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ども、デイブでございます。今日は、eMeet Lunaという会議用のスピーカーホンをレビューしたいと思います。eMeet社は中国深センに本社がある、スピーカーホンやWebカメラを開発・販売している会社です。
このご時世、どちらも非常に需要が高く、日本でもAmazonで購入できるので、結構注目が集まっている会社です。
以前、同じeMeet社のM2というスピーカーホンをレビューしたのですが、担当の方から「自信作ができたから、ぜひレビューして欲しい!」と1台送っていただきました。
直前にAnker PowerConfのレビューも行っていて、「コスパはAnker」「マイク・スピーカー音声はeMeet」という評価でした。まぁM2の実勢価格が21,500円なので、約11,682円のPowerConfと比較するは厳しいのですが…
で、eMeetの最新作eMeet Lunaはというとなんとクーポン分を差し引くと8,799円!まじか。それでいて、M2でも評価の高かった「VoiceIA」(そう、AIじゃなくてIAです)というノイズリダクション機能も引き続き搭載していると言うことで、またガッツリレビューさせてもらいました。
ガチンコ対決だね。実はこれを書いている時点でもう圧倒的勝者が決まっちゃってるんだけどね。
対決の結果をすぐにチェックしたい場合は一番下まで目次からジャンプしちゃってくださいね!
本レビューは、メーカー(eMeet)に商品の提供を受けて制作しています
タップできる目次
eMeet Lunaの主な機能
まずは、eMeet Lunaの主な特徴をまとめてご紹介したいと思います。
[richlist title=”eMeet Lunaのおもな特徴”]- 豊富な接続方法: USB・Bluetooth・音声入出力端子に対応(Bluetooth用USBコネクタ付属・本体下部に内蔵可能)。
- クリアなマイク音声: 3つの高性能マイクで360°をカバーし、半径約8~10mの範囲で収音。eMeet独自の音声信号処理技術VoiceIAでコピー機やエアコンのノイズ、キーボード音など、会議を妨げるエコーやノイズをキャンセル
- 複数人でも使用可能なスピーカー性能:本体上部に埋め込まれた360°スピーカーでどこにいても聞こえます。1台で5~8名が参加する会議で使用可能
- 連結機能:2台を連結することで、8~12名の参加する中程度の会議にも対応可能
- バッテリー搭載による長時間動作:2600mAhのバッテリーを搭載し、一度の満充電で最大15時間の連続使用が可能
- 軽量・コンパクト:直径12cm x 厚さ 3.65cm、重さ 300g
USBケーブルでPCと接続するだけで、ドライバのインストールなどは不要ですぐ使えます。Bluetoothで接続する場合、PCにBluetooth機能を備えていなくても、付属のUSBドングルでBluetooth機能を追加可能です。さらには音声入出力もあるので、
eMeet Luna vs M2 vs Anker PowerConf
これまで登場た、「eMeet Luna」および「eMeet M2」、「Anker PowerConf」の3機種のスペックを比較してみたいと思います。
スペック | eMeet Luna | eMeet M2 | Anker PowerConf |
---|---|---|---|
充電入力 | 5V/1A | 5V/1A | 5V/2A |
充電出力 | N/A | N/A | 5V/2.1A |
オーディオ出力 | 3W | 3W | 3W |
マイク個数 | 3 | 4 | 4 |
バッテリー容量 | 2600mAh | 2600mAh | 6700mAh |
充電時間 | 3~4時間 | 3~4時間 | 4時間 |
連続通話 | 15時間 | 12時間 | 24時間 |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 | 5.0 |
音声入力範囲 | 10m | 10m | 10m |
本体サイズ | 直径12cm x 厚さ3.65cm | 直径12.5cm x 厚さ3.5cm | 直径12.4cm × 厚さ2.8cm |
重さ | 約300g | 約282g | 約340g |
実勢価格 | 8,799円 | 21,500円 | 11,682円 |
Anker PowerConfの最大の特徴は、価格のやすさと、モバイルバッテリーでも超有名なAnkerららでは、大容量バッテリー搭載による「24時間連続稼働」と「他のデバイスへのチャージが可能」ですね。
一方で、eMeet M2は価格は高いのですが、VoiceIAによるエコー・ノイズキャンセリングが秀逸でマイク&スピーカーの音質が良かったです。相手にも聞きやすく、かつこちらも相手の声がよく聞こえる、特に人の声を人の声としてクリアに表現していたのはAnker PowerConfより確実に1枚か2枚上手でした。
eMeet Lunaのマイク&スピーカー性能をチェック(動画)
じゃ、eMeet Lunaは、eMeet M2の欠点だった価格を大胆にカットしたモデルですが、じゃマイク・スピーカー性能が良ければ優勝じゃね?ということで、実際に使用しているシーンを動画にしてみました。
Voice IAの圧倒的な性能! キーボードタイプ音が消える…
まず、eMeet Lunaの内蔵マイク性能と、Voice IAの性能とやらを確認してみました。確認方法は下記のとおりです。
- eMeet LunaをPCにUSB接続(前半)およびBluetooth接続(後半)
- Adobe Audition CCの音声入力でeMeet Lunaを指定
- Voice IAをオンオフしながら、10cm横のキーボード(Cherry MX 赤軸)をタイピングしたりしなかったりしてそれぞれの状態の音声をチェック
Adobe Auditionで録音した音声をビデオ編集ソフトで並べて動画を作成しました。音量以外のエフェクトは一切かけていません。
ぜひ聞いていただきたいのはVoice IAをONしたときの効果ですね。喋っていないときはほとんど無音レベルノイズもキーボードのタッチ音も消去されてます!
喋り始めると、キーボードの音も復活しますが、Voice IA OFFの状態よりは確実に抑制されていますね。多分、もっとガッツリノイズをカットすることもできると思うのですが、そうしてしまうと音声も大きく影響されてしまうので、このバランスになっているのだと思います。
スピーカーの音も十分きれいに聞こえてますよ
- (前半)声のチェック:eMeet LunaをUSB接続したPCでZoom会議室に参加同会議室にiPhone 11 Pro Maxで接続してiPhoneからしゃべる
- (後半)音楽のチェック:eMeet LunaをUSB接続したPCで音楽を再生する
- eMeet Lunaのスピーカーからの音声を、SONY α7IIIに接続したショットガンマイク(ECM-B1M)で録音
こちらも、動画編集ソフトでタイトルなどをつけましたが、音量以外は一切加工していませせん。
前半の喋りのシーンですが、自宅の寝室から普通に喋っています。多少声の音域以外をカットしているため、固めで、若干「けろっ」ぽい響きが聞こえるシーンもありますが、エコーもノイズも十分カットされていると思います。
後半の音楽のシーンは、ボリューム最小→最大→最小→最大→最小と変化させてみました。音が小さいときのホワイトノイズの確認のために、編集ソフトではなく実際にeMeet Lunaの音量ボタンで上げ下げしているため、背景に「ぽぽぽぽ」とか「こくこくこく」という操作音が入っていると思います。
こちらも優秀じゃないでしょうか。中音重視なのは声のシーンと同じ傾向ですが、かなり音量を上げてもビビってませんし、十分きれいに聞こえていると思います。
Voice IAの威力を見せつけるために、テレカンで「キーボードの音がうるさいと行けないので、AIを音にしますね」とい言っちゃったぜ
うざっ! 相手はそのウザさもキャンセリングしてほしかっただろうね…
eMeet Lunaのパッケージとデザイン
ここからは、eMeet Lunaのパッケージとデザインをチェックしてみたいと思います。
eMeet Lunaの同梱物はこんな感じです。左から、eMeet Luna本体、中央上がUSB Bluetoothドングル、下の左が3.5mmオーディオケーブル、右はUSB Type A to Cケーブル、そして右がUser Manualと説明書です。
USB Bluetoothドングルは、本体底面に収納できるスペースがありますので、置き忘れがありません。ただ、eMeet M2ではキャリングケースが付属したのですが、eMeet Lunaには付属していませんでした。
このように、底面側に120°間隔で3つのマイクがあります。
eMeet Lunaの名称は、このような角度だとわかりやすいですね。まさに月(Luna)のようなデザインになっています。
eMeet Lunaの各種操作方法
操作系は、eMeet Lunaの正面手前に並んだ7つのボタンで行います。各ボタンと、それぞれの動作は下記のとおりです。
# | ボタン | 動作 |
---|---|---|
1 | Voice IA | Voice IAのオン/オフ |
2 | 通話ボタン | 着信時に押す:通話開始 着信時2秒長押し:通話拒否 通話中に押す:通話終了 |
3 | ボリュームダウン | 押す:ボリュームダウン |
4 | ミュートボタン | 通話中に押す:音声ミュート |
5 | ボリュームアップ | 押す:ボリュームアップ |
6 | Bluetoothボタン | 押す:Bluetooth接続オン/オフ 2秒以上長押し:Bluetoothペアリング開始 |
7 | 電源ボタン | 電源オン/オフ |
一方、接続ポート類はすべて本体背面に並んでいます。こちらも、それぞれ番号を振ってみましたので、下記表と対応させてチェックしてみてください。
# | ポート名 | ボタンと動作 |
---|---|---|
8 | USB | USB Type-Cポート。充電およびPC等との接続 |
9 | AUX OUT/LINK | 3.5mmオーディオジャックによる音声出力 連結モードの際に使用(別売の専用ケーブルが必要) |
10 | AUX IN | 3.5mmオーディオジャックによる音声入力 |
11 | LOCK | 盗難防止用コネクタ |
eMeet Lunaを2台接続することで、1台の場合5~8人だった推奨使用人数を、8~12人まで拡張することが可能です(残念ながら、現在Amazonでは販売を確認できませんでした)。
eMeet LuneのBluetoothでの接続方法
USB接続や、3.5mmのオーディオジャックを使った接続は特に難しくないので、Bluetooth接続の方法をご説明しておきます。下記の4ステップ(3ステップ)で簡単に繋がります。
(もしデスクトップPCやノートPCにBluetooth機能が備わっていれば、ドングルを使用する必要はありません。STEP.2から開始してください)
本体底面に収納できるUSB BluetoothドングルをPCのUSBポートに装着してください。初めは時間がかかりますが、ドライバーのインストールは自動で行われますので何もしなくて大丈夫です。
- Mac OS:「アップルメニュー」→「システム環境設定」を選択、「Bluetooth」をクリック
- Windows:「スタート」 →「設定」→「デバイス」→「Bluetooth とその他のデバイス」をクリック
電源オンの状態で、Bluetoothボタン(電源ボタンの左)を2秒以上長押しします。すると、「ポン(エコー)…」という音がなって、LEDインジケーターが青く点滅します
先程起動しておいたBluetooth設定画面で、Bluetoothデバイスの追加を選択すると、周囲にあるデバイスの中でBluetooth接続できるデバイスの名前が現れます。「eMeet Luna」があるはずなので、それを選択して「接続」してください
eMeet LuneをZoomやMicrosoft Teamsで利用する方法
eMeet Lunaは、デスクトップPCやノートPCに接続するだけでドライバーなしでスピーカーやマイクとして認識されます。
ZoomやMicrosoft Teamsを起動した後でも、オーディオ設定の画面でeMeet Lunaを選択すればそのまま使用できます。
Zoomのオーディオ設定画面。プルダウンメニューの左に、それぞれスピーカーとマイクのテストができるボタンがありますので、これも活用してみてください。
Microsoft Teamsも同様です。画面中央、顔のアイコンのしたに歯車アイコンがありますので、それをクリックすると左にデバイスセッティング(Device Settings)のメニューが合わられます。一番上のオーディオデバイスでeMeet Lunaを選択すればスピーカーもマイクもeMeet Lunaが選択されます。
以上で完了です。これで、相手の声はeMeet Lunaから聞こえ、こちらの声はeMeet Lunaのマイクが伝えてくれます。
結論:今買うならeMeet Lunaで決まり!
色々テストしてみましたが、在宅で使用することを考えると、音質と価格のバランスが重要だと思います。、Anker PowerConfのモバイルバッテリー機能は面白いですが使用シーンが思い浮かびませんし、音質はちょっと残念でした。
eMeet M2は音質は問題ないのですが、価格が高いですね。そうなると、マイクもスピーカーも上出来で、値段が一番安いeMeet Luna以外の選択肢は無いと思います。Voice IAが音だと、ネットワークの状況によってはかすれてしまうシーンもあるみたいですが、ほとんどの場合テレカン相手から高評価をいただいています! おすすめです!
今ならお得なクーポンコードあります!(8月8日土曜日23:59まで)
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