長99時間59分まで1分刻みの低温調理が実現できる
- 動作音が静か
イマイチなイント
- 後片付けが手間。使用後毎回ネジを外して本体の筒部分を回転させ、洗浄・乾燥させるのが手間
- 使用にあたって必要となる鍋を探すのに手間取る(当初考えていたホーロー鍋では使えませんでした)
メンテナンスはちょっとだけ不便ですが、そもそも低温調理器はお湯にジップロックに入った食材を鎮めるだけなので、汚れも最小限ですし、鍋も2,000円くらいでIH・直火両対応のものが購入できましたので、問題ないと思います。
それよりも、手軽に本格的な低温調理が実現できるのはすごいと思いました。ちなみに、オンラインメディア「デジモノステーション」が運営するライフスタイルマガジン【ds】で、ライターとして本商品の紹介記事を書かせていただいています。そちらではローストビーフを作っていますのでぜひご参照ください。それでは!
評価が自動掃除機?
moさんご指摘ありがとうございました! 修正しました。