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どもデイブでございます。ついにあのHUAWEIから日本語に完全対応したアクティブトラッカーが発売されました。その名も「HUAWEI Band 4」。今回は、同製品の競合となるXiaomi Miスマートバンド4を24時間・365日つけっぱなしで生活している私が、HUAWEI Band 4の機能や使い勝手を隅々までチェックしたいと思います。
どちらも4~5,000円くらいだし、カラー液晶だし、機能も同じようなもんなんじゃないの?
ふふーん、そう思うでしょ。でも、細かくチェックすると結構違うんだよね!
タップできる目次
まずは現時点の結論から!
今回は、まず現時点で私がどちらをおすすめするかをお伝えします。それは、今の時点ではちょっとの差ですが「Xiaomi Miスマートバンド4」になります。 Miスマートバンド4から見た、HUAWEI Band 4のお勧めポイント・イマイチポイントは下記のとおりです。
オススメポイント
- 充電コネクタが不要で本体をそのままUSBにさせる
- 睡眠トラッカーのTruSleepの情報が細かい。二度寝や昼寝もきちんと睡眠時間にカウントする
- スマートウォッチ側に睡眠時間が表示される
イマイチなイント
- 液晶が荒い
- 文字盤のカスタマイズが可能なのはAndroidアプリだけで可能
- トラッキングが3軸(Miスマートバンドは6軸)
- バッテリー容量が小さい(HUAWEIは91mAh、Xiaomiは135mAh)そのため動作時間がHUAWEIは約9日間、Xiaomiは約20日間
- 音楽コントロールがない
以上です。やはりバンド内蔵のUSBコネクタは技アリですし、睡眠トラッカー「HUAWEI TruSleep」のトラッキングの細かさ、計測結果と実感の一致などは良いと思います。一方で、バッテリーの持ちが短い、液晶がちょっと荒いみたいな、ちょっとソフトで改善が難しそうなマイナスポイントも気になりました。
(完全日本語化はHUAWEI Band 4のメリットだったのですが、Miスマートバンド4も日本語版が登場したので、このメリットは失われてしまいました…)
人によって、気になるポイント、気にならないポイントは異なると思いますので、下記の各項目で詳細をチェックしてくださいね!
HUAWEI Band 4のパッケージ内容
こちらが「HUAWEI Band 4」のパッケージです。
充電用のUSBコネクタをバンドに内蔵しているので、ハードウェアは時計本体のみですね。シンプル!
左の写真がUSBコネクタになっています。反対側も同じ内側のポッチを押すと簡単に外れます。同じ形状ですが、そちらの方は電極になっていません。
Xiaomi Mi Bandは時計ユニットのみが外れるので、アクセサリーも多数発売されていますが、HUAWEI Band 4は時計ユニットの仕組みに合わせて作成する必要があるので、作るのは難しいと思います。
一方で、このようにすでに完全日本語化しているのは嬉しいですね。
HUAWEI Band 4の7つの主な機能
簡単に充電して、早速HUAWEI Band 4の主な機能をチェックしたいと思います。
こちらがホーム画面ですね。画面全体がタッチパネルになっており、
- 上下方向のスライド
- 画面のタップ
- 下の角丸部分をタップすると「戻る」
という操作が可能です。ホーム画面をタップすると、したに見える横長角丸の部分がタッチパネルになっていて、ボタンの役目をモノクロのインフォメーションウィンドウに移行し、Bluetoothの接続状況やバッテリー残量、メッセージの着信、一番下が本日の天気をさっとチェックできます。
現状はAndroid版だけの機能になりますが、このように文字盤ギャラリーが表示され、好みのものをインストールできます。右に表示しているのは、そのうちで天気の常時表示がされている「Life 1.2」という文字盤を適用したところです。
任意の画像のアップロードや、文字盤に表示する要素のカスタマイズなどはできないので、今の所セットされた組み合わせでしか適用デキないのですが、こちらも今後のアップデートに期待したいと思います。
①毎日の活動
この画面では、毎日設定した歩数目標に対して、その時点で何歩歩いていて、それが目標に対して何%か、というのをチェックできます。タップすると右の詳細画面が表示されて、細かい歩数や消費カロリー、移動距離などをチェックできます。
②心拍数モニター
心拍数は、アプリで設定することで、常時計測することも可能ですが、HUAWEI Band 4のこのメニューで任意のタイミングで計測することも可能です。約8秒くらいで計測が終了します。バンドと腕の間に隙間が会ったり、逆に強く締めすぎたりすると正しく計測できないので、程よい感じに装着してください。
ちなみに、Xiaomi Mi Band 4と同時に装着したところ、スコアはほとんど同じでした。
③スリープトラッカー
このように、昨晩の睡眠時間をウォッチ上で簡単に把握し、詳細なデータとともにチェックできます。
メインのスリープトラッカーの画面はこのようになります。実際の睡眠状況がどうだったかというと、入眠はたしかに夜中の1時16分前後だったのですが、朝はいったん7時40分頃目が覚めたのですが、そのまま浅い意識の中で値落ちして、完全に起床したのは8時40分頃でした。
HUAWEI Band 4は、二度寝を睡眠とカウントし、Xiaomi MIスマートバンド4はカウントしていないという点ですね。感覚的にはHUAWEI Band 4 の方が近いです。全く動かず、むにゃむにゃしていただけなのでまさに二度寝の状態です。データの細かさも、HUAWEI Band 4のほうが優れていますね。 これはHUAWEI Band 4の方が優れていると思います。
④ワークアウト
HUAWEI Band 4では、現在下記の9種類のワークアウトのカロリー計算が可能です。
屋内ランニング | 屋外ランニング | 屋外ウォーキング |
屋内ウォーキング | 屋外サイクリング | 屋内サイクリング |
ローイング | エリプティカル | 自由訓練 |
ちなみに「エリプティカル」は、アイコンでは一番左の回転するステッパーみたいな器具を使ったトレーニングですね。登山みたいな動きで鍛えるものです。
⑤メッセージ(通知)
メッセージはXiaomi Mi Band 4よりもちょっと良い点として、メッセージ着信件数が表示できること、また「タイトルリスト表示」→「タップで個別メッセージ表示」と複数メッセージの閲覧が楽になっています。これ、Mi Band 4は本文をいちいちスライドしないと全体を把握することはできません。
ただ、ここで画面解像度の問題がでてきてしまいます。解像度が荒いため、せっかく全体の視認性は良いのに、肝心の文字が読みづらいという結果になってます。
⑥その他設定から呼び出せる機能
その他のメニューから、ミニツールみたいなものを呼び出せます。
左は文字盤(ウォッチフェイス)の変更画面です。HUAWEI Band 4には、予め3つのウォッチフェイスが内蔵されています。Android版のHUAWEI Healthアプリからインストールした文字盤はこちらで切替可能です。
シンプルな機能ですが、ストップウオッチやタイマーも便利ですね。特にタイマーは、電車での移動で到着駅での寝過ごしを防ぐためにさっとセットしたりしてます。また、更にお世話になっているのが「スマートフォンを探す」です。これをタップすると、スマートフォンで音を鳴らすことができ、見つけやすくなります。
⑦システム関連
システムからは、リセットや再起動、電源OFFなどが行なえます。「規制情報」は言い換えれば技適情報です。
総務省の技適を受けた機器の検索情報をチェックすると、下記のように確認できました。
HUAWEI Healthcareとのペアリング手順
HUAWEI Band 4とスマホをペアリングするのは、「Huawei Health」というアプリを使用します。iOS版がこちら、android版がこちらからダウンロードできます。
起動すると、まず「Huawei ID」というアカウントを作成されるように促されます。FacebookやGoogleでの認証もできるみたいですが、iOS版ではうまく動作しなかったので、新規にHuawei IDを作成しました。
すると、左の用にデバイスとの接続画面に移行します。この際に、デバイスリストを最新のものに更新しているようでした。一番上にHUAWEI Band 4が登場するので、タップして選択します。
ペアリングが終了すると、ホーム画面に移行します。次回以降は、起動するとこちらのホーム画面が自動的に表示されます。他に「発見」と「デバイス」というボタンが並んでいて、「発見」では活動量のデータ表示、ワークアウトの開始・終了、またトレーニングの計画などを入力・閲覧できます。
「デバイス」をタップすると、まずデバイス選択画面が表示され、その後で各種の詳細な設定が行えます。
睡眠モニターの「HUAWEI TruSleep 2.0」や心拍数モニターの「HUAWEI TruSeen 3.5」 の細かい設定もこちらです。心拍数上限を設定して、異常な心拍数を警告する機能はぜひ設定しておきたいですね。
また、ウォッチフェイスをスライドした時にどんなメニューをどの順番で表示するか、あるいはスマートフォンからの各種通知のOn/Off(アプリケーション毎設定可能)、通知を行う時間の設定などもこちらから行えます。
HUAWEI Band 4まとめ:もう一段階のバージョンアップに期待!
以上がHUAWEI Band 4のファーストインプレッションとなります。価格・性能などを総合して、現時点でのベストチョイスであるXiaomi Miスマートバンド4とどうしても比較しまうので、その点で見劣りする部分もあるのですが、決定的な差ではないと思います。
特にバンドのみでUSBで充電できるのは、ライバルを研究し、よくできている差別化ポイントだと思いました。また、スリープトラッカーも情報量が多く、良くできていると思います。
ハードウェア的に難しい部分を除けば、バージョンアップによって、さらに機能が追加できると思いますので、それに期待したいと思います。今日から、「左手にアクティブトラッカー2本装着しているマン」として、頑張ってロードテストしたいと思います!それでは、また!
もし、Xiaomi Miスマートバンド4に興味がある方は、こちらの記事をご参照ください。かなり詳しくレビューしています。
HUAWEI Band 4 Pro発売開始!
2020年1月17日に、HUAWEIが最新アクティブトラッカー「HUAWEI Band 4 Pro」を発売開始しました。本ページでご紹介してる無印から機能強化を果たし、かなりパワーアップアップしています。ご興味のあるかたは同製品もチェックしてみてください。
「HUAWEI Watch GT 2e」発売。ウォッチタイプで約2週間連続動作可能!
2020年4月にHUAWEIは同社のウォッチタイプの新作「HUAWEI Watch GT 2e」を発売しました。ウォッチタイプで大きく見やすいディスプレイやGPSなど最新のセンサー満載、それでいてなんと実測値で約2週間充電不要とかなりの完成度を誇ります。価格は約2万円ですが、こちらも要チェックだと思います。
「現時点の結論」に書いてある理由がロボット掃除機の内容なんだけど?
てふてふさん、ご指摘ありがとうございます! すいません、別の記事のもので上書きしていました、修正しましたのでよろしくお願いいたします!