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Amazfit Balanceの「レディネススコア」はあなたの健康習慣を根本から変えるかも!

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どもこんにちは、デイブでございます。今回は、Amazfitアマズフィットブランドの最新スマートウォッチ「Amazfit Balance」という最新モデルをレビューします。以前は、「Amazfit GTR 4」などの「モデル名+バージョン」の表記になっていましたが、本モデルからネーミングルールが変更されています。

多分、これはより同社のスマートウォッチの方向性やゴールを明確にするためのものだと思います。今回の場合で言えばまさに「心と体のバンランスを保ち、アクティブに健康を獲得する」という意味が込められているようです。

心と体の健康って年齢を追うごとに重要になってきているのですが、でもなかなかアクティブな運動の機会って確保できなくて、せいぜい「エスカレーターではなくて階段を使う」とか、「買い物の時に大回りして歩数を稼ぐ」みたいなことしかできないんですよね。

そういう人にとっては、スマートウォッチってランニングとかジョギングをしっかりやっている人向けの商品なんじゃないかな、と敬遠していた人も多いと思うんですよ。

でも、今回ご紹介する「Amazfit Balance」は、ちょこっとした運動とか、日々の生活の中での脂肪燃焼チャンスもしっかり記録してくれますし、新搭載の「レディネス」機能で、まさに心と体の両方のポイントを自動的にチェックしてくれて、かつこれも新しく「体組成測定機能」も搭載。自分が今どんな状態にあるか、何に気をつければ良いのかなどを可視化してくれます!

デイブ

まさに「心身の健康」をサポートしてくれるスマートウォッチなんだよね

ぱんだ㊙

デザインもおしゃれで、かつディスプレイも大きくてキレイだから毎日身につけられるね!

※本件レビューは製品をメーカーにご提供いただいて作成しています。データなどの間違いなどを除き、内容については一切忖度をしていません。デイブが実際に使用した正直な感想のみを掲載しています。

Amazfit Balanceのスペックの進化ポイントは

改めて、「Amazfit Balance」は、旧「Huami」・現「Zepp Health Corporation」(以下Zepp社)が開発・販売するスマートウォッチの最新モデルです。2023年10月24日に発売されました。

「Amazfit Balance」のスペックを、前モデルの「Amazfit GTR 4」と比較するとこのようになっています。

スペックAmazfit Balance Amazfit GTR 4
ディスプレイ1.50インチ
HD AMOLED
1.43インチ
HD AMOLED
解像度480×480ピクセル466×466ピクセル
明るさ 最大1,500nit 最大1,000nit
センサー(健康)BioTracker™ 5.0 PPG、生体電気インピーダンスセンサー(BIA)、温度BioTracker™ 4.0 PPG
センサー(動き)加速度、ジャイロ、地磁気、気圧、環境光加速度、ジャイロ、地磁気、気圧、環境光
衛星測位 6衛星対応
アメリカ GPS
ロシア GLONASS
EU Galileo
中国 BDS
日本 QZSS(みちびき)
インド NavIC
6衛星対応
アメリカ GPS
ロシア GLONASS
EU Galileo
中国 BDS
日本 QZSS(みちびき)
インド NavIC
防水性能5 ATM5 ATM
バッテリー容量475 mAh475 mAh
バッテリー持ちハードな使用:最大7日間
標準的な使用:最大14日間
省電力モード:最大25日間
ハードな使用:最大7日間
標準的な使用:最大14日間
省電力モード:最大24日間
時計モード:最大50日間
充電時間約2時間
(磁気充電)
約2時間
(磁気充電)
サイズ直径 4.6cm
厚さ1.06cm
直径 4.6cm
厚さ1.06cm
重量約35g(ストラップ含まず)
約45g(ナイロンストラップ含む)
約52g(リキッドシリコンストラップ含む)
34.3g(ストラップ含まず)
61.1g(ストラップ含む)
その他の機能レディネス [New]
体組成計測 [New]

3種類の呼吸トレーニング
1種類の呼吸トレーニング
販売価格
(Amazon)
41,900円31,900円
「Amazfit GTR 4」と新モデル「Amazfit Balance」のスペック比較

利便性と健康面での機能強化のために、より大きくて明るいディスプレイ、また主に健康面に影響する各種センサーの強化、そしてそれらを活かしたメニューが追加されていることがわかると思います。

また、前作AmazFit GTR 4では1種類だったバンドが、ナイロンストラップの「サンセットグレー」(写真右)とリキッドシリコンストラップの「ミッドナイト」(写真左・今回試用モデル)の2種類発売されており、装着する人スタイルに合わせたチョイスができるようになっています。

ぱんだ㊙

文字盤のデザインが豊富だからぶっちゃけどっちでもOK!

デイブ

バンドの交換もしやすかったです!

Amazfit Balanceのパッケージとハードウェアをチェック

パッケージと同梱物

こちらが「Amazfit Balance」の外箱と本体です。大きくて高精細なディスプレイが目立ちますね。

「Amazfit GTR 4」の色は、今回ご紹介する「スーパースピードブラック」(写真左)と、もう1色「ヴィンテージブラウンレザー」(写真右)があります。ブラック方はバンドがシリコン製で非常にスムーズな素材おでてきており、水濡れなども問題なのでスポーティなモデルが好みの方はブラックですね。

同梱物は、本体とバンドのみのシンプルな構成となっています。もうスマートウォッチでは当たり前になっていますが、充電ケーブルは脱着が非常に楽な磁石式を採用しています。ちなみに、iPhoneやAndroidなど、スマートホンと接続しないと使えませんのでその点はご注意ください。

本体側面とボタン類

「Amazfit Balance」本体はワンピースアルミニウム合金製のミドルフレームを採用しており、その周りを高光沢スプレーPCボトム シェルで囲ったデザインになっています。これにより本体の強度を高めつつ、デュアルバンド円偏波GPSアンテナも実装できるようになりました。

ケース上部(写真では右)には大きな「クラシックナビゲーション クラウン」と呼ばれる、いわゆる竜頭があります。押し込みにも対応しており、竜頭の長押しと、その下(写真では左)にある長方形のボタンを押した際の動作を専用アプリ「ZEPP」のショートカット設定で下記のように個別に設定できます。

私は、上のボタンの長押しは「Amazfit Balance」のウリの機能の1つ「ワンタップで測定」を呼び出すようにセットしています。下のボタンは各種「運動」、つまり屋外ランニングや屋外ウォーキングなどの測定をすぐに行えるようになっています。

「ワンタップで測定」は、手首より若干肘寄りの位置に強めにバンドを締めて45秒静止していることで、その時点での心拍数やストレス値、血中酸素濃度や呼吸速度などの体の状態を簡単に測定できる機能です。便利なので上ボタン長押しに割り当てて使用しています。

本体裏面

こちらが「Amazfit Balance」の本体裏面になります。中央にあるのが「BioTracker™ 5.0 PPGバイオメトリック」という2LED方式のセンサーです。裏面には非常に薄い0.4mmのガラスベースを採用しており、各種データの読み取り精度が向上しています。

また、本体裏面上部に2つの丸が見える部分が充電端子で、本体裏に充電ケーブルを近づけるだけで、磁石の力でパチ!っと正しい場所に装着されるので、充電端子がずれて正しく充電できなかった、などということはありません。

デザインやハードウェアの説明はこんな感じです。次に、「Amazfit Balance」の主な機能と特徴をチェックしましょう!

Amazfit Balanceの主な機能と特徴

ここでは、Amazfit Balanceの主要な機能と特徴を解説していきます。なにしろ機能が多く、いずれもハイスペックなのですが、特にこれは要チェック!というポイント6点をピックアップしてご紹介していますのでぜひチェックしてください。

①1.5インチ・最大1,500nitの大きくて明るいディスプレイ

まず特筆すべきは、Amazfit Balanceに採用された1.5インチ・480×480ピクセル(323ppi)のAMOLEDディスプレイですね。前作Amazfit GTR4は466×466ピクセル(326ppi)でした。

画面が大きくなっただけではなく、明るさも最大1,000nitから1.500nitへと向上しているため、画面の美しさはそのままに、さらに大きく・明るくて上記のような情報量の多い文字盤でもしっかり内容を確認できます。これは私のお気に入りの文字盤ですが、なんと時計(アナログ・デジタル両方)、日付、歩数、消費カロリー、気温に加えて、さらに中央の枠内に6つのボタンがあって各機能にダイレクトにアクセスできるようになっています。

専用アプリ「Zepp」には「文字盤ストア」があり、無料でさまざまなデザインの文字盤をダウンロードし、簡単に「Amazfit Balance」にインストール可能です。ただし、常時アニメーションを行うような文字盤は、バッテリー消費も激しいので「高消費電力」というタグが付けられています。バッテリーを長持ちさせたい場合は避けた方が良いです。

アプリ一覧表示でも、この数を一気に表示できます。そしてカラフルでキレイですね!もちろんタッチパネルの感度も良好なので、これだけ情報が多くてもストレスフリーで操作できるのもポイントです。

②メンタル&フィジカルの両方を数値化「レディネススコア」に大注目!

今回、私が一番注目したのがこの「レディネス」です。これは、毎日の睡眠で、身体と精神の両面がどれだけ回復できているか、つまり心と体の休息が睡眠を通じて取ることができているかを数値にして表示をしてくれるものです。

まず大まかに分けて「身体の回復」と「精神の回復」がどのような状態かを表示してくれるのですが、さらにその細かい要因を下記の4つの数値に分けて細かくチェックしてくれます。

レディネススコアの計測数値
  • 呼吸の質:いびきの頻度や無呼吸になっている状態
  • 温度:体温ではないことに注意。本体裏側のセンサーに接触している表面の温度が睡眠に適しているか
  • 安静時心拍数(RHR):睡眠中の1分あたりの心拍数
  • 睡眠時心拍変動(HRV):拍動のばらつき、睡眠時の落ち着き

ちょっとショックだった「呼吸の質」の問題

私の場合、4つの数値のうち「呼吸の質」が「注意」になっていました。これは、いびきをかいていたり、睡眠時無呼吸症候群を発症している場合に悪化するそうです。もともと肥満なのと、ちょっと疲れるといびきをかくことを妻にも指摘されていたのですが、ちょっとちゃんと対応しなければいけないと思いました。

そこで、先週から行きつけの内科の「睡眠外来」に通うことにしました。こういった、寝ている間なので自分では認識できない睡眠の質といったものを、心と体の両面から評価して可視化してくれるのはとてもありがたい機能だと思います!

デイブ

「呼吸の質」がそんなに悪いとは思ってなかったんだよ…

ぱんだ㊙

でも、本当にこれがきっかけでお医者さんに通うようになったのは良かったね…

③体組成計も搭載! 指2本をくっつけるだけでいつでも簡単に測定できます。

前述のレディネススコアもかなり画期的ですが、この体組成計機能も非常に便利だと思います。なんと、体組成計アプリを起動して、操作ボタンであるクラシッククラウンとボタンに指を2本、たった10秒間触れるだけで、筋肉量や水分量、体脂肪率、骨量、タンパク質や基礎代謝を計測・表示してくれます。

最初に体重を入力してから計測するのですが、計測された数値は通常の体組成計月体重計の結果ともほとんど同じで、体感的にも正しい値が表示されていました。

これは、ちょっと気になった時のチェックにとても役立ちそうですね!

④豊富なアクティビティ&新搭載のスマートコーチで健康増進を総合サポート!

150以上のアクティビティが記録可能で、なんと筋トレも専用メニューで記録可能!

Amazfitシリーズは、アクティビティの計測は以前から優秀でした。種類も150以上あり、珍しいところでは筋トレなどもかなり専門的なメニューが用意されています。

筋トレイメージ

通常のスマートウォッチだと、心拍数(有酸素・無酸素運動をチェック)や、継続時間をベースにして消費カロリーを算出するというのが限界でした。つまり、重い重量を持っても、セット数を積み重ねてもそれは効果にカウントされていませんでした。

しかし、Amazfit Balanceでは筋トレのメニューを自動判別し、さらに重さやレップ数(実行した回数)なども記録することで、筋トレの内容をより正確に、また客観的に記録することができるようになりました。回数や重さは、インターバルの間に修正することも可能です。

下記、私が実際に行なった筋トレのある一日の記録をご紹介します。

まず、左データは、今回の筋トレの詳細データを一覧表示したものです。約1時間、合計25セット分のトレーニングを行なったことが記録されています。

右の図は、筋トレ中の心拍数の推移と心拍ゾーンの割合をまとめたものです。筋トレは基本的に無酸素で行いますので、ちょっと有酸素帯が長い=強度が足りない可能性がありますね。

総合評価は、トレーニング効果(左図)というデータでも一覧できます。ここでも有酸素運動の多さが「過剰」と指摘されていますね。また、行なったトレーニングの種類に応じて、どの筋肉を使ったかを表示しています。

右は、Amazfit Balanceが自動判別した筋トレメニューの内容です。重さは間違っていることが多かったですが、種目や回数(レップ数)は結構正確でした。私は、ジムに毎回筋トレのメニューや重さ、回数などを記録するために専用の手帳

忘れていても自動で記録を開始してくれる8つのアクティビティ

アクティビティには自動認識機能も備えており、上記の代表的な8種類のスポーツ(屋外・屋内ランニング、屋外・屋内ウォーキング、屋外サイクリング 、水泳、ローイング マシン、およびエリプティカル)を開始すると、Amazfit Balanceは直ちに動きを自動認識して、データ記録を開始してくれます。

これは、実際に私が週末に外出した時の記録ですが、自分では意識していないちょこっとした屋外やさらに屋内での移動でも、ちゃんとウォーキングの活動として自動記録してくれます。通常はただ「歩数」としてカウントされてしまうものなので、これがアクティビティとして記録されるのは嬉しいですね!

ぱんだ㊙

ちょっとの運動もちゃんと記録してくれるの嬉しいね!

デイブ

短い距離でも短時間でも、体を動かすことの積み重ねが大事だものね!

新開発のAIスマートコーチングアルゴリズム:Training Support Zepp Coach™ 2.0も搭載!

そんな、充実したアクティビティ機能を誇る「Amazfit Balance」ですが、さらに今回新しくコーチングツールが導入されました。「Zepp Coach™」は、独自に開発したスマートコーチングアルゴリズムで、AIを活用したオーダーメイドのガイダンスを提供。

あなたの身体的特徴、運動経験レベル、週に何回トレーニングしたいかに基づいて、パーソナライズされたトレーニングプランを生成し、より科学的なプランニング、トレーニング、リカバリーをサポートしてくれます。

ここで効いてくるのが、先ほどの自動記録ですね。コーチングの結果として、細かいアクティビティによる心拍数の上昇などもプログレス(達成事項)にカウントしてくれるので、意図的なトレーニングだけでなく、総合的なヘルスケアサポートを実現してくれます。

ぱんだ㊙

自分だけの無理ないトレーニングプランを開発してくれて、サポートしてくれるよ!

デイブ

運動強度よりも、習慣化に着目して体調に合わせた強度調整や、休息日も自動で設定してくれるのがGood!

デュアルバンド円偏波&6つの衛星測位システムに対応、アクティビティの記録がさらに詳細に!

Amazfit Balanceは、位置測定にもかなり力を入れたスマートウォッチとなっています。前バージョンと同様、デュアルバンド円偏波GPSアンテナテクノロジーを搭載。これにより、従来のスマートウォッチで課題だった、樹木の茂ったトレイルやハイキングしていても、密集した都心をサイクリング時のGPS精度低下を改善しています。

また、電波を受信する衛星自体も、インドの「NavIC」測位衛星システムを含む合計6つの測位衛星から電波を受信することで、さらに精度の高い測位を可能にしています。

実際に立川駅から昭和記念公園の周辺を屋外ウォーキングしてみました。左は地図表示で、画像右は各心拍ゾーンおよび高度表示です。若干スタート地点でおかしな部分がありますが、それ以外はきちんとトレースされていますね。

また、これを見ると「無酸素ゾーン」で長く活動していることがわかります。本来であれば、もう1つ下の「有酸素ゾーン」の心拍数で循環器系の強化や脂肪燃焼を狙いたいのですが、こうやって可視化されることで改善点もすぐに見つけられるのが良いと思います。

さらに、アクティビティの詳細からは、左のような高度計と、またウォーキング時のストライド(歩幅)や、トレーニング効果のクイックレポート、また1km毎の速度と心拍数・かかった時間などもチェックできます。この例では、有酸素モードで長くトレーニングできていますね。

ここまで、「Amazfit Balance」のアクティビティ関連の機能をチェックしてきましたが、かなり充実した内容であることがお分かりいただけると思います。

「Amazfit Balance」のアクティビティ機能まとめ
  • 150種類以上あるアクティビティ機能
  • 筋トレなど、専門的なアクティビティ専用の計測メニュー搭載
  • 8種類の自動記録メニューの設定で記録漏れなし
  • AIを活用した「Training Support Zepp Coach™ 2.0」で継続した健康獲得をサポート
  • デュアルバンド円偏波&6つの衛星測位システムに対応した精度の高いGPS

正直、アクティビティ関連でも「Amazfit Balance」はスマートウォッチの中でも最高レベルだと思います。新搭載の「レディネススコア」とこの最高レベルのアクティビティ関連機能が合わさることで、健康状態の確認・可視化だけでなく、そもそもの健康を獲得するためのサポート機能が豊富に揃っているのが「Amazfit Balance」の最大の特徴と言ええると思います。

ぱんだ㊙

これだけ揃っていれば、装着しているだけで自然と健康になっちゃうかも!

デイブ

さすがにそんなことはないけど、でも背中を押されまくるのは実感しています!

⑤バッテリーの持ちが良い

Amazfit Balanceは、公式発表では下記の通り「ハードな使用で7日間」「常時表示ON(AODモード)で5日間」「標準的な使用で14日間」「省電力モードで25日間」もの長期間動作が可能になっています。

「自動心拍数モニター:1分」「アクティブ心拍数モニタリング」「睡眠時呼吸の質のモニタリング」「自動ストレスモニタリング」「血中酸素自動モニタリング」など、健康関連のデータを細かく取得しようとすると「バッテリーに影響があります」という警告が表示されるのですが、この辺のデータが取れることがウリだと思うので、全部オンにして計測してみました。その結果がこちらです!

満充電から約10日間は充電不要でした!

経過日数初日1日後 2日後 3日後 4日後 5日後 6日後 7日後 8日後
バッテリー残量100%88%76%65%54%42%39%26%12%

ご覧のように、1日約11%〜12%ずつ減っていっていますね。常時点灯を初め、心拍数の1分計測や通知機能などもすべてONにした、いわゆるハードと呼ばれるモードで丸8日間持ちますので、十分合格点だと思います。

充電スピードも結構早かった!

スペック表では、0%からフル充電まで2時間となっていますが、こちらも実際に計測したらもっとスピーディーでした。

経過時間開始約9分約21分約30分約89分
バッテリー残量 0%15%35%50%100%

充電の方は気がついた時にチェックしたため、おおまかな計測結果ではありますが、注目していただきたいのは約30分で50%まで急速充電ができていると言うこと露ですね。100%にするのには約1時間半かかっているのですが、バッテリー残量の数値と合わせてみると「週末に使用を開始し、7日間使用した時点で朝シャワーをあびた時に約1時間充電すればまた100%に戻る」というリズムが立てられるので、非常に充電スケジュールが立てやすいのがありがたいです。

デイブ

睡眠計測がウリだから、寝る時こそ身につけていたいのに、充電頻度が多いと忘れちゃうよ!

ぱんだ㊙

Amazfit Balanceなら、まるまる1週間は身につけていられるから安心だね!

Amazfit Balanceちょっと残念なポイント

これだけ高機能なら、やっぱりおサイフケータイに対応して欲しい!

これだけ充実した機能を備えており、それこそ常時装着できるスマートウォッチともなれば、ぜひここはおサイフケータイに対応していただきたいです。そうすれば、これ1つで外出できますし、万が一お財布を家に忘れてしまっても、移動や買い物などをこれで済ませることができちゃいます。

心電図機能が(メニューはあるのにおま国で)使用できない

Amazfit Balanceは、新バージョンの「BioTracker™ 5.0 PPGバイオメトリックセンサー」を搭載しているのですが、残念ながら現在のところ、日本国内では心電図(ECG)測定機能を使用できません。これは前モデルの「Amazfit GTR 4」でも同様だったので、ぜひ実現してほしいと思います。

しかし、Apple Watchでは対応済みとなっていますので、法律的には可能な状態です。心電図の計測でわかる不整脈などは循環器系の疾患の把握としても重要なので、せっかく健康関連の機能が充実しているAmazfit Balanceにも期待しています!

ぱんだ㊙

ちょっと欲張りなのは分かってるんだけどね!

デイブ

他の機能が非常に優れているから、なおさらなんだよね、でも良いスマートウォッチです!

Amazfit Balanceをおすすめめしたい人・おすすめできない人

「Amazfit Balance」の機能や特徴、また残念ポイントなどもレビューしてみましたが、その上で本「Amazfit Balance」をおすすめしたい人・またおすすめできない人は下記の通りです。

おすすめな人
おすすめできない人
  • 大きくて明るいディスプレイを持つスマートウォッチを使用したい人
  • 健康重視のスマートウォッチを探している人
  • 最先端のスリープトラッキング機能を求めている人
  • 体組成計の機能を使用したい人
  • 運動や各種のアクティビティの活動を詳細かつ手間なく収集したい人
  • バッテリー長持ちのスマートウォッチを探している人
  • 安いスマートウォッチを探している人
  • MacユーザーでAppleエコシステムに魅力を感じている人

こういった感じでしょうか。確かに価格もちょっと高いのですが、心身の健康を獲得するために必要な機能をこれでもかと詰め込んでいるので、健康志向の方には非常に有効な選択肢の1つだと思います。

これは私の感想ですが、「Amazfit Balance」を使用するようになってから「ちょっとでも散歩しようかな」とか、「階段の乗り降りはエスカレーターじゃなくて階段を使って心拍数を上げよう」などの意識の変化がありました。こう言うのは、正直お金で買えないんですよね…

私はiPhoneユーザーでMacBook Pro使いでもあるのですが、Apple Watchとの組み合わせでのロック解除やApple Watchだけでも通話できるなど、Appleエコシステムの便利さをわかっていても「Amazfit Balance」に手が伸びる生活が続いています。

デイブ

左右に1つずつ装着しちゃえば問題解決なのさ!

ぱんだ㊙

あ、ヘンタイさん発見…

Amazfit Balanceレビューまとめ

ということで、最後にちょっとだけ残念ポイントを上げてみましたが、Amazfit Balanceはハードウェアとしての性能、および特に運動や健康関連の機能は非常に優れています。

大きくてキレイな液晶、健康維持及び健康増進のための豊富なメニューと正確な各種センサー、そしてその情報を利用者に見やすくしてくれる「レディネススコア」の搭載、公表値以上のバッテリー持ち、そして専用アプリ「Zepp」の操作性の高さと情報パッケージングのうまさなどなど、さすがAmazfitシリーズの全部入りの最新作といったモデルになっています。気になった方はぜひチェックしてみてください!

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