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ども、デイブでございます。今日は、SUPER CLASSICから新しく登場した3製品のうち、まず「かわるビジネスリュックmini」の使用レビューをお届けしたいと思います。
さすがSUPER CONSUMER、ただ「かわりゅ」を小さくしただけじゃなかったね
サイズの制約の中で、さらにかわりゅの本質を突き詰めたデザインに仕上がってます!
ラッキーにも新しい「かわリュmini」をモニターとしてご提供いただきました。この記事を執筆している時点で約1週間使用しています。先日は宮古島旅行にもこれ1つで行ってきました。
短期間ですが「ビジネス」「休日の街歩き」「短めの旅行」~といろいろなシーンで使用してみて、今頭の中で一番ぴったりくるキャッチフレーズは、
かわりゅminiは【担い屋台】である
となります。理由については後程説明させていただくとして、かわりゅminiは、ただかわりゅが小さくなってただけではないという、このリュックの不思議な魔法について、ぜひご参考にしていただけると幸いです。
タップできる目次
かわりゅminiは企画開始から発売まで2年半かかっている
「マニアックな消費者のアイデアをカタチにするプロジェクト」、スーパーコンシューマーの2020年最新作は、2016年5月に発売された「かわるビジネスリュック」の小さいバージョンを開発する、というミッションに向けて、同作発売の1年後、2017年5月から企画がスタートしていたそうです。
私がブログをスタートしたのは2018年当初からで、ウルトラマンモデルの発表会から参加させていただいたのですが、ちょうどこの記事が2018年5月、つまりこのかわりゅの発売2年後のイベントの時には、すでに1年前からminiの企画が始まったんですね。モノづくりってやっぱ時間がかかりますね。
開発の経緯、というか紆余曲折の歴史はぜひSUPER CONSUMERのこの記事を見てみてください。完成品を手にしながら、そこに至るまでの議論の数々を読めるのはとても楽しい経験ですので。
かわりゅminiのすごいポイント3つ
前置きが長くなってしまいましたが、さっそくオリジナルのかわりゅとの違いを踏まえつつ、かわるリュminiの凄さをお伝えしたいと思います。
かわりゅといえば、①サイドからアクセスできる便利なコアポケットと、②がばっと開いて使いやすいメインコンパートメントが特徴だと思います。
しかし、今回はその便利さのエッセンスは保ちつつ、全体のサイズを変更することでまるで別物のビジネスリュックに仕上がっています。特にこの別物感を感じる主なポイントを3つピックアップしてご紹介したいと思います。
①L字に進化して自由を手に入れたコアポケット
左があたらしいかわるビジネスリュックmini、右はオリジナルのかわるビジネスリュックです(ウルトラマンモデル)。
こちらがかわりゅminiです。ノートPCを入れるとすく!っと立ちます。この立ち姿もかっこいいんですよね…
で、これが新しいコアポケットです。かわリュでは筒のような構造だったので、一杯入るのですがあまり入れすぎると奥のモノが取り出しにくくなっていましたが、今回かわリュminiではL字にがばっと開くので、上からも自由にアクセスできます!
L字なので、もちろん従来のようにリュックの横からコアポケットに手を突っ込むことができます。横置きだと、こちらが上部からのアプローチとして使用できるのもポイントですね。
触っていて大きいなぁは思っていたのですが、サイズをチェックしてびっくりしました。
全体的には高さ8cm、奥行き4cmもスリムになっているのに、コアポケットは奥行きの1cmだけ小さくなっているんですね!
そして、何より裏側が起毛生地になっているので、カメラやガジェット、スマホなどを収納するのにもってこいの場所になっています。
上記はかわリュminiのコアポケットにSONYのミラーレス一眼α7IIにTAMRONの28-75mm F2.8を装着したものと、もう1本同じくTAMRONの17-28mm F2.8の広角レンズを入れてみたところです。まぁ、正直楽勝ですね。
カンガルー持ちして、磁石式になっているフラップをくるっと回せば、このスペースでレンズ効果やバッテリー交換なんかは楽勝です。
これは飛行機の足元に置いたかわリュminiのコアポケットに入れたヘッドホン SONY WH-1000XM4を取り出したところです。狭い空間でも、上や横からコアポケットにアクセスできるので、こんなことも楽勝になりましたね。
コアポケットを制するものはかわりゅminiを制す、だね!
②横持ちの利便性とデザインが大幅アップ
かわリュminiは今回横持ちが本格的に使えるようになったのも大きいと思います。
横置きの、このスッキリしたデザインと佇まいは、まさかこのバッグがリュックだとは思われないと思うんですよねー。
リュックのストラップの部分も大きな工夫がされています。一番背中に近いところ、メインコンパートメントのフタのさらに外側に仕切りがあるのですが、なんとここにリュックのストラップをすっと収納できます。
細かい工夫なんですが、ストラップと仕切り部分にそれぞれ磁石が仕込んであり、ここがくっつくことでストラップが邪魔にならず、スッキリ収納できるんですよね。
これ、慣れるとスピーディーにかっこよく収納・取り出しできますよ!
あ、逆に横持ち用のハンドルは、使用しないときは面ファスナー付きのフラップのようなパーツでひとまとめにしておくことができます。これもまた徹底したこだわりですね。余計なものはすっきりしまいたい、というね。
③サイズは小さくなっても妥協のない各種収納
かわリュminiには、コアポケット意外に下記の収納場所が確保されています。
- メインコンパートメント
- 背面パネル裏ドキュメントホルダー
- 正面上ポケット
- 正面下ポケット
- PC用傷防止起毛ポケット
1. メインコンパートメント
メインコンパートメントは、コアポケットと場所を共有しており、容量を調整できます。かわリュとかわリュmini共通の特徴として、背中側のパネルががば!っと開くところですね。
2. 背面パネル裏ドキュメントホルダー
この、メインコンパートメントのフタになっている背面パネルの裏側も無駄にしていません。面ファスナーのストラップ付きで、A4サイズのドキュメントをおらずに持ち運べます。
ここのスペースに入れた書類などはメインコンパートメントの横のファスナーを開けるだけで、全部オープンしなくてもアクセスできるのでそこも便利です。
3. 正面上ポケット
さっと取り出したいものはここが便利ですね。コアポケットにアクセスせずとも、このファスナーを開けるだけで薄い財布や小さな財布、IDカードなど薄くてよく出し入れするアイテムはここを使用すると便利ですね。
4. 正面下ポケット
どこも無駄にしてませんね。ちょうど3.の下も1つポケットがあります。正面上ポケットよりはマチがあるので、私はキーケースや完全ワイヤレスイヤホンなどを収納しています。
5. PC用傷防止起毛ポケット
メインコンパートメントと、上記3および4のポケットに挟まれたスペースが上から下までストーンと広いノートPC用のポケットになっています。コアポケット同様、内側が起毛生地になっているのでノートPCをそのまま差し込めます。
私はここにLG gram 17という17インチのノートPCを収納していますが、ちょうどぴったりですね。この絶妙なサイズも素晴らしいです。
(実はここも使えます)リュックのベルト収納スペース
通常の使い方ではないのですが、実は背中に一番近いこの内側のポケットもさっと手持ちのものを収納するのには便利です。
私は、外出時のGoProとかコンパクトデジカメ、雨のときの折りたたみ傘くらいだったらここに入れちゃったりしてますね。そんな自由な使い方もできちゃうのがかわリュminiの懐の深さなんですよねー。
すごいね、miniになっても収納バッチリだね!
「担い屋台」感の正体
「担い屋台」というのは、江戸時代の夜そば売りが、担い棒の前後に振り分け式に背丈の半分くらいの長持ちを吊下げて運ぶスタイルの屋台です。
麺やつゆ、調味料、天ぷらなどの食材だけでなく、水や火鉢、食器などもすべて持ち運ばなければならないので、重量もかなりのものですが、やはり大問題なのはスペースですよね。この限られた収納スペースの中で、それだけのものを持ち運んでおそばを振る舞うというのはかなりの整理力が必要だと思います。
今回のかわリュminiは、かわリュよりもサイズはコンパクトになりましたが、その分横持ちでも使いやすいサイズを実現しつつ、またコアポケットをはじめ利便性を考え抜かれた様々なスペースが用意されています。
仕事に使うにしても、プライベートを楽しむにしても、家から離れてなにをどれだけ持ち出すのかは使う人間の判断に任されています。クルマなどとは違って、人間が担って運ぶとなれば、自ずと制限が生まれてきますよね。
かわリュminiは普通に今持ち歩いているものを適当につっこむだけだとその進化は発揮できないと思います。使用する人間が自分の職業や趣味、生活スタイルなどを考え抜き、ベストな組み合わせや収納方法を工夫したときに、期待以上の結果を返してくれるリュックだと思います。おすすめです!
そう、あなたが【かわりゅmini】を見つめるとき、あなたも【かわりゅmini】に見つめ返されているのです