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ども、デイブでございます。今日は、いまテレワークや在宅勤務で注目が集まっている、電動昇降デスクの中でも、コスパに優れた「FlexiSpot」をご紹介したいと思います。
これ、レビューしてたら奥さんが気に入っちゃって、結局取られちゃったのよね…
「40分座って20分立つ」ってルーチーンがすごく気に入ったみたいだね!
タップできる目次
座りっぱなしがダメなことは研究でも証明されてます!
座り仕事がずっと続くと、集中力が欠如したり、脚がむくんだり、疲労が蓄積するなど色々弊害がでてくることは、すでに在宅勤務されている方は実感していると思います。
これ、ただの個人の感想ではなく、実際に「座位だけ」「座位立位交互」「立位だけ」で作業を行った際に「座位立位交互」が作業集中度や疲労(大腿・臀部の違和感)が改善されたという研究結果も発表されています。
座位を継続する場合と比較して,今回設定した20分立位-40分座位の転換条件では,大腿および臀部の違和感が軽減した。この効果は1時間より長い作業の継続において認められた。立位の挿入により,起座位における臀部,大腿への圧迫の持続による影響が軽減したと推測できる。
出典:高さ可変デスクを使用したデスクワークへの立位姿勢の導入が身体違和感,疲労,下腿周径に及ぼす影響. 労働科学,Vol.90(4),2014
在宅勤務も終りが見えないので、今回この機会をいただけるということで、まさにタイムリー! 早速FlexiSpot様にお願いして1セットご提供いただきました。
今回ご提供いただいたのは、FlexiSpot EN1という脚(23,000円)と、ホワイト・丸角の天板(幅 140cm x 奥行 70cm、15,000円)のセットとなります。
※本レビューは、メーカーに製品提供を受けて行っています
FlexiSpotと主な電動昇降デスクと比較してみました
FlexiSpotの詳細レビューを行う前に、今回の製品と比較対象になりそうなモデルをリストアップしてみました。
モデル/スペック | FlexiSpot EC1/EN1セット | オカムラ Swift | IKEA BEKANT | IKEA イドーセン |
---|---|---|---|---|
天板サイズ | 140 x 70cm | 160 x 80cm | 160 x 80cm | 160 x 80cm |
高さ調整 | 71~121cm | 65~125cm | 65~125cm | 63~127cm |
耐荷重 | 70kg | 60kg | 70kg | 100kg |
セーフティ機能 | なし | あり | なし | なし |
高さメモリー機能 | EN1のみ | あり (一部) | なし | ○(アプリ) |
天板の色・種類 | 4色 | 7色 | 5色 | 2色 |
脚部の色・種類 | 2色 | 3色 | 2色 | 2色 |
その他特徴 | タイマー機能j | 配線カバー付 アプリ操作 | なし | アプリ操作 |
重量 | EC1セット: 47.1kg EN1セット: 47.8 kg | 43.4kg | 43.2kg | 47.5kg |
価格 | EC1セット: 38,000円 EN1セット: 44,000円 | スムース: 154,100円 スラント: 153,500円 | 59,990円 | 89,990円 |
どうですか? こうやって比較してみると、FlexiSpotを選択する理由が明確になってくると思います。下記3ポイントにまとめてみました。
なんといってもコスパ最強
最大の選択ポイントは、なんと言っても価格です。FlexiSpotはコスパがめちゃくちゃ良いと思います。
まず、昇降ボタン式の「EC1」でも、メモリー機能・タイマー機能を追加した「EN1」(EC1より6,000円高い)でも、天板とのセット価格がお安いです! 下記に脚と天板の種類をまとめてみました
アイテム | 価格 | メモ |
---|---|---|
EC1 | 23,000円 | 昇降ボタン方式 ホワイト・ブラック |
EN1 | 29,000円 | 〃+メモリー機能(3箇所) タイマー機能 |
天板100×60 | 9,000円 | メープル・ブラック ホワイト・ブラック |
天板120×60 | 12,000円 | メープル・ブラック・マホガニー・ホワイト |
天板140×70 | 15,000円 | メープル・ブラック・マホガニー・ホワイト |
天板160×70cm | 18,000円 | メープル |
毎回昇降ボタンを押して調節するタイプのEC1と、幅120cm x 60cmのものを組み合わせると、35,000円で電動昇降デスクが完成しちゃいます。
3箇所のメモリー機能を追加(EN1に変更)すると価格は41,000円になりますが、それでも十分他社製品より魅力的ですよね!
電動昇降脚と天板が別売り=好きな天板を使用できる
コスパにも大きく関係しているところですが、FlexiSpot製品は電動昇降脚や天板をそれぞれ単品で購入できます。
もし、気に入った天板がすでにあって、FlexiSpotの脚の使用可能サイズに合致するものであれば、その天板に脚を組み合わせることが簡単にできちゃいます。
- 天板の長さ:100~160cm
- 天板の奥行:50~80cm
- 天板の厚み:≥2cm
もし、無垢材や集成材でこだわりのある方は、ネットで注文できるマルトクショップさんなどでオーダーメードされるのもおすすめです。
ウォールナット(節・白太あり)で 幅 140cm x 奥行き 70cm、面取りや塗装なしで約3.7万円くらいでした。ご参考まで。
オプションも豊富
アイテム | 価格 | メモ |
---|---|---|
卓下式引き出し | 7,900円 | 天板下の引き出し ホワイト・ブラック |
卓下式PCスタンド | 4,500円 | 天板下にPCをぶら下げる金具 シルバー・ブラック |
ケーブルダクト | 2,500円 | ケーブル類を束ねて整理するダクト ホワイト・ブラック |
EC1やEN1にはオプションとして、3種類のオプションが揃っており、必要なものだけをチョイスして追加できます。
価格もリーズナブルなので、まずはシンプルな構成で使用して、後から追加するのが良いと思いました。
FlexiSpotを組み立てるためにあったほうが良い道具3点
FlexiSpotは、基本的な構造は「電動昇降システムが組み込まれた脚」(上記写真)と、天板を組み合わせれば完成です。
ただし、説明書は電動昇降脚と天板が別売りであることを念頭においているので、もしセットで天板もFlexiSpotのものを購入する場合は、よりシンプルで、ラクな方法があります。
下記でセットで購入した場合の開梱~設置までをステップバイステップで解説しますが、その前に絶対揃えておいたほうが良いアイテムについてご紹介します。
電動ドライバー
操作パネル、AC電源、そして天板を脚に固定するにはネジを使用しますが、計14箇所のネジ止めが必要です。これを手で行っていると時間もかかりますし、締め不足や締めすぎが発生してしまいますので、締付け力が調整でき、また反転機能も備えた電動ドライバーが必須です。
まずは、Amazonで評判が良く、さくらチェッカーでも問題なかったこちらの電動ドライバーをおすすめします。充電式ではないですが、なんと言っても安いですからね。
ドリルビット:3~3.2mmのもの
セット品の天板には、殆どの場所に取り付け用の穴が空いているのですが、一部ありません。その場合、ドリルで軽く穴を開けておかないと、ネジだけでは歯がたたないので、上記の電動ドライバーで使用できるドリルビットを購入してください。
これを電動ドライバーの先につけて天板にネジ穴を作り、そこに改めてネジを締め込みます。
上記のセットだと、次の項目で必要になる長いプラスドライバー(2番)のものもセットになっているので、便利ですね。
柄の長いドライバー:プラス 2番
一部、パーツの近くでネジ止めをしなければならない場合、電動ドライバーだと先端が邪魔をしてしまうので、柄の長いプラスドライバーでないとうまく締め込め無い部分があります。
ここでは、超定番のベッセルポールグリップドライバーをおすすめしておきますね。本セットで必要なのも、定番の2番のサイズのものです。
組み立て:重量に注意が必要だが流れが頭に入っていれば簡単
それでは、実際に組み立てて行きたいと思います。ここの項目では各ステップの解説を組み立て方のコツと合わせて記載しています。付属の説明書と合わせて参考にしてください。まずは組立前に、全体の流れを理解しておきましょう。
- 天地逆の状態で左右の脚を組み立てる
- 左右の脚に横棒(2本)を取り付ける
- 天板の上に脚を乗せてネジ止めする
- 電源・調整パネルなどをネジ止めする
- 最後にひっくり返して完成
以上です。簡単ですね! 実際は各パーツが重かったりするので、結構時間はかかってしまうかもしれません。でもポイントさえ押さえておけば、難易度は低めですのでご安心ください。それでは組み立て開始です!
所要時間: 55分.
- 作業スペースを確保する
まず、最低でも横幅180cm、奥行き1mくらいのスペースを確保してください。天地逆の状態で天板に脚を取り付けた後、逆さまにして正しい向きに戻す必要があるので、本当に狭いスペースだとそれが非常に困難になります。ご注意ください。
- まず小さな箱(脚部)からパーツを取り出す
小さな箱には脚部の主要パーツが収納されています。中に説明書もあるので取り出しておきましょう。ちなみに説明書はこちらから事前に参照することも可能です。
- 各パーツを確認する
脚と支柱が各2、左右の脚を横に接続するビームとプロペラシャフトが各1、脚を天板にネジ止めするためのプレートx2がメインとなります。支柱の1つにはモーターが付属しており、その力をプロペラシャフトに伝え、回転させることで支柱に内蔵された昇降機構を動かす仕組みです。
- 脚を組み立てます
支柱を上下逆にして、脚を乗せて付属の六角レンチで締め込みます。この時、凹んでいるからといってそちらを支柱側に向けないように。左右の黒いパーツが床と設置する部分ですのでこの向きが正しいです。
- ビームのネジを緩めます
ビームの中央にあるネジを緩めないと支柱に固定できないので、まず根s時をゆるめて置きます。
- ビーム・プロペラシャフト・プレートをとりつけます
プロペラシャフトはは、左の灰色のパーツを緩めると中の棒が伸びるので、その状態でまず右のモーター側にぐっと差し込み、左も伸ばして支柱に差し込んでください(ここ注意ポイントが2つありますので下記をご参照ください)。
- 大きな箱を開け、天板を下に設置します
次に天板を取り出します。その際に、「細かい穴が空いたほうが上」「長辺に並んだパネル取り付けよう穴が空いている方が手前」になるように設置してください。天板保護のために四角に取り付けられていたダンボールとポリエチレンでできたパーツを下に置き、その上に天板を置けると天板も保護できますし、最後の工程がラクになりますのでおすすめです。
- 天板に脚をネジ止めします
セットの天板には、脚部取り付け用の穴と、LEDパネルを取り付けるための穴が長辺(長い方の辺)の片側だけに空いています。左右を広げ、脚部取り付け穴に合わせてネジ止めをしてください。このときは電動ドライバーの使用をおすすめします。弱めのトルクから開始して、ドライバー本体内部で滑るようになったらトルクを上げてください。心配ならば、弱めで締め、仕上げ部分のみドライバーで行うと良いです。LEDパネルも天地を逆さまにした時に左右どちらで操作したいかを考えて取り付けてください(この場合は使用時は左にパネル)。
- ネジ穴が空いていない箇所はドリルファースト
ネジ穴が空いていない場所では、まずドリルで軽く穴を開けてください。この時、無理に引き抜かず、電動ドライバーの回転方向反転機能を使うとスムーズに穴をあけられます。
- プロペラシャフトを締めます
最後に、プロペラシャフトのこちら側を付属のレンチを使って締め込んでください。
- 最後に天地返しをして終了!
最後の工程です。下に四隅保護パーツを下に敷いていたので、隙間が空いていると思いますそこに手をかけ、持ち上げて下のパーツを踏みながら反転させてください。注意:全体で約48kgあるので、1人だと結構危険な作業になります。もし不安な場合は、壁に押し当てながら行うか、やはりもう1人ヘルプしてもらうことをおすすめします。
以上です。ステップ6で書いた注意ポイント=私がやらかしたポイント2つは下記のとおりです。
# | 失敗した内容 | 本当はどうすべきだったのか |
---|---|---|
1 | プロペラシャフト左右をこの段階で両方とも締め込んだ | ・説明書にはこの段階で、両側の固定方法について説明されているが、この段階では脚の左右の幅が確定していなので、モーター側のネジのみ締めてOK ・初回は両方締め込んでしまったため、脚を伸ばすために緩めるのがめちゃくちゃ大変だった… ・モーター側のネジは締めてOK。ついていない方は脚左右の取り付け後に締める |
2 | 天板と脚が設置する部分のゴムをそのままにして天板に乗せた | ・一見、天板と脚の間のゴムスペーサーの用に見えるが、この穴こそがネジ止めに必要な穴 ・ひっくり返してから取る羽目になって、泣いた ・ひっくり返す前に全部取っておく |
か、悲しい失敗だけど、誰かの役に立つよきっと
そ、そうだね、そう信じて涙を流しながらこれを書いているよ…
ちなみに、現在はまだ使用していないのですが、ケーブルを天板の裏に固定するための3Mのテープがついたケーブルフックが付属します。これは装着後に移動可能なので、先にケーブルにつけておくと良いと思います。
動画でチェックするFlexiSpot EN1の高さ調整機能
動画の冒頭で最低高の71cmから121cmへと50cm移動していますが、20.82秒かかっているので、秒速は約2.4cmになります。割と早いですね。
音は、撮影している場所からカメラに装着したマイクで収録したものです。実際、音は気になるようなものではありません。
電動昇降デスクを使用した感想
冒頭でお伝えした用に、妻が気に入ってしまいすっかり彼女の部屋で活用していますが評判は非常に良いです。
妻はもともと長時間の座位での仕事はやはり腰や背中に痛みがでてしまったり、脚のむくみを感じており、ノートPCを高くするタイプのアイテムを使って立位も活用していました。
しかし高さを調整する時に結構事故が起きてしまっていたそうです。ノートPCにスキャナやUSBメモリなどを接続していて、高さを調整してひっかかってしまってり…さらに言えばマウスやキーボード、そして外付けモニタも含めて高さを調整できる、つまり電動昇降デスクのほうが良いと思ったそうです。
座位では最低高の71cmで、立位の場合は90cmに上げて使用しています。上記のGIFアニメーションでは最高位の121cmまで上げていますが、その高さは使用しないので、実質2ポジションで使用しているそうです。
ちなみに、通常使用の71cm→90cmへの移動は約8秒で完了するね
これだったら、メモリー機能はないけどさらに6,000円安いEC1を購入して、その分天板やオプションに回すのもありかも!
他にも、
- 普段は使いにくい机の下のスペースに簡単にアクセスできるようになったのは良かった。掃除もラクになった!
と言ってました。
FlexiSpot EC1/EN1は、現在購入できる電動昇降デスクの中で非常にコスパがよく、さらに実用的なモデルです。もし、在宅勤務で座りっぱなしが気になるかたや。集中力をアップさせたい方はぜひチェックしてみてください。それでは!