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ルンバを家に迎えるということ
どもデイブでございます。今日は、現代の新三種の神器の1つ、ロボット掃除機の元祖、米アイロボット社の「ルンバ」をお借りする機会に恵まれましたので、がっつりレビューしてみたいと思います。
※アイロボット ファンプログラムの企画でルンバのモニターに参加しています。
モニタープログラムに応募した理由とは?
「導入したら手放せない」けど「導入するまでのバリアが高い」家電ってありますよね。それは、2018年だと先程も上げた「食洗機」「ホットクック」そして「ロボット掃除機」だと思います。
食洗機は「設置場所の確保問題」や「手洗い信仰」などがバリアになっているみたいですし、ホットクックも2.4Lの方は「5万円超えの価格」、「ほったらかし料理への抵抗」なんかがあるみたいですね。
一方ルンバ(以下、レビュー記事ですので固有名詞の『ルンバ』にします)も、①価格、②掃除機としての性能、③ルンバを有効活用できるように部屋を片付けるなどの前提条件をクリアして、初めて導入を決意するといった感じではないでしょうか。
導入した家庭からは「なくてはならない」と聞きますが、いざ自分の家で使うとなるといろいろ障害がある。でも、家事の負担を軽減するためには導入してみたい。特に、ホットクックを吐くまで悩んで購入し、いまやなくてはならない存在となった今、自宅でルンバをためしてみる機会があるのであれば、ぜひ!ということで今回申し込んでみました。
そもそもロボット掃除機とはなにか
ロボット掃除機は、高さ10cm、直径30cmくらいの円盤状の筐体が自走しながらホコリやゴミを吸引するもので、高性能な機種は本体周囲のセンサーやカメラなどを使って部屋全体をカバーしてくれるとう便利なガジェットです。
米iRobot(アイロボット)社の「ルンバ」は、そのロボット掃除機の元祖であり、ロボット掃除機の代名詞とも言える存在です。今回お借りしたのは、その中でも最上位機種の980というモデルです。
ルンバを家に迎える前にしたこと
ルンバが家に来ると決まってから、妻と二人で家族会議を持ち、どうやってルンバさんをお迎えするかを相談しました。せっかくのルンバさんに十分にその性能を発揮してもらうために、下記を行いました。
- ルンバさんが最大の面積を動き回れるように床置にしていた不用品を片付けた
- 不要な棚を粗大ごみに出した
- 家具の配置を変えて、ルンバが入りやすいようにした
お互いちょっと気が動転していたのか、なぜか2人でルンバさんが到着する日の前日に入念に掃除をするというあり様…あくまで掃除機なので、最大限に汚い状態からファーストアタックを決めてほしかった気もするんですが、なんかルンバさんに悪い気がして…しょうがないですよね。
到着したので早速開梱してみました!
おおっ、箱でか!比較のためにiPhone 8 Plusを置いてみましたが、あんまり意味なかったかな…
さらにオープンすると、こんな感じです。部品点数は意外に少なめで、
- ルンバ980本体
- ホームベースと電源コード
- デュアルバーチャルウォール x2個(単3乾電池 x 4本)
でした。モニタープログラムなので今回の同梱物はこれだけでしたが、商品には交換用ダストカットフィルター×2と、交換用エッジクリーニングブラシ×2も付属しています。
ルンバ980の本体はこんな感じです。かっこいい!中央にあるのはカメラです。ルンバ980は「iAdapt(アイ・アダプト) 2.0」という機能を搭載しており、このカメラと、底部に設置されたフロアトラッキングセンサーなどの多彩なセンサーの情報を総合して、フロア全体を把握するんですって!すげぇ…以前持っていた格安のロボット掃除機は、ただランダムな動きを繰り返してぶつかっては方向変換して、といった感じだったのですが、全然違いますね! 清掃できる面積は最大112畳(185㎡)広っ!
底面もすごくメカメカしいですね。まず左上の3本のびている「エッジクリーニングブラシ」が壁際や角などにたまったゴミを掻き出します。左右の大きなタイヤの中央にあるのが「AeroForce(エアロフォース)クリーニングシステム」がホコリやゴミ、髪の毛やカーペットに潜んだゴミもしっかり吸い取る仕組みになっています。
ルンバ大地に立つ
ちょっとマニュアルや公式サイトの動画を見ていたら興奮してきたので、まずはいきなり初回の掃除を開始したいと思います。
その前に、付属のデュアルバーチャルウォールに電池を入れ、上の写真のように玄関には入らないように見えない(ルンバだけにはわかる)柵を設置します。このデュアルバーチャルウォールってすぐれものでして、直線の柵を作るか、バーチャルウォール周辺に円を描くように立ち入り禁止区域をつくるかをスイッチ1つで切替られます。
さて、スタート!
本体よりちょっと広いようなベッドの隙間も果敢にせめてくれます。
こういうテーブルの脚の周囲の掃除はお手のものですね。
割と簡単そうな椅子の脚と脚の間は言うに及ばず、
こんな狭い棚の下の隙間とかも丁寧に、丁寧に攻めていきます。センサー完備「iAdapt 2.0」のおかげか、スピードに強弱がついていて、オープンスペースでは高速に、そして狭い場所に入る場合はスピードをおとしてさぐりさぐり、なんか非常に人間らしさを感じる動きだな、と思いました。
我が家は2SLDKで70㎡くらいなんですが、ホームベースを設置した向きが悪かったのか、ホームベースすぐ脇の部屋には入ってくれませんでした。それ以外の部屋はしっかり掃除してくれました。
バッテリーがなくなってくると、本体上部に充電のマークが点灯して掃除を終了します。そして、ご存知の通りルンバは自分でホームベースに帰るんですよね!その模様を、ほんの5秒くらいの短いですが動画にしてみました! 無事ホームにたどり着いた時の音がかわいいですね!
初戦の成績は…凄いなやっぱり!
保護者付きっきりの初陣を終え、ホームベースで充電しているルンバを見てしみじみ思ったんですが、いやぁ本当に隅々まで掃除してくれるんですね。
障害物の回避や、何回かくるくるしているうちに部屋の間取りを記憶してすっと通路の真ん中を移動する姿を見ていて、「ロボット掃除機の最高峰」の名は伊達じゃない!と思いました。で、結果なのですが。
※この後、スクロールするとダスト容器とゴミのアップが表示されますので、ちょっとスペースを開けます。モザイク無しでお見せしますので、お食事中とかの方はご注意ください!
…
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そろそろいいかな?
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いきますよ!
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うわ、汚っ! 使い始めはこのダスト容器も新品のようにキレイだったのですが、こんなに汚れちゃうものなんですね…
ステンレスの上にゴミをぶちまけてみました。これ、あくまで前日に掃除機&床の拭き掃除をした後、ですからね。普段、どれだけのホコリ・ゴミが見逃されているか、ということですよね。特に今回行った「前日の掃除」は決して手抜きではなく、先の細くて隙間も掃除できるようなノズルを付けた掃除機で結構しっかり掃除して、さらに雑巾で拭き掃除をした上で、の結果ですよ!
ルンバ980にもっと活躍してもらうためにしたこと2つ
初回はほとんどつきっきりで(笑)、遊び回る幼児を見守る親の気分でルンバの後をついてまわっていましたが、「これは改善しないとルンバ持ち腐れだな」と思ったポイントがありましたので、早速改善することにしました。それがこの2つです。
- ルンバが苦手なイーサネットケーブルを固定した
- iRobot Homeアプリをインストールした
①ルンバが苦手なイーサネットケーブルを固定した
我が家は、イーサネットケーブル2本と、HDMIケーブルを、いわゆる「LANケーブルモール」というものを設置して、部屋の壁際にまとめて置いています。裏面には両面テープが付いているので、剥離紙を剥がしてしまえがしっかり固定できるのですが、床に跡がのこるかも、というのと、ただ単純に面倒だったので、両面テープは使用せずにただ床に転がしている状態でした。
こんな感じ。段差自体はルンバ980にとっては乗り越えられない高さじゃないんですが、
この通り…固定されてないので、どこまでもケーブルモールを引っ張っていってしまい、動けなくなっていました。しょうがないのう…これ以外にも、「PS4のコントローラーの長いケーブル」や「扇風機の電源アダプタのコード」など、「細長いもので動いてしまうもの」はどこまでも引っ張ろうとしたり、タイヤに引っかかって動けなくなったりしたので、そういったものは床から離すか、逆に床にはがせるテープで固定してしまいました。
②iRobotホームアプリをインストールした
ルンバ980を使いこなすには、このiRobotアプリが必要です。同アプリを使用することで、本体の細かい設定が可能になります。例えば、①各種の掃除モードの設定や②自動運転のスケジュール設定が可能になり、また③本体の情報(メンテナンスが必要かどうか)のモニタリングもできるようになります。さらに、④ルンバに名前がつけられます!(これ結構重要かも)
注意点として、Wifi経由でルンバとスマホを接続するのですが、5GHz帯には対応しておらず、2.4Ghz帯の無線LANが必要です。
こんなふうに、ネットワークの設定が完了すればiRobotのセットアップは終了です。
左図のように、名前をつけられます。我が家では「ルンバ・ラル」とお呼びすることにしました。お手入れ情報を確認したところ、まったくお手入れ不要ですね!
こちらは清掃モードの設定画面です。カーペットの清掃をするときに、一時的に吸引パワーを上げるか(カーペットブースト)、最後に仕上げとして壁際や家具の足回りを清掃して仕上げを行うか、といった細かな設定もできます。
そして、これが注目の「週間スケジュール」設定画面です。すべての曜日で、オンオフとオンする場合の開始時間を記憶させておくことが可能です。うちの場合、妻の勤務が週3回なので、私も妻も外出していない曜日の朝にルンバ・ラル様に出撃していただくことにしました。さて、自動運転の結果はどうでしょうか?
ルンバ・ラル様出撃失敗…敵はなんと…
会社で勤務中、お昼休みのときにスマホに見慣れない通知が入っていました。iRobot Homeの通知だったので「あ、お掃除が完了したのかな?」くらいの気持ちでチェックしてみたら、なんと「停止!」という赤い三画マーク付きの警告メッセージではありませんか!!
つまり「10時に清掃を開始して25分の時点で、画面の赤い三画の時点を掃除しているときになにかがあって、右車輪が動かなくなってしまい、自動一時停止している」ということがわかります。
で、会社から帰宅して急いで該当の場所に向かってみると…
なんと、お風呂の前の脱衣場スペースで、私のおパンツ(失敬)を巻き込んで、動作を停止してしまっていたのでした。ごめん、ごめんよ…
まさかルンバ・ラル様に、ケーブル以外の天敵が登場してしまうとは。それもパンツって…通常は、脱衣かごの中にどさっ放り込んであるのですが、出掛けに急いでいたか、何かの理由でスウェットを巻き込み、その上にあったパンツが落下してさらにそれを巻き込んで…
まぁそのシーンの想像は不要だと思うのですが、ともかくも布やタオルが床に落ちていて、それも一方が固定されている場合は、ちょっと苦手な模様です。
それでも、やっぱ凄いよ、ルンバって!
まぁ、ちょっとしたトラブルもあったのですが、使い始めて3日、ルンバの威力をまじまじと感じ初めたところです。現時点で感じているルンバの効果ってこんな感じですね。
普段手の届かないところもしっかり掃除してくれるので、部屋の清潔感が増した
うちは夫婦共働きです。私ももっとちゃんと掃除を手伝えればいいのですが、なかなか…でもルンバなら、マップ付きで隅々までしっかり掃除してくれるのがわかるので、精神的にとても気持ちいいです。
キレイな部屋が保たれているので安心感があり、他の家事に手を掛けられる
この機械の力を借りても、というか借りるからこそ得られるクオリティ・罪悪感のない家事の生産性向上ってポイントが素晴らしいですね。そして、何より良かったのがこのポイントです
ルンバを活用するために、床置のものが少なくなって部屋がキレイに&広くなった
ホットクックを導入したときにも感じたことですが、今までどおりの生活の一部の手間を省いてくれるだけじゃなく、それを導入したことによって「生活が変わる・日常が変わる」。そんな力を持っているところが、まさに三種の神器のご利益って感じだなぁと思いました。「いつも清潔!」というのを、数字だけじゃなく、目でも、足でも、鼻でも体感できるのはすごいです。
今回のモニタープログラムは10月末頃まで続くので、まだまだ使いこなして、使い勝手の変化や、生活の変化などをアップできればと思っています!
[anker_robot]