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ども、デイブでございます。今日は、Hohem iSteady Xのレビューをしたいと思います。iSteady Xは、スマホやコンパクトデジカメ、GoPro用などのジンバル(手ブレを抑える装置)を販売しているメーカーであるHohem社の最新スマホ用ジンバルです。
- スマホでより手ブレの少ない、スムーズな動画を撮影したい人
- 「でも、高いのは嫌だなぁ」とコスパを重視している人
- コンパクトさ、計量さや使うときの簡単なセットアップなどを重視している人
これらのポイントが大事な方には一番のオススメジンバルになっています。まず価格はAmazonなら実売7,999円と8千円を切ってます!
最近はスマホもすごいけど、ジンバル使うと明らかにクオリティあがるんだよね!
でもさ、高かったりセットアップが面倒だったりするとなかなか手が出せないんだよねー。
※本レビューはメーカーに製品をご提供いただいて制作しています
タップできる目次
iSTEADY Xのスペックと特徴
これはジンバルアームを中間まで開き、各可動部をロックをした状態の【自撮り棒モード】です。電源オフでも距離が稼げて自撮りがはかどります。
項目 | 数値 |
---|---|
ジンバル軸 | 3軸ジンバル |
対応スマートホン | 幅 5.5cm ~ 9.0cm、最大 厚さ 0.89cm、最大 6.5インチ |
付属品 | ジンバル本体、ミニ三脚、ストラップ、キャリングケース |
充電コネクタ | USB Type-C |
スマホとの接続 | Bluetooth 5.0 |
サイズ | 長さ 17.9cm x 奥行き 7.9 x 幅 3.9cm |
本体重さ | 259g |
価格 | 7,999円(Amazon実売) |
コンパクトなサイズながら、パン・チルト・ロールの3軸の動きを安定化させます。ちなみにパンは水平(左右)方向の首振り、チルトは垂直(上下)方向の首振り、ロールはカメラそのものが回転する方向の動きのことです。
たった259gの軽量ジンバルながら、しっかり3軸をモーターで制御して安定した動画や静止画が撮影できるのが最大のウリですね。
iSteady Xのパッケージとデザイン
これがiSteady Xのパッケージです。ホワイトとブラックがあるのが良いですね。今回はホワイトをレビューしています。
同梱物は左からiSteady X本体、本体下に装着できる開閉式のミニ三脚、右上がストラップ、右下がUSB Type-A to Cケーブルです。
他には、説明書とキャリングポーチが付属します。これ地味に嬉しいです。
収納するとこんな感じです。可動部が多いので、あまり雑に扱うのはおすすめできないです。また事故で電源が入ってしまうのも防げるので、バックパックやバッグに収納するときはポーチに入れて持ち運びたいですね。
iSteady Xを使用するには、まずアクティベーションが必要です
iSteady Xは、Hohemの専用撮影アプリ「Hohem Pro」(iOS版 / Android版)をスマホにインストールした状態でジンバル本体をアクティベーションする必要があります。
まず、ジンバルの電源を入れるとBluetooth接続が開始されますので、スマホでペアリングを行います。そして、アクティベーションにはHohemアカウントへのログインが必要ですので、メールアドレスとパスワードを用意してアカウントを作成してください。これでアクティベーションができるようになります。
英語ですが、HohemのYouTubeチャンネルにアクティベーションの方法が解説されていますので、こちらにもリンクしておきます。
iSteady Xにスマホを装着する方法
iSteady Xの最大の特徴は、この印象的なジンバル部分ですね。ポイントが4つほどあるので、ここを押さえてしまえば逆に他のジンバルよりもスムーズ&クイックに装着・脱着できると思います。
所要時間: 1分.
- ネジを緩めてジンバルアームを伸ばす
まずはじめに、ジンバルアーム部分が折りたたまれているので、横のネジを緩めてアームを垂直に伸ばします。
- 2箇所のロックを外す
パン方向(左右)と、ロール方向(カメラの回転)の2箇所にプラスチックの爪でカチッと固定される部分があるのでそれを外す
- スマホ取り付け部分を取り付け位置にもってくる
Hohemのロゴが正しく見える位置(爪が下)になるように調整します。いちばん重要なのは、この後ろにあるアームは水平に近い位置になるというところです。
- スマホホルダーの中でのスマホの位置を微調整する
iSteady Xのモーターはなかなか強力なので、あまりにバランスが悪い形で取り付けなければしっかり水平を保ってくれますが、それでもモーターに余計な不可が加わらないようが良いです。スマホホルダーの挟んでいる部分を左右に微調整したり、上下の爪のバランスを調整しましょう
- 専用撮影アプリ「Homem Pro」を起動する
ジンバルの電源を入れてからでも良いのですが、それだとモーターが動作している状態で画面をタップすることになるので、オススメは先にアプリを起動しておいてからジンバルの電源をオンにするという順番です。
- 完成!
これで、すべての準備が完了しました。慣れてくれば本当に1分で準備環境です!
iSteady Xのジンバル本体でできる操作
iSteady Xのジンバル本体には、計4つ(1つはスライダー)のボタンがあります。専用アプリのHohem Proと組み合わせることで、アプリには触らずにボタン操作だけでいろいろな設定がスムーズに行なえます。
ボタンの場所 | 操作 | 動作 |
---|---|---|
スライダー(左端) | 上方向(T)に押す 下方向(W)に押す | 寄り(望遠) 引き(広角) |
ジョイスティック(中央丸) | 上下に動かす 左右に動かす* | 垂直(上下)角度調整 水平(左右)〃 |
シャッターボタン(下左) | 1回押す 2回押す 3回押す | 写真撮影 動画撮影開始・停止 正面・自撮り切り替え |
電源ボタン(下右) | 押し続ける 1回押す 2回押す | 電源オン・オフ 横撮影・縦撮影切り替え ジンバルをセンターに戻す |
それぞれ複数機能が割り当てられていますが、慣れればとても直感的に操作できます。この中でもよく使用するのはスライダーでの寄り引きの調整と、電源ボタン2回押しでのセンター戻しですね。
iSteady Xで新宿の新しい東西自由通路を撮影してきました
新宿駅に新しく東西を通り抜けできる「東西自由通路」が出来たということで、iSteady XにiPhone 11 Pro Maxを乗せて撮影してきました。
- 新宿東西自由通路を通過(カウンター付き)
- インセプションモード
- インセプションモード(逆回転)
- 縮小撮影(パン付きタイムラプス)
前半は普通に撮影していますが、非常にスムーズでブレの無い映像が撮影出来ていると思います。しかし、この通路ハンパなく便利ですねぇ。東口から西口まで約1分で通り抜けられちゃいました!
後半は、まずHohem Proアプリの特殊効果「インセプションモード」を通常と逆回転で週力してみました。これも3軸しっかりドライブできるジンバルならではの面白い効果ですよね。
最後のシーンは「縮小撮影」の模様を収録してみました。これは、タイムラプスと同時に水平の首振りを行うモードですが、これが9千円を切るスマホジンバルで出来ちゃうってすごいですよねぇ。
普通に顔追従とかもできるので、三脚にセットして録画をスタートし、少し離れて動きながらナレーションするなんてこともできちゃいます。
ほんとによく出来たジンバルだね。まずこれ買っておけば、スマホジンバルに期待する機能は十分満足できると思う
それでいて8,000円切り…これだったらお試しできるよね!
iSteady Xよくある質問
2,000mAhのバッテリーが内蔵され、単体で8時間ほど稼働可能です
初回はかならずアクティベーションが必要です。前述のアクティベーション方法を参照の上実行してください
ジンバルとしては使えませんが、自撮り棒としては使用可能です。①アームを半分伸ばす ②各ロックは外さず使用する~という形で使用してください
幅 5.5cm ~ 9.0cm、最大 厚さ 0.89cm、画面サイズ最大 6.5インチのスマホであればジンバルとして正常に動作します。
バッテリーの交換はできません。
iSteady Xまとめ
まとめということで、1店だけ気になった点があるので指摘しておきたいと思います。それは「ジンバル本体がまっすぐした形状なので、ジンバルを片手で持ってさらにボタン操作をするとホールドしづらい」という点です。
私はちょうどジンバル本体とミニ三脚の分かれ目部分に小指をかけてホールドしていますが、ここももっと段差があると握りやすいと思いました。
まぁ、逆を言えばイマイチポイントはそれくらいでしょうか。金属筐体ではないですが、それはこの259gという軽さに直結している部分ですし、私はすごく気に入りました。
HohemのiSteady X、サイズ的に邪魔にならないので、外出時にはキャリングポーチに入れてバックパックに突っ込んででかけています。
いざ撮影しようと思ったときに、1分で準備して、十分なクオリティアップが期待できるのもすごくありがたいです。持ち運びに苦労したり、装着・脱着がめんどくさいと結局使わなくなっちゃいますからね。良いスマホ用ジンバルだと思います!