この記事には広告を含んでいます。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
タップできる目次
沼は深いけど、首まで浸かってしまえば快適です
私が良くチェックしている、グルドンというSNSがあるのですが、ここがまぁカメラやレンズの沼地で、一度ハマると抜け出せない、それは怖い場所だったりします。書き込みをチェックしていると、最新のミラーレス一眼や、Oculus Goがなぜか自宅に増えてしまうのと代わりに、お財布がどんどんかるくなるという…
そんな恐ろしい沼地グルドンですが、さすがみなさん博識な方が多く、お値打ちで便利なグッズをいろいろご紹介されてます(ツィートじゃなくて、マストドンのインスタンスなので「トゥート」ですね)。
カメラやレンズをカビから守る「ドライボックス」
初めて知ったのですが、レンズって湿気の多い環境だとカビてしまうんですね!
梅雨の季節など、湿度が60%を超えると、カビが繁殖しやすくなるのですが、食品はともかく、カメラやレンズもカビてしまうそうです。そして、やっかいなのはレンズの中にカビが発生してしまうと、もちろん外からは掃除ができないので、高い修理代を支払うことになります(怖っ)。
せっかく購入したカメラやレンズを守るためには、湿度が低い環境で保管するのが一番です。そのために、専用の「防湿庫」という商品があります。でも、かなり高価なんですよね…例えば、カメラバックなど、カメラ用アクセサリーで有名なハクバ写真産業さんの防湿庫だと、60LのモデルでAmazonで約2.2万円します。
60Lだと、だいたいカメラ本体3台、望遠の長いレンズ2本、通常サイズのレンズ4本と、その他アクセサリーまで保管できるようです。電子式のファンと、乾燥剤の組み合わせで自動で庫内の湿度を一定に保ってくれる優れモノなのですが、私のような初心者にはちょっと過ぎた代物かなぁと思っていました。
そんな時、グルドンで防湿庫の話が出た時、ドライボックスという簡易防湿庫(悪く言えばただのプラボックス)をおすすめしている方がいました。ちょっと調べてみると、私にはぴったりの商品だと思ったので、すぐ購入してしまいました。今回購入したのは、フエルアルバムでお馴染みのナカバヤシのもう1つの有名ブランド、キャパティのドライボックスです。
薄型のモデルには8Lと11があり、私は11Lを購入しました。11Lのサイズは幅48.6cm x 奥行き30.6cm × 高さ13.8cmとコンパクトで、重さも1.12kgしかありません。Amazonでの購入時の価格は1,776円でした。
同梱物もシンプルで、「説明書」「乾燥剤」「湿度計」の3点です。
湿度計は、こんな風にキャパティ内部のポケットに差し込むことで、外から見ても内部の湿度が簡単にわかります。取り付けてすぐだと、湿度は53%くらいを示しています。流石にまだ湿度は高くないようです。
ちょっと、キャパティ付属の乾燥剤1個だけだと不安だったので、ハクバの強力乾燥剤 キングドライ 3パックも合わせて購入しました。Amazonでの購入時の販売価格は456円でした。1個で約22Lのドライボックスを乾燥できるのですが、1袋に4個入って、さらに3パックになっているので、合計12個の乾燥剤をゲットしました。1個あたりの単価は38円になります。
キャパティ11Lに手持ちのカメラやレンズをぶっこんでみました
追加分も含めて乾燥剤もセットしたので、早速手持ちのカメラやレンズなどを早速並べて見ました。ちなみに左から、Canon EOS Kiss 5、SONY α6500、SONY α7IIIの3台です。レンズは本体につけているもの以外では、シグマ 16mm F1.4 DC DNだけです。
メインは、カメラやレンズですが、マイクやレンズフィルターも湿気はよくなさそうなので、そういったアイテムもいろいろ並べています。高さは無いので、一部カメラのホットシューの部分がはみ出しています。しかしフタの部分もある程度盛り上がっているため、重ねるとちょうど良く収まってくれました。
フタはこのように結構厚みがあって、さらにゴムパッキンが周囲にめぐらしてあり、ここでドライボックス内外の空気の出入りをシャットアウトします。
30分くらい放置した結果、ドライボックス内の湿度が30%まで低下しました。だいたい、30%~50%くらいが適切、と言われているようですので、まぁこれならOKだと思います。
約2,000円の投資で安心が手に入るなら、ねぇ
せっかく購入したカメラやレンズにカビなんか生えちゃった日には目も当てられません。実際、リセールバリューもかなり落ちてしまいますし。
本格的な防湿庫には機能も見た目も劣るとは言え(ただのプラスチックケースですしね)、約2,000円で安心が手に入ると思えば安いものだと思います。これから本格的な梅雨のシーズンを迎えますし、ちょっとでも不安がある方は早めの準備をおすすめします。それでは、また!