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【レビュー】Mu6 Space2はお手頃価格ながら、ノイキャンばっちりで音も良い、お値打ち完全ワイヤレスヘッドホンでした!

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ども、デイブでございます。今日は、Mu6ミュージックスの「Space2スペースツー」というワイヤレスBluetoothヘッドフォンをご提供いただきましたので、レビューしたいと思います。

Mu6 Space2:パッケージ

このSpace2、ただのワイヤレスヘッドフォンではなく、アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)がウリなんですよね。

ぱんだ㊙

ソニーとかゼンハイザーのやつ使ってるよね?

デイブ

それが、なんと「SONY WH-1000XM3」や「ゼンハイザー PXC 550-II Wireless」と比較しても結構魅力ある仕上がりだったんだよね!

そうなんです。正直、Mu6ブランドのヘッドフォンって初め試したので、どうかなぁと思っていたのですが、性能(特に音質とノイキャンの効き具合)、価格を考えるとなかなか良いヘッドフォンでちょっと驚きました(失礼)

ちなみに、ライバル2機種は下記でレビューしています。ご興味があったらご参照ください。

※このレビューは、メーカーに製品をご提供いただいて作成しています

Mu6 Space2とは?

Mu6 Space2は、中国深センにあるGenHighジェンハイ社が開発するノイズキャンセリング機能を備えたBluetoothワイヤレスヘッドフォンです。

スマホやPC、タブレットとはBluetoothで無線接続するので、煩わしいケーブルが扶養です。さらに、バッテリーを内蔵しており、Space2の場合なんと連続で20時間、音楽を楽しめます。

でも、それだけじゃないんです、Mu6 Space2の凄いとこって。代表的な特徴を3点ピックアップしてみました。

Mu6 Space2:本体
  1. 最大40dBの騒音をカットできる、ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能
  2. 耐久性の高いステンレスのヘッドバンドと、3Dタッチによる装着感・操作性の良さ=ずっとかけていたくなる心地良さ
  3. 音質・ノイキャンの効きを競合と比較した時の価格の安さ

この3つになります。最後の価格ですが、ソニーやBose、ゼンハイザーといった主要なワイヤレスヘッドフォンメーカーのノイズキャンセリング搭載ヘッドフォンの価格は3万円台後半~4万円台後半と効果です。

一方で、Mu6 Space2は現在クラウドファンディングサイトの「Makuake」で4月10日(金)~支援プロジェクトを開始しており、なんと先着30名の支援者は一般販売価格24,800円の40%割引、14,880円で入手できちゃいます。

本記事執筆時点で、すでに40%オフ枠30人、及び34%オフ枠100人は埋まってしまったので、今からだと28%オフ枠(17,856円)250名の枠が残っていますが、こちらも限定数に達してしまうと終了してしまうので、ぜひチェックしてみてください。

\最大40%オフ~先着・数量限定にて提供中!/

ぱんだ㊙

プロジェクト期間は5月29日までだよ!

Mu6 Space2主なスペック&競合比較!

Mu6 Space2の主なスペックを表にまとめてみました。いきなり、ライバル2機種と比較してみます。

比較した3機種:ゼンハイザー PXC 550-II、Mu6 Space2。SONY WH-1000XM3
左:ゼンハイザー PXC 550-II / 中央:Mu6 Space2 / 右:SONY WH-1000XM3
項目ゼンハイザー
PXC 550-II
Mu6 Space2SONY
WH-1000XM3
ノイキャン性能
(低1~3高)
2.52.5
Bluetooth規格5.05.05.0
対応コーデックSBC, AAC
aptX,aptX LL
SBC, AAC
aptX,aptX LL
SBC, AAC
aptX,aptX HD, LDAC
自動再生・停止
タッチ操作
NFC
音声アシスタント対応
接続・充電端子USB Type-CUSB Type-CMicro USB
連続再生時間(無線)20時間20時間24時間
重さ227g295g255g
実売価格Amazon
42,000円
Makuake
14,800円~
Amazon
32,482円

どうでしょうか? 一番上のノイズキャンセリング性能は当方の主観によるものです。Mu6がちょうどゼンハイザー同じくらいで、SONYはその上といったところですね。SONYのノイキャンの効きはまさにブラックホール並なのですが、そこまでは行かないまでもしっかりノイズを消してくれます。

Mu6 Space2のみ実現している機能などもあって、このスペック表を見る限りでは価格の安さもあってなかなか期待できると思います。

それでは、ハードウェアや音質などをチェックしていきます!

Mu6 Space2のパッケージ内容

ここからはまずパッケージや同梱物をチェックしていきましょう。

Mu6 Space2:キャリングケース

本体パッケージの中にはこのキャリングケースだけが収納されていました。しっかりした素材のケースで、強めに押しても軽くたわむくらいです。

Mu6 Space2:キャリングケースに収納した所

オープン! 本体がイヤーカップを並行にして折りたたまれて入っていますね。真ん中に、USB Type A to Cの充電ケーブルと、3.5mmのオーディオケーブルが収納されています。

Mu6 Space2:本体の重さは295g

重さも実測してみました。295gは先程の表で比較すると重いほうなのですが、実際はあまり感じませんね。

Mu6 Space2のハードウェアとデザイン

Mu6 Space2で特徴的だなーと思った機能を何点かピックアップして見たいと思います。まずは、イヤーカップやヘッドバンド周りから。

装着・脱着感知機能を備えてつけ心地が良いイヤーカップ

Mu6 Space2:イヤーカップ内部

Mu6 Space2の本体です。L(左側)/R(右側)が大きく書かれていて、わかりやすくて良いですね。Lの文字の上に見えているのはあるのは装着状態をチェックしているセンサーでしょうか。

非常に柔軟で耐久性のあるヘッドバンド

Mu6 Space2:ヘッドバンドは非常に柔軟で強靭
画像引用元:Makuake mu6 Space 2支援プロジェクトページより

上記アニメーションはMakuakeの公式サイトから引用させていただきました。ヘッドバンドの部分はステンレスでできていて、上記のように非常に柔軟な作りになっています。側圧もきつくなく、長時間の着用に耐えます。

日常的に多用していると、ふとした瞬間に不用意な力がかかってしまうことがあるので、ヘッドバンドで力を吸収・発散してくれるのは安心です。

直感的でわかりやすい左イヤーカップ

Mu6 Space2:左カップ部分各種解説

ボタンやコネクタはLと書いてあるイヤーカップに集められています。

名称
ノイズキャンセリング(ANC)ボタン
電源ボタン
USB Type-Cコネクタ
3.5mmオーディオジャック

3Dタッチによる各種操作が可能な右イヤーカップ

一方で、右カップの表面には3Dタッチと呼ばれるセンサーが仕込んであります。

Mu6 Space2:右カップは3Dタッチ対応で操作可能

音楽再生中での操作は下記のとおりです。

動作アクション
上下にスライドボリュームアップ(上)・ダウン(下)
左右にスライド前の曲(左)・次の曲(右)
(左=前から後ろ / 右=後ろから前)
中心をタップ再生一時停止・再生

直感的な動作なので、迷うことはないのですが、耳に装着した際に「手が想像する上下左右」と、「実際の上下左右位置」が若干異なる(後頭部側のちょっと高いところから、顔面方向に下がる感じでなぞる)のを覚えてしまえばばっちりです。

Mu6 Space2:3Dタッチ操作方法
画像引用元:Makuake mu6 Space 2支援プロジェクトページより

あと、「さっとなぞる」よりは、上記公式サイトのように、「カップの端から端までなぞって指を止める」ほうがしっかり反応してくれます。

さらに「中心をタップ」は「1本指で中央部分をタッチ」するよりも「手のひら全体で右のカップの表面を触る」ほうが効きますのでお試しください。

装着・脱着を感知して自動再生・再生停止が可能

かなり便利だな、と思った機能がこの自動再生・再生停止機能です。具体的には、音楽を再生している時に耳から外したり、首に落とすときってあると思うのですが、この時わざわざ再生停止をしなくても、音楽の再生が一時停止します。また装着すると再生開始してくれます。

ゼンハイザーの場合は、イヤーカップ部分をひねることで(収納する時に行う動作)、電源がオフになって事実上再生停止になりますが、その場合再開時はもう一度ペアリングからになります。バッテリーの保持という意味ではこちらのほうが優れているのですが、ちょっとしたつけ外しであればMu6 Space2のほうが便利ですね。

Mu6 Space2ノイズキャンセリング性能は?

Mu6 Space2のウリがこのアクティブノイズキャンセリング性能ですね。スペックシートでは、平均-29dB、最大で-40dBのノイズ削減効果をうたっています。

Mu6 Space2:-40dBのノイズキャンセリング解説図
画像引用元:Makuake mu6 Space 2支援プロジェクトページより

公式情報ですが、-40dBは「電車の中の騒音が図書館なみに静かになる」そうです。実際私が使用した感じでも、ノイキャンが動作した際のノイズの静まり具合は図書館を彷彿とさせるくらいのはっきりした効果があります。

ノイキャンが強い機種にありがちな、深海に行ってしまったような圧力も感じませんし、音質の変化もありません。逆に、オフ→オンの時にさっと音場が広がったような、耳が楽になる感じがします。これは本当によくできたノイズキャンセリング機能だと思います。

(コラム)本機のノイキャンモード設定が大正解な理由

これは小ネタですが、本機のANCボタンは、押すたびに「トランスペアレンシー(外音取り込み)、→ノイズキャンセリングオフ→ノイズキャンセリングオン→トランスペアレンシー」と動作が変化します

「トランスペアレンシーモード」は、外音をノイキャン用のマイクから取り込んで、ブーストして耳に届けるので、一番外音が強調されるんですよね。

で、そこから次の「ノイキャンオフ」になると、外音強調はなくなります。もともと耳全体をしっかり覆うイヤーカップ形状なので、そこで結構ノイズがなくなっちゃうんですよね。で、そこから更に1プッシュで「ノイキャンオン」になるんです。

これ、「外音強調から一気にノイキャンオンにいけたらなぁ」と思ってたのですが、これ毎日使用していたらこの設定が正しいのよくわかりました。ノイキャンモードを変更する殆どのケースが、ノイキャンオンで音楽などを聞いていて、お店の会計や駅のアナウンスなど、外音をさっと聞きたい場合なので、この順番でOKなんですね。

外音取り込みモード、めんどくさいと使用しなくなるのですが、本機は本当に使えるモードなので、毎回ちゃんと使ってます。

Mu6 Space2の音質評価

最後に、いつもの視聴曲で音質をチェックしてみたいと思います。音質についてはあくまで個人の感想ですし好みの問題も大きいのでなので(以下、略)。下記にSpotifyのプレイリストを貼っておきます。

Channel Tres 「Jet Black」

本機は40mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しているのですが、まず全体的に感じるのは「大口径ドライバーによる広めで余裕を感じる鳴り」「低音~高音までゆったり鳴らすバランスの良さ」です。

この曲のオープニングの太いベース部分で、低音部に対する癖とか特徴をチェックしているのですが、ちゃんと低音の厚みを楽しめながらも曲全体としてバランスよく、広く鳴っていて聞き心地が良かったです。

ホセ・ジェイムス 「Just The Two of Us」

ボーカルは、しっかりセクシーに聞こえます。ノイキャンのおかげで、小音量でも楽しめるのですが、変な癖や偏りが無いので、ぐっと大きめの音で聴いてもうるさくなく、楽しく聞けました。あんまり得意とか苦手なジャンルはない感じですね。

マーカス・ミラー 「Trip Trap」

この曲でもバランスの良さを実感しました。スラップベースが主役なのですが、曲としてのまとまりがちゃんとあって、でもスポットライトが当たる時はしっかり当たる感じ。いや、よくできたヘッドフォンだと思います。

デュア・リパ 「Swan Song」

曲の世界観と拡がりを本機はちゃんと表現できていると思います。ボーカルが大地の鳴動みたいに低音で刻まれるビートのおかげで、ドライバやイヤーカップが耳元で物理的にボコボコ振動するのが面白いです。

最後にまとめです。音質の特徴としては、「バランス良し。高音・中音は素直になっていて、低音がちょっとふくらむ」感じです。スピードとかキレはそれほど感じないのですが、まとまりの良さで楽しく聞けますね。

Bluetooth接続のワイヤレスヘッドホンであり、価格が1万円後半くらいだと考えると相当良い印象です。これはおすすめできます。

Mu6 Space2まとめ

レビューを開始するまでは、知らないメーカーだし、他にかなり評価の高いワイヤレスヘッドホンを所有しているので、ちょっと厳しいかなと思っていたら、あっさり裏切られちゃいました。

Mu6 Space2:イメージ画像

この価格でこの音質と操作感の良さはかなり良いと思います。もし、ノイズキャンセリング機能が重要で、かつ音質も譲れないけど3万円~4万円はキツいなーと思っているかたがいらっしゃったら、ぜひ候補に入れていただきたいと思います。それでは、また!

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