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ども、デイブです。最近は自宅にこもってご飯、という方が増えていると思うのですが、こんな時実に頼りになるのがシャープの電気無水調理鍋【ホットクック】ですよね。
我が家でも、2年前の2018年の3月に購入していらい、私と妻で毎日のように稼働させていています。ハマりまくって、本ブログではホットクック関連で111記事、レシピでいうと124メニューを掲載しています。
本当に、自身を持っておすすめできる家電なんですよ!
でも、我が家のホットクックはもう4年前のモデルだよね?
そう、我が家のホットクック「KN-HW24C-R」(以下HW24C)というモデルは、2.4L(4~6人用)で、無線LAN機能搭載、メニュー表示が日本語という、当時は最上位の機種でした。
その後、2019年には現行の最新モデルの「KN-HW24E-R」(以下HW24E)が発売されたので、ずっと気になってたんですよね(モデル名の最後の「-R」は色なので、C→Eに2世代進化したんですね)。
「でも、気軽に購入できる金額ではないしなぁ…」と思っていたら、そんな悩みにピッタリのサービスが!
ブログ「言いたいことやまやまです」の著者で、先日東銀座にある「喫茶アメリカン」に関する愛があふれまくった電子書籍を出版した、やまま あきさんから教えていただきました。
タップできる目次
ホットクックはレンタルできるんです!
そう、それは「ホットクックのレンタルサービス」です。1000種類を超えるカメラ・家電が手軽にレンタルできる「Rentio(レンティオ)」さんに、なんと電気調理鍋のコーナーができており、ホットクックも一杯ラインアップされていました!
最新機種のHW24Eだけではなく、我が家で愛用しているHW24Cもラインナップされています。14泊15日レンタル料金はそれぞれ6,980円、5,980円(どちらも税込)となっています。
在宅も長引きそうですし、色々試せる良い機会だと思ってレンタルしてみました!
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あんなメニューや、こんなメニューで新旧モデル対決しちゃるぜ!
って、単純に料理を2倍作ってお腹いっぱい食べたいだけなんじゃ…
到着! 調理の前に改めてスペックを比較してみます
項目 | KN-HW24C-R 2017年モデル | KN-HW24E-R 2019年モデル |
---|---|---|
搭載メニュー数 | 155(自動130・手動25) | 155(自動130・手動25) |
設定温度(発酵・低温調理含む) | 35度~90度 | 35度~90度 |
メニュー名 | 日本語 | 日本語 |
予約可能メニュー数 | 38メニュー | 38メニュー |
予約調理最大時間 | 15時間 | 15時間 |
煮詰め | ✕ | ◯ |
好みの加熱設定 | ✕ | ◯ |
付属品 | 蒸し板、保存専用ふた、メニュー集 | 蒸し板、保存専用ふた、メニュー集 |
消費電力 | 800W | 800W |
サイズ | 幅 39.5 cm x 奥行き 30.5cm x 高さ 24.9cm | 幅 39.5 cm x 奥行き 30.5cm x 高さ 24.9cm |
電源コードの長さ | 約1.4m | 約1.8m |
重さ | 6.5kg | 6.5kg |
こうやって比較してみると、ほんと差分が少ないんですよね。「煮詰め」「好みの加熱設定」「電源コードの長さ」くらいでした。
レンタルしたHW24Eです。ダンボールから取り出す際に、ちょっと棚にしまったおいた鍋みたいな匂いがしましたが、内ぶたや内鍋など洗えるものを洗浄してからは新品みたいでぴかぴかになりました。
レンティオさんは貸し出し前に、キッチン用品は部品に合わせて食器用洗剤、漂白剤、クエン酸などで除菌洗浄しているとのことなので、衛生面でも安心です!
こちら我が家のHW24C。まだまだピカピカですが、フタを開ける時にキッチンの吊戸棚の下にぶつかってしまうので、左手前の部分がけずれちゃってますね…ごめんよ。
続いて、ハードウェアの方も比較してみます。ここからすべて,上が今回レンタルしたHW24E、下が我が家のHW24Cです。
内ぶたは、カレーや煮物など色が付きやすいものを密閉して調理するためHW24Cはゴムのパッキンが変色しちゃってますね。これはパーツとして購入できるので気になったら交換できます。
内鍋も、引きではあまり目立たないですが、しっかり年季入ってます。これも別途購入可能です。
と、ここまでほとんど違いが見いだせなかったんですが、メニューには私が気がついたところでは2点違いがありました。ちょっとまとめてみます。
- 「まぜる」が各項目を選択してから選ぶ方式になって1階層の選択数が減少
- 「画面濃淡」のメニューがなくなった
①は、たとえばHW24Cだと「手動で作る」>「煮物をつくる(まぜる)」と「煮物をつくる(まぜない)」の2行に分かれていましたが、HW24Eだと「手動で作る」>「煮物をつくる」>「まぜる/まぜない」となりました。選択肢が減って見やすくなった分、1ステップ増えています。
また、HW24Cには、液晶画面の表示濃淡を調整できる「画面濃淡」というメニューがありましたが、HW24Eではなくなっていました。これ、使ったこと無いので全然問題ないです。
正直、あんまり違いないねw
あとは「煮詰め」とか「好みの加熱設定」を試してみるしか無いね!
と思ったのですが、「好みの加熱設定」は自分が考えるホットクックの利点「ほったらかしで失敗なく、美味しいものが食べられる」とはちょっと離れちゃうんですよね…。色々細かく加減するのであれば、調理時間自体はフライパンや鍋をつかちゃったほうが早いことも多いので…
ということで、あくまで自分目線ですが今回は「煮詰め対決」としたいと思います。煮詰めはたしかに気になってました。
- 密閉された中での調理なので、煮詰まることがない
- 調理酒などを使ったレシピでアルコールが飛びきらない
これ。これを解決できるとなれば、ちょっと作ってみたかったメニューがありました。
煮詰め調理対決① たこと里いもの煮物(レシピ#125)
そのメニューの1つめが「たこと里いもの煮物」です。たこの旨味と、里いものとろみは、でテリテリになるくらい煮詰めたいし、そうじゃないとちゃんと里いもの中まで味が染みないとおもったたんですよね。
用意した材料・調味料は下記の通り。2人前になります。
- ゆでダコ 300g
- 里いも 500g
- 砂糖・酒・みりん 各大さじ3
- 醤油 大さじ1
- だしパック 1個
今回は調理対決のため、上記をホットクック1台分として、2セット準備しました。
材料を均等になるようにカットします。今回は重要な比較レビューでもあり、妻の全面協力をもらいました。妻:カット&計量・私:撮影でお届けしております。妻に感謝です!
HW24E(左)とHW24C(右)を並べて、カットした食材、調味料を投入します。
どさどさ。だしパックもそのまま入れちゃいます。ホットクックはほんとに簡単ですね。
調理開始です。「たこと里いもの煮物」は専用メニューがあるので、No. 048をキーパッドで選択して調理開始です!
通常メニューでいったん調理終了したところです。こちらはHW24E。
こちらはHW24Cの方です。この時点では見た目はあんまり変わりませんね。無水調理なので、調味料と食材から出る水分だけで煮ているので、そもそもレベル高いのですが、これをさらに「煮詰め」ていきます。
HW24Eに搭載された煮詰め機能は、フタをあけた状態で加熱ができる機能です。一方でHW24Cにはその機能がないので、条件を揃えるためにフタを閉めた状態の加熱延長をそれぞれ5分ずつセットしました。
フタを開けて煮詰めております! 煮汁がじゅぶじゅぶと煮立っているのがわかりますか? この間に、軽く混ぜたりできるのがいいですね。
5分といえどもしっかり煮詰まりました! 早速いただきます!
HW24E(左)とHW24C(右)の調理結果です。たしかにHW24Eのほうが色が濃くなっていますね。ちょっと見づらいと思いますが、HW24Cのほうが煮汁の量が多く、水分の蒸発が少ないです。
肝心の味ですが、これもまさに見たままでした。煮詰めても、この調理時間だと里いもの中までがっつり味が染み込んでいるとまではいかないのです。
しかし、煮詰めた方が、味も濃ゆいし、かつ全体の味のまとまりが良いです。加熱延長した方は里いもとタコそれぞれの食材の味がまだ残っている感じ、その違いを感じました。
煮詰め良さそうだけど、、まだちょっとわからないかな?
じゃ、第2弾対決いってみよー!
煮詰め調理対決② 豚の角煮(レシピ#126)
2日目は、煮詰めと言えばこれ「豚の角煮」を作ります。
用意した材料・調味料は下記の通り。各約2人前です。これも2セット用意しています。
- 豚バラ肉(かたまり) 450g
- しょうが・長ネギの青い部分
- 水1L
ここまでが下茹で用
- 酒 100ml
- 砂糖・しょうゆ 各大さじ5杯
- にんにく・しょうが 薄切り 各ひとかけ
- 水400ml
こちらは調理用です。
では、まず下茹でを「スープを作る(まぜない)」で調理時間30分で加熱します。
終了したら取り出して、肉を洗い、内鍋についてアクも洗っておきます。
こちらも、2セット調味料を用意して後半の調理を開始します! 改めて妻の協力に感謝!
きれいになった豚バラ肉と、残りの調味料を投入。
改めて「豚の角煮(メニュー # 068」を選択しHW24EもHW24Cも同時にスイッチオン!(古いかな?)
こちらも一旦通常メニューでの調理終了です。HW24E(上)とHW24C(下)ですが、もともとまぜないメニューなので、どちらも豚バラ自体にはあまり調味料が染み込んでないですね。
里いものときと同様に、こちらも、HW24E(上)は「煮詰め」、HW24C(下)は「加熱延長」それぞれ10分します。
HW24Eの方はざっくりお肉をひっくり返したり、沸騰している煮汁をお肉にかけたりしてみました。私はお肉をちょっと崩してしまったので、これは優しくやってあげたほうがいいですね。
完成しました。すでに見た目も全然違うのですが、お皿に盛り付けます。
これはかなり違いますよね! 色、煮汁の量もそうですが、お肉のサイズもぐっとしまった感じになっています。
ちょっとあまりに美味しそうなのでアップをw ちょっといぢりすぎましたけど、この破壊力あるビジュアル…
こちらはこちらでお店で出せそうな美しいルックス!
実食! これは確実に煮詰めたほうが美味しいです。煮詰めたほうがしっかり味が染みているので、ご飯にのせて食べても、焼酎のアテにしても優秀でした。豚バラのほろほろとした繊維質なお肉の部分、またとろっとろの脂身の部分もうまーでした。
これは煮詰めグッドジョブだね!
煮詰めは無水調理のメニューよりも、水分量の比較的多いメニューで真価を発揮するんだね!
ホットクック新旧対決:結果発表!
今回初めて「煮詰め」機能を搭載した最新機種をレンタルしてみました。正直、味そのものはある程度事前に想像していたとおりでした。でも意外な発見もありました。
それは、見ながら仕上げられる「安心感」ですね。ホットクックって、仕込んだら完成までほったらかしなので、フタを開けるまで中がどうなってるかわからないんですよね。
本来は、それが良いんです。それがホットクックのメリットでもあるんです。「どうせわからないから、他のことに時間を使おう!」となるのが良いんです。
それは確実なんですが、最後の最後、もうちょっと煮詰めたいと思った時に、加熱延長はまたフタを閉めてしまうので、再度ブラックボックスにお任せなっちゃうんですよね。
その点煮詰めはフタを開けた状態で最後の仕上げができる、自信をもって調理を終了できるのが良いと思いました。
じゃ、最新機種に買い換えるの?
今回の結論はNoだね。このままHW24Cを使い続けるよ
私の結論は、今回の時点では買い替えしないという結論になりました。差分の煮詰め機能などは十分魅力的であることを実機で確認できました。しかし、この機能のために、新たに新機種に買い換えるまでではなかった。それほど、現行のHW24Cが十分優れていると思います。
私はこういう結論でしたが、一方で、新しくホットクックの購入を検討されている方で2.4Lをチョイスする方の場合は話が違ってきます。
今Amazonでの実売価格は、煮詰め機能のある最新のHW24Eが64,036円(税込)、私も使っているHW24Cが56,000円と約8,000円の差があります。
家電量販店では、7万円でポイント10%くらいで、実質63,000円くらいになってますね。そもそもHW24Cは販売終了のところが多いです。
そう考えると、Amazonで購入できるとは言え、8,000円という差額なので、今から購入することを考えると、私ならちょっと頑張ってHW24Eを購入すると思います。これが私の2020年4月時点での結論です!
長くなってしまいましたが、この記事が、今ホットクックの購入を検討している方のお役に立つことを願っています。繰り返しになりますが、ホットクックは本当に良いものなので、ぜひ検討してみてください。
サイズとか、使い勝手を確認するためにレンタルしてみるのも良いと思います。レンティオさんのレンタルサービスを今回初めて使いましたが、予約も返却も簡単でした。万が一の保証もしっかりしているので、安心してして使用できますよ!
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