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健康と湿度対策には密接な関係があります
冬場に加湿器を使用して部屋の湿度を高めるというのはすでに常識になっていますが、ではそもそもなぜ加湿しなければならないのでしょうか。
冬はエアコンなどの使用で湿度が下がり気味です。一般的に、湿度が40%を下回ると目や肌の乾燥により不調を感じます。冬場は空気の乾燥に加えて、。身体の外側の問題だけではなく、より深刻な影響が及んでしまう部位があります。それがのどです。
のどの内側は粘膜でできており、表面は繊毛という細かい組織で覆われています。この繊毛には、のど粘膜に付着したウイルスや細菌をとらえて痰などにして排出するという重要な役割があるのですが、喉粘膜も乾燥によって荒れてしまい、繊毛の働きが低下することで風邪やインフルエンザといった病気にかかりやすくなってしまうのです。
我が家でも、冬場の健康対策としてカドーの超音波式加湿器 cado STEM 620 HM-C620-WH を購入しました。
いろいろな加湿器の中でも、cado STEM 620がオススメな理由5つ
加湿器には超音波式、気化式、加熱スチーム式、ハイブリッド式などの方式があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
超音波式でいうと、すぐ加湿が開始される、比較的小型化が可能で運転音が静か、消費電力が少ないなどのメリットがある反面、カビや菌の繁殖がし易い=掃除・お手入れが面倒というデメリットを持っています。cado STEM 620はこの超音波式ですが、デメリットを補い、さらに優れたオススメの理由が5つあります。
(ちなみに同製品の推奨使用部屋サイズはプレハブ洋室で17畳、木造和室で10畳です)
① 超音波式の弱点を補うフィルターカートリッジ&抗菌プレート
cado STEM 620は、超音波式の弱点を2つの工夫で解決してます。
1つ目が水槽内の特殊抗菌プレートで、水を注ぐだけでカビや細菌を99.9%以上除菌し、水槽内部が清潔に保たれます。また、抗菌プレートで除菌された水がミストとなって部屋中に降り注ぐことで、加湿しながら除菌してくれます。
2つ目はフィルターカートリッジです。タンクと水槽の間に装着することで、水道水の使用で問題になる、ホワイトダストと呼ばれる水道水に含まれるカルシウム成分を 99%以上抑制してくれます。
② 機能とデザインが直結した独特のスタイル
cado STEM 620は、一度見たら忘れない、独特の形状をしています。
丸い本体の上に、2本のパイプ形状のものが突き出しているのですが、透明で低い方は水を入れるタンクで、約2.3Lの水が入ります。もう1方の金属のパイプはダクトと呼ばれており、先から超音波で発生した細かいミストが散布されます。このダクトの先端が高い位置(床上85.5cm)にあることで、細かなミストが約2.2mの高さにまで噴き上がることで、部屋内部の空気の体流にのって全体に湿度を行き渡らせる効果があります。
③ LEDを活かした、わかりやすい状態表示
cado STEM 620には数値ディスプレイなどはありませんが、水槽内部に仕込まれたLEDランプで湿度の状態をわかり易く表示してくれます。LEDは加湿開始後、イエロー(乾燥)→グリーン(やや乾燥)→ブルー(十分な湿度)と変化します。レッドは給水が必要という印です。本体の表示を確認しなくても、遠くから一目で現在の加湿状態がわかるので、とても便利ですし、インテリアにも一役買ってくれます。
④ 高機能ながら簡単操作を実現する操作パネル
cado SETM 620もの操作パネルは独特ですが、一度覚えてしまえば非常に簡単です。円形ですが、基本的に中央および上下左右の4方向を押します。
真ん中が電源ON/OFFスイッチで、押すと動作を開始し、水槽内部に十分水が貯まると左のAマーク(オートモード)に切り替わります。通常は真ん中を押すだけでOKです。他の運転モードからオートモードに切り替える時は左を押します。
上:12時方向の数字に並んだ1/4/8はタイマーになっており、それぞれ1時間/4時間/8時間動作して電源がオフになるモードです。押すたびに1>4>8とインジケーターが移動します。
下:マニュアルモードです。押すたびに、間欠運転>弱>強とインジケーターが変化します。
右:急速運転モードです。2時間経過すると、自動的にオートモードに移行します。
⑤ 前モデルから改良されたメンテナンス性
最後に、前モデル610と比較すると620は主にメンテナンス性が改良されています。
まず、本体の電源コードがはずせるようになり、お掃除の時移動がしやすくなりました。
また、本体に関しても、トップパネルがアルミの1枚板になり、また水槽部分の角がなくなったため、どちらもかなり掃除がしやすくなっています。週1回以上のお手入れが推奨されていますので、こういったメンテナンス性の向上は非常に需要なポイントだと思います。
早速開梱~設置してみました
前のモデルを二子玉川の蔦屋家電で実物を見たことがあり、大体の大きさはわかっていたつもりなのですが、届いてみて箱の大きさにはちょっとびびりました。
ただ、これはダクトが長いのが主な原因で、設置してみるとそんなに大きくないと思いますよ!
上から時計回りにタンク、電源コード、フィルターカートリッジ、ダクトホルダー、上部パネル、本体となっています。上部パネルの上に乗っかっている青いものはおまけでついてくるフローラルウォーターでした(いわゆるアロマオイルは使用厳禁ですのでご注意)。
組み立てといっても下記の4ステップだけで非常に簡単でした。約3分ほどで終了しています。
- ダクトホルダーを本体に装着
- その上から上部パネルをかぶせる
- 小さい方の穴にダクトを取り付け
- 大きい方の穴にあらかじめフィルターカートリッジを装着したタンクを取り付け
12畳・1時間で湿度52%まで上昇!
水を入れて電源をオンしたところです。LEDが「やや乾燥」を示す、グリーンに点灯していますね。
ダクトからミストが出ているところを撮影してみました。ちょっと見にくいですが、結構しっかり噴出しています。
写真は12畳くらいの洋室でお昼に1時間15分くらい稼働させた時の湿度の変化です。32%はかなり低いのですが、使用後十分加湿されていることがわかります(本格的な加湿器を購入したきっかけで、温湿度計も購入してしまいました)。
お値段高めでも、満足度の高い加湿器
本体が約4.6万円、フィルターカートリッジは消耗品で1個6,500円くらいします。約6ヶ月の運転で交換ということは、加湿が11末月~4月頭まで必要と考えると(4月も結構寒いですよ)で1年に1個という感じでしょうか。
結構お高いとは思うのですが、それと引き換えに確かな加湿と除菌効果、インテリア性などを考えるとお値打ちな製品だと思いました。
ここまで読んで下さってありがとうございます! それでは、また!