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ども、デイブでございます。今日は、HUAWEIのHUAWEI Watch GT 2eというスマートウォッチをご紹介したいと思います。
※ちなみに、スマートウォッチは時計型、スマートバンドは細長いバンド形状のものを指しますが、どちらも時計機能があり、各種活動量計計機能を備えており、スマホとのペアリングで通知もできるので、同じジャンルとしてご紹介しています。
最近気になる機種が色々発売されてますよ!
そうなんです、最近スマートウォッチが結構ホットになってきています! 2020年4月に、FitBitからバンドタイプの「FitBit Charge 4」が、そしてすでにHUAWEI Band 4/同Proを発売したHUAWEIからはウォッチタイプの「HUAWEI Watch GT 2e」が発売されました。
今日はそのHUAWEI Watch GT 2eをレビューしたいと思います!
これまで、私はApple Watch Series 3→Xiaomi Mi Band 3→Miスマートバンド4→HUAWEI Band 4→HUAWEI Band 4 Proをすべて実際に購入して使ってきています(あ、フランク三浦スマートウォッチも購入しましたけど…)。
そんなスマートウォッチオタクの私が見た、HUAWEI Watch GT 2eの良い点・悪い点などを総合的にご紹介したいと思います。
タップできる目次
HUAWEI Watch GT 2eとはどういうスマートウォッチなのか
HUAWEI Watch GT 2eは、HUAWEIのウェアラブルデバイスの中で、バンドタイプではなく、通常のウォッチタイプのモデルになります。そして次のような特徴を備えています。
- 高品質なハードウェア:ステンレスフレーム+見やすく明るい1.4インチの高精細有機ELディスプレイを搭載
- 省電力で長時間動作可能:SoCにHUAWEI Kirin A1を搭載し、2週間連続動作可能
- 100種類と豊富なワークアウトモード:15種類のプロフェッショナルなワークアウトモードと85種類のカスタムワークアウトモードを搭載
- 正確な測位によるルートトラッキング:GPS&GLONASSでの測位システムを両サポート。屋外でのトレーニング中に詳細なルートトラッキングが可能
- HUAWEI TruSleep 2.0:睡眠中に心拍数と呼吸をモニタリングし、全体的な睡眠の質に関するスコアを測定
- HUAWEI TruRelax:ストレスモニタリング機能を搭載。呼吸トレーニングによるストレス管理や健康管理を提供
- 5気圧防水:水深50メートルでの耐水性を備えており、プールや海でも安心して使用可能
これらの特徴については.まずHUAWEI Watch GT 2eのハードウェアをチェックしたあとで、それぞれチェックしていきたいと思います。
HUAWEI Watch GT 2eのデザインとパッケージ内容
こちらがHUAWEI Watch GT 2eのパッケージです。パッケージで採用されているのは「回路」というウォッチフェイスで中央の時計部分がアニメーションします。
付属品はシンプルです。①クイックスタートガイド、②保証書、③本体、④充電ポートです。
充電ポートは、本体背面に磁石でくっつくようになっていて、設置は非常に簡単です。磁石で向きが決まっているので、この向きにしか付きません。
そして、充電ポートのケーブルは一般的なUSB Type-A to Type-C接続になっており、取り外せます。スマホ充電用にモバイルバッテリーとUSB Type-Cケーブルを持ち歩いていたりしていれば、充電ポートのみ持ち歩けばOKなのが良いですね。
はい、こちらが本体のアップになります。ディスプレイについては完全にMiスマートバンドに勝ってますね。まあ値段5倍なので当たり前かもしれませんが…。AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)はさすが屋外でも見やすいです。
ちなみにHUAWEI Watch GT 2eは上記4色展開になっています。バンドは交換可能で、サードパーティ製のものも色々発売されると思います。
ケースは2種類、黒とシルバーがあって変更できず「バンド黒と赤が黒」「バンド白と緑がシルバー」という組合せになっていますので、まずはそこで決めると良いと思います。私はグラファイトブラックにしました。
HUAWEI Watch GT 2→2eの変更点
HUAWEI Watch GT 2eの機能を細かくチェックする前に、そもそもにHUAWEI Watch GT 2との違いをまとめました。
- 42mmと46mmの2サイズ展開→46mmのみに変更
- 46mmでは金属ベゼルの内部にガラスがハマっていたが、2eはベゼルの上までガラスで覆われている(縁は3D処理)
- バンド部分のデザインが変更(装着部分がつなぎ目の無いシームレスデザインに)
- 2つの操作ボタンが、丸突起から長方形になり、サイズも小さく
- 46mmシリーズにあったBluetooth通話機能は削除
Bluetooth通話機能なくなっちゃったんだね
まぁ、実際恥ずかしくてApple Watchでも使ってなかったからいっかな
HUAWEI Watch GT 2eとライバルの機能比較
まず、スペック表をまとめてみましたので、下記をご参照ください。
スペック | HUAWEI Watch GT 2e | Fitbit Versa 2 | Apple Watch Series 5 44mm |
---|---|---|---|
液晶サイズ | 1.39インチ | 1.34インチ | 1.57インチ |
解像度 | 454 x 454ピクセル | 300 x 300ピクセル | 368 x 444ピクセル |
センサー | 3軸加速度センサー 光電式心拍センサー 3軸ジャイロスコープ デジタルコンパス 環境光センサー 気圧高度計 | 3軸加速度センサー 光電式心拍センサー 環境光センサー 気圧高度計 | 3軸加速度センサー 光電式心拍センサー 3軸ジャイロスコープ デジタルコンパス 環境光センサー 気圧高度計 |
測位方法 | GPS、GLONASS | GPS非搭載 | GPS、GLONASS |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 BLE/BR/EDR | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 5.0 |
連続使用時間 | 約2週間 | 約6日間 | 最大18時間 |
常時点灯 | 非対応 | 対応 | 対応 |
エクササイズ | 15 種類 | 15種類 | 12種類 |
防水性能 | 5気圧防水 | 5気圧防水 | 5気圧防水 |
非接触型決済 | 非対応 | FitBit Pay (ただし日本未対応) | Apple Pay |
その他 | 85種類のカスタム ワークアウト | Alexa対応 スマートウェイク機能 | Cellularモデルあり Macのロック解除機能 など |
サイズ | 縦 5.3cm 横 4.7cm 厚さ 1.1cm | 縦 3.6cm 横.3.7 cm 厚さ 1.1cm | 縦 4.2cm 横.3.6 cm 厚さ 1.1cm |
重量 | 43g | 約40.8g | 67.3g~77.1g (バンドによる) |
価格 | 19.800円 | 26,990円 | 42,800円~ |
いずれも、スマートウォッチに関する基本機能には抑えているのですが、流石にApple Watch Series 5は機能的にも価格的にもトップですね。
ただ、連続使用可能時間が18時間と、1日1回かならず充電しなければならず、睡眠トラッキングが必要な私としては、やはり選択肢に入りません(そもそもこれがMiスマートバンドに乗り換えた原因でした)。
Fitbit Versa 2は、2019年9月発売モデルですが、ちょっとコスパが悪い感じですね。GPS未対応というのも意外ですし、今となっては約6日間連続動作可能なバッテリーというのもイマイチです。その点、後発のHUAWEI Watch GT 2eはかなり機能をアップさせていると思います。
HUAWEI Healthとのペアリング
なにはともあれ、HUAWEI Watch GT 2eはHUAWEI Healthというアプリと連携しないと使用できないので、ペアリングします。iOS版 / Android版が用意されています。
HUAWEI Watch GT 2eは電源を入れた状態でペアリング待ち状態になりますので、アプリを起動して接続しましょう。
※現在は正直Mi Fitより、iOS版での制限が多いので。iPhone/iPadのみを利用している方は注意が必要です。
- HUAWEI Healthアプリ側で用意されている様々な文字盤のインストールとカスタマイズ
- 音楽のインストールと再生
- ストレステスト関連
HUAWEI Watch GT 2eのオススメポイント6つ
ここでは、私が2週間くらいHUAWEI Watch GT 2eを使用してみて、これは素晴らしいと思ったポイントを6つピックアップして紹介したいと思います。
①液晶ディスプレイが大きくて見やすく、文字盤が実用的
454 x 454ピクセルが約1.39インチのAMOLEDディスプレイに詰まっており、非常に高精細で明るい表示を実現しています。ウォッチフェイス(文字盤のデザイン)は本体からも、スマホアプリケーションからも色々変更・インストールできます。
中には「ライブウォッチフェイス」として光・色・モーションがアニメーションするものも用意されています。上記は「グラフィティ」という文字盤ですが、画面が表示される度に中央の文字がアニメーションします。
ビジネスっぽいやつから、おもしろまで各種取り揃えてますね。気分でさっと変更できるのも良し!
②スムーズで確実なボタン操作とタッチ操作
電源ボタン:ホームに戻る
状態によって、それぞれ異なる動作を行います。
- 電源がオフの時:起動
- ホーム画面にいる時:アプリ一覧を表示
- ホーム画面以外を表示している時:ホーム画面に戻る
機能ボタン:設定画面(変更可能)
デフォルトでは、ワークアウトアプリ画面を表示しますが、任意のメニューを登録してジャンプすることが可能です。
ホーム画面を上から下にスライド:ショートカットメニューを表示
いわゆるシアターモードや「端末を探す」機能など、すぐにアクセスしたい機能をまとめたショートカットメニューを表示します。
ホーム画面を下から上にスライド:通知画面
まず、接続しているスマホから送られてきた通知のタイトル(2行まで)が見られます。指でスクロールして、もっと読みたい項目をタップすると、
こんな風にメッセージ本文も読むことがデキます。10文字x6行の全60文字が表示できます。これくらいの文字が表示できると変わりやすいですね。
上記2つは上下のスワイプですが、左右のスワイプでも各機能にアクセスできます。説明では右から左のスワイプでご説明していますが、くるくると左右に何周でもスワイプできるようになっています。
ホーム画面を左にスワイプ1回:心拍モニター
心拍数をリアルタイム&過去データを一遍に一覧できます。撮影時は手首から外してしまったので、数字が – – bpmとなってますが、装着するとここにリアルタイム心拍数が表示されます。
ホーム画面を左にスワイプ2回:ストレスモニター
センサーによって、呼吸数と心拍数からどれくらいのストレスを感じているかを数値化して見せてくれます。これ、数値的には確かにストレスが溜まりそうなときに上がっています。ストレスを見える化してくれる機能はなかなか無いと思うので、かなり面白いです。
ホーム画面を左にスワイプ3回:天気予報
HUAWEI Watch GT 2eのGPSを利用して現在地点を特定し、その場所の天気予報を表示できます。お天気マークの部分はアニメーションします。
ホーム画面を左にスワイプ4回:ミュージックプレーヤー
HUAWEI Watch GT 2eは単体でミュージックプレイヤーとして使用できます。スマホ側にmp3かaac形式の曲をコピーしておき、それをアプリ経由でHUAWEI Watch GT 2eにダウンロードすることで、再生可能になります。
HUAWEI Watch GT 2eのスピーカーでは再生できず、Bluetoothイヤホンを接続しておく必要があります。ちょっと手間ですが、ジムで運動や水泳などする際に、スマホを持たなくても音楽が楽しめるのは良いですね。
ホーム画面を左にスワイプ5回:アクティビティモニター
上から、当日の歩数、中央はアクティビティの実行時間/目標時間、下段は起立状態(1時間に1分以上動き回った数/目標数)がすぐチェックできます。
タッチパネルがヌルサクで動くし、タップしても反応良いね。もっさり感ゼロ! 画面もきれいだしね!
③連続約2週間の長持ちバッテリー
実際に2週間装着して毎晩決まった時間に計測してみました。
- 設定はデフォルト
- 通知は全アプリから受信
- 毎晩午後8時に計測
上記の条件で計測した所、午後5時半頃に0%になりましたので、カタログスペックの約2週間というのはかなり実態に即した正しい表記だと思います。この記事を書くのに、色々操作してますし、通知も全部受けてますので、ちょっと条件悪いくらいじゃないでしょうか。
これはびっくり。実際一緒に使っていたMiスマートバンド4より2日分短いくらいの持ちでした。画面サイズを考えるとすごいですね。
④100に上る多彩なエキササイズ&ワークアウトモード
HUAWEI Watch GT 2eは、下記の通り15種類のプロフェッショナルワークアウトモードを備えています。
これらは、ジャイロセンサーやGPS・GLONASSの測位システムをフル活用して、より精度の高いトラッキングやルート記録を実現しています。
それに以外にも、85のカスタムワークアウトモードが用意されており、前述の15種類のワークアウトモードほどではないのですが、カロリーや時間の目標を設定して記録が可能です。
「ロッククライミング」「パルクール」「ストリートダンス」「スケートボード」などに混じって、「ステッパー」があったので、愛用しています。
1枚目は、HUAWEI Watch GT 2eを身に着けて屋外ウォーキングをしたところです。まぁ、モザイク掛ける意味あまりないのですが、かなり正確にルートや歩数、歩幅、上り下りなどを計測しているのがわかります。高度計も備えているからわかるんですね。
全然実行できる気がしませんが、専門的なインターバルトレーニングのメニューなども用意されています。これも、心拍数の範囲や上限をきちんと設定できるので、安心して実行できますね。l
ワークアウトの充実っぷりはすごいね。「ステッパー」がメニューにあったの初めてみたよ!
⑤心拍数計とストレスレベル測定機能はは現代人の健康維持にかかせないかも
アクティビティにおける有酸素・無酸素運動の検出にも、健康状態の確認にも心拍数のモニタリングは重要になっています。HUAWEI Watch GT 2eなら、かなり正確に24時間・365日連続して心拍数を記録できます。
また、AndroidスマホのHUAWEI Healthのみの機能ですが、「自動ストレステスト」という機能を備えています。これは心拍数をベースにして、その変動でどれくらいのストレスが掛かっているかをグラフにして可視化してくれる機能です。
自分ではなかなか気が付きにくい、ストレス度合いを客観的に眺めることができるので、病気や体調不良の防止にも役立つ機能だと思います。
体を動かすことも重要ですが、日々の生活の中でのストレスをチェックして予防するのはとっても重要ですよね!
⑥睡眠トラッカー「HUAWEI TruSleep 2.0」が詳細かつ正確
スリープトラッカー機能としてHUAWEI Healthと連携することで、各センサーが収集した数値を閲覧できるのですが、特にこのTruSleep 2.0は便利です。
「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」の3つの眠りレベルに分けて詳細にトラッキングができ、眠りの質の評価をスコアで表示してくれます。これ、体感的にもあってますし、正直MIスマートバンド4よりも正確だと思います。
昼寝もちゃんと「昼寝」としてカウントしてくれる所が面白い
HUAWEI Watch GT 2eの初期化方法
「設定」→「システム」を選択し、一番下の「リセット」を選択してください。「データっ消去しますか?」と効かれますので、✓マークをタップすれば初期化できます。
HUAWEI Watch GT 2eを使ってみた感想
2018年以来、約2年間Miスマートバンドの3と4を24時間365日、シャワーやお風呂のときも充電している時間以外は肌身離さず身につけて来ました。
でも、最近後発のスマートウォッチの中でも、価格はともかく、機能や利便性が勝るモデルが登場してきました。そして、本家シャオミでも、新作「MIスマートバンド5」の噂が聞こえてきます。
こんなご時世、なかなかアウトドア活動ができなくなっています。私もジムが休業してしまい健康の維持が難しくなっています。
色々不安になってしまうかもしれませんが、こういったガジェットをうまく活用して、少ない運動の機会をしっかり活用し、記録することで健康に貢献できればと思っています。もし、あなたもそんな風に思ったら、ぜひ今回ご紹介した。HUAWEI Watch GT 2eや、他のスマートウォッチをチェックしてみてくださいね!