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どもこんにちは、デイブでございます。本日は、Amazfitブランドの最新スマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」をレビューします。ちなみに、「Amazfit」と書いて「アマズフィット」と呼びます。
この「Amazfit GTR 3 Pro」、さすが同社の最新モデルの中でもフラグシップモデルだけあって、日中でもめちゃくちゃ見やすい1.45インチの大型液晶ディスプレイを搭載しています。
さらに24時間常時監視可能な心拍測定・SpO2(血中酸素濃度)計測にも対応、詳細な睡眠トラッキング機能など、健康管理もバッチリでさらにバッテリーも長持ちと、全方位に対して隙のない完成度高い仕上がりになっています。
ちょっと結論から先にお伝えしちゃいますが、私はMi Band 6やApple Watch Series 6など、スマートウォッチが大好きで色々購入して試してしていますが、その中でも特に「健康管理や睡眠管理を重視している人」だったら、iPhoneとペアリングして使う場合でもこちらをお勧めしちゃいます。
高品質で高性能、まさに最新Proモデル!って感じだね
操作サクサク、画面も大きくてキレイだから使っていて楽しい!
※本件レビューは製品をメーカーにご提供いただいて作成していますが、データなどの間違いなどを除き、内容については一切忖度をしていません。デイブが実際に使用した正直な感想のみを掲載しています。
タップできる目次
Amazfit GTR 3 Proとはどんなスマートウォッチなのか
Amazfit GTR 3 Proは、旧「Huami」・現「Zepp Health Corporation」(以下Zepp社)が開発・販売するスマートウォッチです。同社は、シャオミ(Xiaomi/小米)のパートナー企業として、シャオミブランドやシャオミの販路で製品を展開する製品を開発・販売しています。
代表的なところだと私も大好きで愛用している「世界一売れたスマートウォッチ」で有名な「Mi Bandシリーズ」も同社が開発した製品です。
高性能・低価格な製品を開発。販売し、スマートウォッチの魅力をどんどん高めているZepp社ですが、その結果同社はCounterpoint Research社が発表したスマートウォッチの出荷台数で、2021年第三四半期においてApple、Samsungに次ぐ世界3位のシェアを持つまでに成長しています。すごいですよね。
同社は自社の独自ブランドも立ち上げており、その1つがスマートウォッチのAmazefitシリーズであり「Amazfit GTR 3 Pro」は同社の最新モデルの1つとなります。
Amazfit GTR 3 Proのスペックとデザイン
Zepp社のAmazfitは、これまでも最新モデルを発売する際に、ラウンドフェイス(丸型)の「GTR」と、スクエアフェイス(四角型)の「GTS」という、2つのモデルを同時に販売してきました。GTR 2/GTS 2しかり、GTR 2e/GTS 2eもしかりです。
今回も、シリーズ3にはGTR 3とGTS 3がありますが、そのGTR 3の液晶をさらにスペックアップさせたのが今回レビューする「Amazfit GTR 3 Pro」になります。3機種比較表を作ってみたので、ちょっと見て下さい。
スペック | Amazfit GTR 3 Pro | Amazfit GTR 3 | Amazfit GTS 3 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 1.45インチ ULTRA HD AMOLED ラウンド型 | 1.39インチ HD AMOLED ラウンド型 | 1.75インチ ULTRA HD AMOLED スクエア型 |
解像度 | 480×480ピクセル 331ppi | 454×454ピクセル 326ppi | 390 x 450ピクセル 341ppi |
センサー | BioTracker™ 3.0 PPG加速度センサー/ジャイロスコープ/地磁気センサー/環境光センサー/気圧高度計/温度計 | ||
ロケーション | GPS/GLONASS/Galileo/BDS/QZSS | ||
防水性能 | 5 ATM | ||
バッテリー容量 | 450 mAh | 250 mAh | |
充電時間 | 約2時間 | ||
サイズ | 直径 4.6cm 厚さ1.07cm | 直径 4.58cm 厚さ1.08cm | 縦 4.24cm 横 3.6 cm 厚さ 0.88cm |
重量 | 32g (ストラップ含まず) | 24.4g (ストラップ含まず) | |
販売価格 (Amazon) | 39,800円 | 34,800円 | 29,800円 |
Amazfitの読み方は「トマト」であり「ピザ」である件
ちなみに、Amazfitの読み方が「アマズフィット」と読む件はすでに冒頭でお伝えしていますが、これ以前は英語読み的に「アメイズフィット」とい読んでいました。
でも、「Pizza」(ピッツア)が「ピザ」として、「Tomate」(トメイト)が「トマト」として普及しているように、読みやすさを重視して今回改めて「アマズフィット」に呼び方を統一したんだそうです。確かにローマ字読みでそのまま 「アマズフィット」って読んだほうがわかりやすいですよね。
Amazfit最新3モデルの違い〜おすすめする人・しない人
このように、GTR 3とGTR 3 Proの違いは、搭載しているディスプレイのみとなっています。GTS 3は、流石にディスプレイ形状が大きく変わっているので、その分サイズや、サイズの制限からくる搭載バッテリー容量も違っていますが、センサーやロケーションシステムは3機種とも同じです。そして、GTS 3にはProモデルはありません。
そのため、まずラウンドかスクエアかを選ぶのが最優先になると思います。GTS 3はサイズ的にも女性はもちろん、あまり大きなスマートウォッチはイヤ、という方にはおすすめです。
もしラウンド型を選択して、場合で5,000円アップしてもいいからさらに大きな画面をという場合にGTR 3 Proを選択することになると思います。
両者の差は、ピクセル数にして約24,000ピクセルの差になります。GTR 3の魅力として、美しい液晶、スマホを取り出さなくても多彩な情報がスイスイと表示できる点があるので、私のおすすめはやはり「Amazfit GTR 3 Pro」になります。
機能差はほとんどないので、デザインで選んじゃってOKです!
GTR 3は5,000円高くなっちゃうけど、下のモデルを選ぶと後から後悔することが多いからProがおすすめ!
Amazfit GTR 3 Proのハードウェアをチェック
まずはAmazfit GTR 3 Proのハードウェア面をチェックします。これが同製品のパッケージになります。本体はすでに取り出してありますが、やはりディスプレイの大きさとキレイさがインパクトありますね。
色は「ブラウンレザー」(今回レビューしているモデル)と「インフィニットブラック」の2種類あります。パッケージ写真や、公式サイトの画像を見るとブラウンレザーの本体ケース部分はかなりゴールドな色合いになっていますが、実際はシルバーっぽい落ち着いた感じなので、ゴールドを期待している方は要注意かもしれません。
本体操作は、タッチ式のディスプレイの他に、この本体サイド向かって右にあるのが「クラシックナビゲーションクラウン」と呼ばれるボタンで「プッシュ」と「長押し」そして回転に対応したボタンです。デフォルトの設定では、プッシュでアプリ一覧が表示され、長押しするとAlexaが起動します。左のボタンはデフォルトでは「運動」に設定されており、Zeppアプリで変更可能です。
本体裏側はこんな感じ。各種センサーが見えますね。上側のバンドを外しているところなのですが、Amazfitシリーズはバンドの取り付け方法や幅(22mm/20mmの2タイプ)が統一されており、Amazfit公式ストアや楽天店などでも購入できるので、気軽にバンドを交換して楽しめます。
充電はすっかり定番となった磁石方式です。取り付けも簡単だし、位置合わせに気を使うことも不要なのでほんと便利ですね。USB充電器は付属しないので、別途用意する必要があります。
Amazfit GTR 3 Proのすごいところ6つ
製品が到着してから、約2週間毎日装着していました。普段メインはシャオミのMi Band 6を愛用していますが、この期間は外してAmazfit GTR 3 Proのレビューに集中しています。
①液晶がデカくてキレイ・操作性も良好
まずなんと言っても毎日実感していたのは、Amazfit GTR 3 Proに採用された1.45インチ・480×480ピクセル(331ppi)のUltra HD AMOLEDディスプレイですね。大画面・高精細なディスプレイを活かして、スマートバンドなどでは考えられないような情報量満載のウォッチフェイスが多数用意されています、
まとめて表示できる情報量が大きいことのメリットを特に感じられるのが通知画面ですね。
どうですかこの情報量の多さ! Amazfit GTR 3 Proは、ディスプレイのタッチ感度や反応も非常に良い感じなのですが、さらに上のリューズ(クラシックナビゲーションクラウン)を回転させることでスクロールもできるので、長文でも読みやすくなっています。
専用アプリ「Zepp」には「文字盤ストア」があり、無料でさまざまなデザインの文字盤をダウンロードし、Amazfit GTR 3 Proにインストールすることができます。私がよく使っているのは、ランキング3位で見切れている「Dynamic Data」という文字盤です。
他にも、こんなクラシックな文字盤から、アニメーションをする文字盤まで多数用意されています。アニメーションするやつは、消費電力もアップするので警告が表示されますが、後述するようにバッテリーの持ちがそもそも優秀なので問題ないと思います。
②対応するスポーツの数が豊富&各種センサーが優秀
Amazfit GTR 3 Proは、なんと150種類以上のスポーツが登録されています。
中でも8種類のスポーツ(屋外・屋内ランニング、屋外・屋内ウォーキング、屋外サイクリング 、水泳、ローイング マシン、およびエリプティカル)を開始すると、Amazfit GTR 3 Pro は直ちに動きを自動認識して、データ記録を開始してくれます。
アクティビティやスポーツメニューを備えたスマートウォッチなら、心拍数をベースにして有酸素・無酸素運動と併せてトレーニング効果をチェックする機能があったりしますが、
最大酸素摂取量(最大VO2)、完全回復時間、トレーニングの負荷、トレーニング効果などの専門的なデータを評価する、自社開発の新しいモーションアルゴリズムを搭載しています。回復、進行状況、運動能力に影響するパフォーマンスの側面の情報を随時取得し、パフォーマンスデータをより専門的に追跡します。
引用元:Amazfit GTR 3 Pro公式ページ
とデータ分析方法もかなり詳細になっており、感覚的にも正確なデータが取得できていると思います。
5つの衛星測位システムに対応して位置測定も正確
私は主な運動は筋トレがメインなので、屋外でのウォーキングやジョギングなどを行なっていないのですが、ちょっと自転車で買い物に出かけた時に「屋外サイクリング」の測定をしてみました。
一部をアップしてみましたが、道のどちらがわを走っていたのかとか、横断歩道を渡っている位置など、かなり細かくトラッキングされていてびっくりしました。これは良いですね。
③ヘルスケア関連の機能が充実しまくっている
Amazfit GTR 3 Proで測定できる、主なヘルスケア関連の項目(健康指標)は下記の通りです。
- 心拍数
- ストレス
- 血中酸素濃度
- 呼吸速度
これらの値は24時間継続して計測・記録可能ですし、特に心拍数については低心拍数・高心拍数両方でアラートを設定できるので安心です。
④健康状態が気になったら「ワンタップで測定」でクイックに確認できる
Amazfit GTR 3 Proは、ヘルスケア関連の4つのデータをボタン1つで簡単にチェックできる「ワンタップで測定」というメニューを備えています。アプリリストから「ワンタップで測定」をタップし、チェックボタンで計測を開始するだけで45秒間で健康指標の4つの項目の最新データを計測できます。
PAIでわかりやすく運動習慣の獲得をサポート
PAIとは、「Personal Activity Intelligence」の略で、日々の生活や運動で得られた心拍数などの複雑なデータを、直感なスコアに変換した指標です。7日間のトータルスコアを「100」以上に維持すれば、生活習慣病のリクを大幅に軽減できることが実証されています。
一回一回の運動の強度を上げるだけでなく、7日間のトータルスコアで100を超えるようにするということで、毎日の中で細かく運動を積み重ねることが大事になってきます。
Zeppアプリの方では、目標のPAIを達成するためにどんな運動を何分すれば良いかを具体的に示してくれるのも便利ですね。
⑤バッテリーの持ちが良い
Amazfit GTR 3 Proの公式発表では、ハードな使用で6日間、標準的な使用で12日間、省電力モードではなんと30日間動作すると発表されています。
「自動心拍数モニター:1分」「アクティブ心拍数モニタリング」「睡眠時呼吸の質のモニタリング」「自動ストレスモニタリング」「血中酸素自動モニタリング」など、健康関連のデータを細かく取得しようとすると「バッテリーに影響があります」という警告が表示されるのですが、この辺のデータが取れることがウリだと思うので、全部オンにして計測してみました。その結果がこちらです!
満充電から約10日間は充電不要でした!
経過日数 | 初日 | 1日後 | 2日後 | 3日後 | 4日後 | 5日後 | 6日後 | 7日後 | 8日後 | 9日後 | 10日後 |
バッテリー残量 | 100% | 90% | 80% | 71% | 61% | 51% | 40% | 31% | 21% | 11% | 2% |
ご覧のように、1日9%〜10%ずつ減っていっていますね。いろいろなオプションオンで週2回ジムでのトレーニングでのトラッキングも含めて丸10日充電不要だったので、これ完全に合格点でした。毎日バッテリー残量のことを気にする必要がないので、本当に気が楽でした。
充電スピードも結構早かった!
スペック表では、0%からフル充電まで2時間となっていますが、こちらも実際に計測したらもっとスピーディーでした。
経過時間 | 開始 | 約9分 | 約21分 | 約30分 | 約89分 |
バッテリー残量 | 0% | 15% | 35% | 50% | 100% |
充電の方はざっくりした計測になっていますが、注目していただきたいのは約30分で50%まで充電が完了しているというポイントです。100%にするのに約1時間半かかっているのですが、1つ上でご紹介した上記のバッテリー残量の数値と合わせてみると「週末に使用を開始し、7日間使用すると約30%残っているから1時間だけ充電すればまた満充電になって1週間充電いらず」という、実行しやすい充電プランを立てられるのが良いですね。
身につけていてこそ役立つガジェットなのに、充電タイミングを考えるのとか面倒だもんね…
Amazfit GTR 3 Proなら、週末に充電するって決めておけばストレスフリー!
⑥他のスマートウォッチより進化した睡眠トラッキング機能
最近のスマートウォッチでは、睡眠時間だけでなく、さらにレム睡眠(体は寝ているが、脳が活動している状態)・ノンレム睡眠(体も脳も寝ている状態)を計測できるものが増えてきました。
しかし、Amazfit GTR 3 Proはさらにもう一歩進化していて、睡眠中の血中酸素濃度を連続計測することで、呼吸困難になっているかどうかをチェックしてくれます。自分ではわからない、「睡眠時無呼吸症候群」の症状の発見ができるもので、これは画期的だと思いました。
これ、すごいね!なんか寝ても日中眠くなっちゃう人とか絶対チェックした方がいいよね
幸いあんまり問題ないみたいで安心したよ…でも継続して計測しておくことが大事だね
Amazfit GTR 3 Proちょっと残念なポイント
①アプリが少ない
これもApple Watchとの比較になってしまいますが、あちらはiOS対応ソフトの中で、Apple Watchにも対応しているアプリが非常に多いです。インタフェースとしてはそれほど複雑なことはできないので、基本的にデータの閲覧や簡単な操作のものが多いのですが、それでもかなり便利なものもあります。
一方で、Amazfit GTR 3 ProはZepp社の独自OS「Zepp OS」を採用しているためか、サードパーティのアプリはほとんど発見できませんでした。独自OSならではの軽快で行き届いた操作性も評価高いのですが、長く使うためにはもっとアプリが増えて欲しいなと思いました。
②心電図機能が使用できない
Amazfit GTR 3 Proレビューまとめ
Amazfit GTR 3 Proは心電図(ECG)の測定機能を備えているのですが、日本国内では医療機器としての認可が必要な機能となっており、本製品は未対応なので使用不可になっています。これはApple Watchではついに対応したので、ぜひAmazfitにも頑張って欲しいと思います。
ということで、2点残念ポイントを上げてみましたが、ベースの機能・性能は非常に高いです。
大きくてキレイな液晶、スポーツや健康維持のための豊富なメニューと正確な各種センサー、スペック以上のバッテリー持ち、そして専用アプリ「Zepp」の操作性の高さと情報パッケージングのうまさ〜などなど、さすがAmazfitシリーズのフラッグシップモデルといった仕上がりになっています。
Androidスマホユーザーはもちろん、iPhoneユーザーにも自信を持っておすすめできます。
記事内では紹介できませんでしたが、コンパス、気圧計、To Doリスト、音声メモ、ポモドーロタイマー、そしてAlexaにも対応するなど、機能的にはてんこ盛りとなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
公式ストアでお得な2大キャンペーン実施中!
今、Amazfitの公式ストアでは、「10%オフクーポン」と「年末福袋キャンペーン」の2つのキャンペーンをどちらも12月10日(金)~12月22日(水)の期間限定で行っています。
年末福袋キャンペーンは、期間中に「Amazfit GTR 3 Pro」「同GTR 3」「同GTS 3」のいずれかを購入した先着180名がもれなく「Amazfit Bip S Lite」「Amazfit Bip S」のいずれかがもらえるという太っ腹なキャンペーンになってます。さらに、期間中の購入者全員から抽選で20名に「Amazfit GTS 3」が当たるチャンスもありますので、もし気になっている方はこの機会をお見逃しなく!