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ども、デイブでございます。今日は、新しく我が家に追加されたEchoデバイスを紹介します。そう、Amazonサイバーマンデーで特選タイムセールになってない、新製品のAmazon Echo Studioです。
え、なんで半額になってディスプレイもついてるEcho Show 5でも、やっぱり半額でお得なEcho Plusでもなくて、Studioなの?
ふっふっふ、それはEcho Studioじゃないと再生できないあの新フォーマットを体験したいからなのさ!
そう、今回新発売のEcho Studioは、お買い得になった他のEchoと違い、価格は2.4万円、さらに重さも3.5kgと重量級。AppleのHomepodよりもさらに大きく、重いスピーカーなんです。
でも、Amazonはなぜこんな超重量級のEchoデバイスを開発したのか、その答えは明白です。このEcho Studioでしか現状は楽しめない「Amazon Music HD & 3Dオーディオ」の真価を発揮できるAmazonデバイスが必要だったからです。ではその実力とは?
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Echo Stuioのスペック
機能/機種 | Echo Plus | Echo Studio |
---|---|---|
価格 | 17,980円 特選タイムセール 9,980円 | 24,980円 |
特徴 | プレミアムサウンド 内蔵温度センサー | Hi-Fi/3Dサウンド |
スピーカー数 およびサイズ | 3.0インチウーファー 0.8インチツイーター | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジ 1.0インチツイーター |
音楽ストリーミング | ◯ | ◯ Amazon Music HD 3Dオーディオ対応 |
外部スピーカー接続 | ◯ | ◯ |
Dolbyテクノロジー | Dolby Audio | Dolby Atmos |
音声通話 | ◯ | ◯ |
温度センサー | ◯ | ✕ |
サイズ | 148 x 99 x 99 mm | 206 x 175 x 175 mm |
重量 | 780 g | 3.5kg |
いきなりですが、ディスプレイを持たない細い円筒形のEchoデバイスで、音もプレミアムサウンドをうたうEcho Plusと比較してみました。結構違いがありますよね。
価格はさておき、 Echo Plusが2個のスピーカーなのに対して、Echo Studioは合計5つものスピーカーを内蔵しています。
Echo Studioは1台でステレオ感のある再生が可能になっており、さらにそれを活かした3DミュージックというAmazonが提唱する新フォーマットに対応しています(後述)。まずはこれだけのサイズ・数のスピーカーを、筐体をビビらせることなく、しっかり鳴らしきるには3.5kgという重さも必要になるということが良くわかりますね。
Echo Studioのパッケージを開封します
かなり大きめの箱を開けると、Echo Studioが入った黒い不織布の袋の頭が見えています。取っ手が付いているのでそのまま引き上げます。結構重いので慎重に!
Amazonロゴ?かと思ったら意外にも「alexa」ロゴ! この袋とっとこうっと。
どーん! 前デザインのMacProやApple Homepodのときにも感じましたが、やっぱ円筒形って近未来感ありますねぇ。ちなみに、Echo Studioが 高さ206mm・直径175mm・重さ約3.5kgに対してHomepodは高さ172mm・直径142mm・重さ約2.5kgなので、一回り大きく、太く、思いです。
背面に、付属のACケーブルを刺す穴が空いていますので、さっそく取り付けて電源を入れ、セットアップを行います。
Echo Studioのセットアップは2分くらいで完了します
Echo Studioの電源を入れると、スマホのAlexaアプリを起動するように促されます。
アプリ起動後、デバイスの追加でEcho Studioを選択できればあとはほんの数ステップでセットアップが完了します。
現在スマホで利用しているWiFiネットワークを選択すれば、 Echo Studio用にパスワードを入力する必要もありません。サクッと接続が完了します。
個人的にはGoogle Homeも好きなんですが、圧倒的にAlexa対応製品が増えてきました。
こんな風に、数あるAmazon Alexa対応デバイスの1つとして認識されます。これですべての準備が完了です。本当に3分くらいで終わってしまいました。
Amazon Music HDとはなにか?
セットアップも終わったので、早速音楽を聞いてみます。Amazon Musicアプリを起動して、Amazon Music HDに対応した曲を再生してみます。ちなみに、「Amazon Music HD」とはAmazonの音楽ストリーミングサービスAmazon Musicに新しく加わった高音質フォーマットで、通常のHD(CDクオリティ)と、さらに上位のULTRA HD(ハイレゾ)があります。
Amazon Music HDは、6,500万曲以上をロスレスオーディオで配信する新しい音楽配信サービスです。6,500万曲以上をCD音質であるHigh Definition(HD)、そのうち数百万曲はUltra High Definition(Ultra HD)で配信します。Amazon Music HDをAmazonプライム会員は月額1,780円(税込)、プライム会員以外は月額1,980円(税込)で、どなたにでも音楽をロスレス音質でお楽しみいただけます。すでにAmazon Music Unlimitedの個人プランまたはファミリープランにご登録されているお客様は、月額1,000円(税込)の追加料金でアップグレードいただけます。
引用元 : Amazon.co.jp – Amazon Music HDについてよくある質問
3Dオーディオは、Amazon Music HDに含まれる臨場感あふれる音楽体験を実現するオーディオ形式です。Amazon Echo Studio端末で再生できます。 3Dオーディオは、音に空間、明瞭さ、深みを与え、ステレオ楽曲を多次元オーディオ体験へと変化させます。 Amazon Music HDでは、Dolby AtmosおよびSonyの360 Reality Audioコーデックでマスタリングされた、世界の有名アーティストによる800曲以上のカタログ(楽曲数は増え続けています)を3Dオーディオで利用できます。 Amazon Music HDに登録されているお客様は、3Dオーディオに加えて、HDとUltra HDをEcho Studio端末で再生できます。
引用元 : Amazon.co.jp – Amazon Music HDについてよくある質問
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Echo Studioで「Amazon Music Ultra HD」 と「3Dオーディオ」を視聴
まずは、Amazon Music HDの最上位フォーマット「Ultra HD」から。
ハイレゾ音源としては超有名所のNorah Jonesの「Don’t Know Why」がULTRA HDフォーマットで配信されていたので、聞いてみました。
Echo Studioのたっぷりしたスピーカーサイズのお陰か、1ボックス形状ですが自然な広がりと、一方で繊細な音質にちょっと驚きました。かなり音量を絞っても、逆に大きくしても全く破綻せず、それぞれのバランスで鳴らしっぷります。
初代のEchoを持ってますが、ちょっとこれと比べるのは失礼になっちゃうほど音は良くなってますね。想像していたのは、サラウンド効果で部屋全体まで大きく立体的に鳴らすのかと思っていたら、大きくは鳴らしているのですが、サラウンド特有の粗さみたいなのを感じない、濃ゆい音質で意外でした。いいですよ、Echo Studio。では、次に未知の体験、3Mオーディオを!
チェックしたのはKool & The Gangの「Celebrtation」です。タイトルの上のマークが【Ultra HD】から【3D】に変わったのがおわかりになると思います。で、いきなり全然ちがう!
アゲアゲのパーティっぽい出だしのシーンから、スピーカーの位置を感じさせない不思議な、それでいて自然な鳴り方にガラッと変わります! なんかスピーカーから楽器や声の発生源が部屋に立体的に飛び出しちゃった感じですね。
もちろん、どこにEcho Studioがどこにあるのかはわかるのですが、目を閉じて頭をいろいろな方向に向けても、ちゃんと両耳に良いバランスで音楽が聞こえてくる! なにこれ??
その不思議な広がりは、再度Ultra HDの再生に戻るとよくわかります。同フォーマットはしっかりスピーカーの位置を決め、その方向に向いて聴くとベストなのですが、3Dオーディオはどこに置いておいても楽しく、クリアに聞こえます。
これはかなり楽しいぞ! まだ800曲くらいしか配信されていないみたいですが、もっと聴いて見たいと思いました。これはオペラとか、ライブ音源はすごく合うと思います。これは良いものを買っちゃったかも!
Echo Studioの設定について
Echoデバイスとして、チェックしておいた方が良い項目が何点かあるので、それを箇条書きにまとめてみました。
- デバイスの設定>一般>サウンド:「アラーム・タイマー・通知」の音量設定と「アラーム音を大きくする」設定~デフォルトだと、通知やタイマーの音量が大きすぎると思いますので、適度な音量に設定しつつ、音量が徐々に大きくなるように設定することをおすすめします
- デバイスの設定>一般>リクエスト音:「リクエスト開始時」「リクエスト終了時」両方ともオンに~ウェイクワードを言った時、Echo Studioがちゃんと聞こえたのかどうかがわかりにくいことがあります。このオプションを設定すると、「アレクサ」といった後に、「ポン!」と反応を返してくれます。音声コマンドの実行が終了したときも「ポン!」と鳴ってくれます
- デバイスの設定>一般:「会話継続モード」をオンに~「アレクサ、明日の天気は?」としてアレクサが反応を返した後、これをオンにしておけば「今何時?」とウェイクワードを言わなくても続けて音声コマンドを実行できます
以上3点ですね。これを設定することで大分快適に使えるようになると思います。
最後のまとめ
ハイレゾ対応&新しい3Dオーディオ体験ということで実際楽しみにしていたのですが、常に想像は体験に勝てず、どちらも非常に楽しめました。
このスピーカーと、3Dオーディオの特性から考えると、部屋のすみとか、机の上などに置くよりも、広めのリビングに設置して、部屋中を音楽で満たすみたいな使い方が向いていると思います。設置場所に応じて音質を調整する機能も備えているので、いろいろなところに置いてみて、どこがベストかチェックしてみたいと思います。
音源自体はもう何年も前に収録されているのに、ハイレゾ化や、そして今3Dオーディオと、まだまだいろいろな楽しみ方ができる、音楽ってすごいなぁと関心させられました。あぁYMOのライブ音源全部3Dオーディオでリリースしてくれないかなぁ。それでは、また!