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ども、デイブでございます。今日は、アイロボット ファンプログラム限定の「掃除の常識を変える」シークレットファンミーティングに参加してきました。募集がかかっていた時には、まさにシークレットだったので、どんな新製品が登場するかわからなかったのですが、つい先日、アイロボット最新の「Braava jet m6」が発表になったので、 もしかしたらと思っていたら、ご対面できました!
真ん中が、新しいブラーバジェットm6ですね。従来モデルとの簡単な違いは、まず清掃範囲ですね。約3~4倍に水拭きできる面積を拡大しています。
- 左:ブラーバ390j(広い部屋を最大20畳まで水拭き。市販の使い捨てお掃除シート使用可能)
- 中:ブラーバジェットm6(最新モデル。最大60畳まで水拭き可能)
- 右: ブラーバジェット 250(キッチンなどの床を最大15畳水拭き)
ルンバを正しく評価するために、ブラーバをレンタルしてみた(ルンバ980レビュー5回目)
「iRobot ルンバ e5」を約半年間使用してみた正直な感想です
うちではルンバ980のモニターを経て、ルンバe5が週3回稼働してくれています。そして、Braava 390jもレンタルして試用したことがあったのですが、その時は可動範囲の狭さやうちの造りなどからブラーバの導入にはいたりませんでした。新型のブラーバジェットm6はかなり賢くなっていると噂なので、楽しみに参加してきました。
前回はちょっと残念だったけど、最新型ならうちでも活躍してくれるかな?
水拭きでお掃除すると床がつるつるして気持ちいいもんね!
今回のイベントの模様を動画にしてみました。こちらもご覧いただきながら、お読みいただけると嬉しいです。
タップできる目次
アイロボットのミッション:アイロボット 望月 陽二郎さん
まずはアイロボットジャパンのマーケティングコミュニケーション部 部長、望月 陽二郎さんから、 「拭き掃除の新たな歴史、始まる 」 というタイトルで、 アイロボットのミッションや同社が考えるスマートホームのあるべき姿、についてご説明がありました。
アイロボットは、いわゆるお掃除ロボットだけではなく、災害救助など、シビアで人間が活動しにくい場所で働くロボットなども幅広く手掛けているんですね。
そんなアイロボットが考えるスマートホームの定義がこちらです。
- Simple:人はただ普通に生活するだけ。家自身がすべてやってくれる
- Automated:人の手を煩わせることなく、全て自動で調整・メンテしてくれる
- Personal:住む人の好みにぴったりと合わせてくれる
確かにこれは理想的な環境だと思います。家事や掃除で空いた時間を、もっと有効でクリエイティブな目的のために使うとか、ただただのんびりするとか。掃除にまつわるストレスを減らすことはとても大切だと思います。お掃除は快適に暮らすための手段であって、目的ではないですものね。
ちょっとこの数字を見てびっくりしたのですが、うちで活躍してくれているe5のCPU性能は、32 MIPS、つまり1秒間に3,200万回の命令を実行できるのに対して、i7は約308倍の9,880 MIPS、1秒間に98億8,000万回もの命令実行能力があるんですね。すごいな…かしこだな…
ブラーバジェットm6がすごい4つのポイント:アイロボット 藤田佳織さん
次に「拭き掃除の新たな歴史、始まる」と題して、ブラーバジェットm6に関してプロダクトマーケティング担当の藤田さんからプレゼンがありました。同製品がパワーアップした主に4つのポイントについてご説明してくださいました。
基本の水拭き・から拭き性能がさらにパワーアップ
新しいブラーバジェットm6は、フローリングだけではなく、タイルや石材など様々なタイプの床を掃除できるようになりました。水拭き面積も最大60畳まで拡大しています。
そしてそのお掃除の方法もかなり進化しています。以前のブラーバは扇型をメインに決まったパターンに沿って清掃していました。ブラーバジェットm6は、今回は汚れを検知するといったん下がってジェットスプレーをかけ、その後で汚れを落としにいくなど、人間っぽい動きを獲得しています( 動画にも登場します)。専用クリーニングパッドは下記の3種類あります。
- 洗濯可能パッド(自宅で洗って繰り返し使えます)
- 使い捨てウェットパッド
- 使い捨てドライパッド
水拭きとから拭きは、装着されたパッドをブラーバが自動判別。手動で設定する必要はありません。
複数の部屋・広い部屋もマッピングして賢くきれいに
清掃に関する機能が肉体改造だとしたら、こちらは頭脳の進化になります。ルンバの最新・最上位機種i7にも搭載されている、「Imprintスマートマッピング 」 という機能を新たに搭載しました。
本体のサイズがアップして、最大60畳に水拭き可能面積が増えただけじゃなくて、新たに「Imprintスマートマッピング機能」を搭載することにより、部屋の間取りを学習します。
スマホ用の「iRobotホームアプリ」を使用することで、各部屋をきちんと認識し、区別することができるようになりました。それも、1部屋が広くて複数の機能を持つ場合、例えば「リビングダイニングのダイニング部分だけ」を区切って別々の場所として認識させることもできます。
もちろん認識するだけではなく、初回の清掃をしながら各部屋の細かい地図、部屋の繋がりなどもすべて学習し記憶します。そして、次回以降の清掃時には最適な拭き掃除ルートを自分で考える優れものなんです!
先程の「iRobotホームアプリ」を使えば、毎週決まった曜日・時間に自動で清掃を開始するスケジューリング設定や、外出先からも清掃開始を指示できるんですが、さらに設定した部屋やエリア単位で掃除をかけることも可能。これは賢いですね!
ホームベースを認識し、自動充電・自動再開
そして、ルンバ同様ついにブラーバにもホームベースが登場しました。Imprintスマートマッピングでも活躍する本体内蔵カメラ(本体の上先端部分)で、周囲の状況とホームベースの位置を常に把握しています。
そして、拭き掃除中に充電が必要になると、きちんと最適なルートでホームベースに帰還し、充電、また途中になってしまっていた地点から拭き掃除を再開するという優れものです!
この、ホームベースに帰る時にいったん前進してホームベースに近づき、車庫入れのように 向きを変えてバックで帰還するのですが、その時おしりをふりふりしながらバックするのがとてもかわいいんです! 動画の中で、なぜふりふりするのかを藤田さんが説明してくれていますので、ぜひチェックしてみてください(3分38秒~)。
ルンバとの連携でお掃除全体のレベルがアップ!
ルンバと連携して、ルンバが掃除機をかけた後に、その終了を認識して、連動してブラーバが拭き掃除をする、なんてことも可能になっています。頑張り屋さん!
2台の異なったお掃除ロボットを連携して動作させられるなんてちょっと未来ですよね。冒頭の、アイロボットが考えるスマートホームにまた一歩近づいたことを実感しました。
iRobotホームアプリ上で、こんな風にルンバとブラーバの連携について細かく設定できます。
ブラーバジェットm6の導入について(特にお値段)
肉体も頭脳もかなりパワーアップしたブラーバジェットm6、かなり欲しくなったのですが、やはりネックになってくるのは7万円近い値段ですよね。
他の2機種と比べても、一段と高価です。まぁ、これだけ機能差があって賢く掃除できるとなれば仕方ないのかもしれませんが…でも、例えば週3回掃除してもらうとして、ブラーバジェットを5年使用する場合、掃除回数は「3*52*5=780回」あるわけです。アイロボットストア価格の69,880円(本体)を780で割ると、1回の拭き掃除当たりの金額は97円です。
1回97円で、お家全体をしっかり水拭き掃除してくれることを考えたら、かなりリーズナブルな金額だと思います。あ、書いていて真剣に買いたくなってきました。
ブラーバジェットm6 ファンミーティングに参加してみて
今回、アイロボットジャパン主催のファンミーティングに初めて参加させていただきました。
イベントの中で「シニア 」「ガジェット好き 」「小さいお子さんのいらっしゃるご家庭」「若いカップル 」「ペットを飼っているお家」など、いろいろな家族の在り方の中で、どうすればこのブラーバジェットm6を普及できるかについてアイデアを出すセッションがありました。アイロボットの方が真剣に参加者の意見をメモを取りながらお聞きになっていたのが印象的でした。
あと個人的には、iRobotホームアプリとの連携によって、ルンバに加えて、ブラーバジェットm6にも名前が付けられるようになったのはポイント高いです! そして、誕生日も設定されるようになりました(購入後起動した日付が自動で設定される)。
多くの参加者の方が、ペットのようにルンバやブラーバを家庭に受け入れて、お付き合いをしているのがわかりました。まさにうちも完全にそうなので、ちょっと安心しました。
同時に、もしかしたらスマートホームとしてはペットや子供の見守り、お年寄りの話し相手、活動状況を確認して万が一の病気や転倒、室温をチェックして熱中症予防警告を出すなど、まだまだいろいろな可能性があるんじゃないかな、と思いました。
なにはともあれ、賢くパワフルに進化したブラーバジェットm6、かなり良い仕上がりでしたので、とっても興味がわきました。それでは、また!